1998 タイムライン分岐

タイムライン分岐ってなんぞや

1998年カノンの世界(K-998等と呼称される)は、全ての作品が同一のタイムライン上に存在しているわけではない!

  • 単純に150記事もあって全部同じ世界ってのは無理あるよね
  • メタ的には、執筆時に参考にした記事の組み合わせの違い(=ヘッカ取捨選択の過程の違い)によるタイムライン逸脱が多い
  • 作中世界視点だと、時空間移動が可能な存在を視点に置いた記事でこの分岐に触れられることがあったりなかったりする
  • 単なる「CK-クラスシナリオ」とはまた少し異なる概念かも

「タイムライン分岐」に触れた記事の例

  • 進望淵旅
  • グラビタス・グラダリス
  • SCP-2043-JP
  • SCP-2912-JP
  • UIUファイル: 2001-745
  • 20XX年、ある休日

などなど

著明な分岐箇所

イベント・ペルセポネ

  • 1998年カノン自体の起点であり、殆どの所属作品でこの事件は前提とされている
    • 例外となるのは、そもそもがパロディ記事であるSCP-1710-JP-Jくらいか

マンハッタン・クライシス

  • 連作「マンハッタン・クライシス」内の記事は全て同一タイムラインである
  • 2001年以降を舞台とする記事の殆どではマンハッタン・クライシスの存在を採用している
  • 一方で、マンハッタン・クライシスにおけるIFルートを明確に打ち出した記事もいくつか存在する
    • 「財団 SCP-606-JP“拷問教会”の機密指定を解除」はIFであると公言されている
  • 「UIUファイル: 2001-745」では、時間遡行者バシャールが見た過去のマンハッタン・テロ事件の様相が一部語られている
    • このバージョンのテロ事件ではCIがヴェール崩壊前の秩序を取り戻そうとしたのに反発する緋色の王が正常性維持機関側に味方したため、ブロークン・ガンダムが出てこない
    • バシャールがもともと居たタイムラインはサハラ戦争シリーズなどに連続しており、それらの作品は本来のマンハッタン・クライシスを前提としない

トンガラシ翁

  • 討伐の一部始終を明確に語った記事がないため、討伐主体の設定が記事間で異なる
    • 根幹記事である「20年目の夏、スペイン」では、翁はスペイン軍・伝承部族義勇連合に討伐された
    • 一方「にんげんの息子」では翁を倒したのは多国籍軍であり、その後スペインは内戦状態に陥っている

東京事変

  • 採用の有無が最も激しいイベント
  • 現実における日本の中心・東京の崩壊そのものを描くイベントである関係上、これを採用すると日本の国体が大きく変化してしまう
  • シーズン2017に所属する記事は言わずもがな全て東京事変が発生しているが、その被害規模に関しては意外と統一見解がない
    • 「千葉県浦安市で[ハハッ]が児童を襲撃」と「第一級異災特区での別次元・空間探索産業について」を比べると差がわかりやすい
  • 一方で、明確に『東京事変は発生しなかった』とする記事もある
    • 白枝三部作のうちSCP-2042-JPはそもそも舞台が東京であり、SCP-2043-JPでは事前に『世界線の切り替わり』が発生していたことが語られている
    • SCP-2042-JPの舞台となる花籠学園が関与する作品群(「花籠シンドローム!」等)も、同じく東京事変は不採用である
    • また、人妖大戦シリーズ所属作品や「グラビタス・グラダリス」でも東京事変の設定は採用されていない
  • 上記の花籠学園の存在から、便宜上、東京事変が発生するタイムラインを「事変ルート」、発生しないタイムラインを「花籠ルート」と呼ぶことで区別する場合がある
    • なお、後者の正式名称は「花籠タイムライン」である(「多要素共生社会の工場見学」で登場)

二大陸正常回帰事件(2019CK)

  • 世界観上でも最大級のCKクラス事象であるが、現時点だとこれを明確に不採用としている記事は意外と無い
    • 規模がデカすぎてあまり触れられてこなかっただけとも言う
  • 勿論、CK発生前と発生後のアフリカ&南米の存在を分岐タイムラインと見なすことは可能である
  • 2019CKに付随するサハラ戦争シリーズは、ルートが複数ある
    • 実は概念初出である「WPhO新基準 最初の医師国家試験、相次ぐ不正行為」が仲間外れ。この記事はマンハッタン・クライシスが正史状態でないと成立しないためである
  • 気になるのがオルタナティブ・コロンビアとの並立関係だが、これに関しては『現実のコロンビアが正常化しても、オネイロイと化したコロンビアはそのまま残る(実体を捨てて完全な夢となる)』として両立させる構想があるようだ

長野市AFC殺傷事件

  • こちらも、発生の有無でタイムラインが分かれている
    • 「The “F” 2045年11月号」では、この事件は発生しなかったことになっている。なお同作では花籠ルートであり東京事変も不採用である
    • 一方、「多要素共生社会の工場見学」は同じく花籠ルートであるが、こちらではAFC殺傷事件が起こっている

サイト-81Q5現実崩壊事件

  • SCP-2041-JPは白枝三部作であり東京事変は起こっていないことになっているが、事変ルートであってもサイト-81Q5自体は成立している
    • 東京事変と81Q5崩壊が同時に言及される記事としては「Yakushiに談合及びカルテルの疑い 公取委が立ち入り検査」が挙げられる

軌道エレベーター因果撹乱事件(2070CK)

  • 作中世界観におけるタイムライン分岐の元凶…になる予定
    • かいつまんで言うと、『「軌道エレベーターが2070年に完成する」という結果を得ることができる歴史が出現するまでタイムラインガチャを繰り返している』…と形容することができる
  • 既存分岐の中で例示すると、サハラ戦争ルートではホモ・サピエンス衰退により軌道エレベーターが完成しないため、最終的にこの分岐ルートは切り捨てられる
    • この経緯が「UIUファイル: 2001-745」で触れられている
  • 「20XX年、ある休日」では、高次元マンションに人類の生存圏の拡大という役目を奪われ、建設が中止とされる可能性が提示されている
    • 「UIUファイル: 2001-745」での描写から軌道エレベーターの建設が中止された分岐ルートも切り捨てられる可能性が高い
  • なお、2070年以降のタイムラインが一本道になるとは限らない
    • 「進望淵旅」に描かれている2112年の地球と、「4K序曲: 賑やかな日々」の描写はおそらく両立しないため、2070年以降もまだ分岐は続いているようだ
    • おそらくはリセット (タイムライン改変) がかかった時点で過去から未来までの一本線が生まれ直すので、過去が幾千幾万とあるように未来もまた無数に存在するのだろう。 (Dr_Kasugai)

個別タイムライン例

1998メインストリーム

  • 現行のメインシーズンを全て採用したパターンであり、1998年カノンにおける主流の時空
  • 当然ながら多くの1998記事はこれに属するが、AFCの人口設定などはあまり統一見解がないかもしれない

花籠タイムライン

  • 東京事変が発生せず、花籠学園が2017年以降も存続しているタイムライン
    • 更に、長野AFC殺傷事件の有無でもう一度分岐する
  • 所属記事例
    • 白枝三部作シリーズ
    • 人妖大戦シリーズ
    • 花籠シンドローム!
    • 日奉一族連続殺人事件/毒蛇、毒草、毒ノ花
    • 多要素構成社会の工場見学(※AFC殺傷事件あり)
    • The “F” 2045年11月号(※AFC殺傷事件なし)
    • グラビタス・グラダリス
    • 東弊重工製神的エネルギー交換実験炉「マチテラス1号炉」に関する事業評価レポート
    • 20XX年、ある休日(第4セクションのみ)

サハラ戦争タイムライン

  • ファイサル・バシャールがマンハッタンに転移する前の話であり、すなわち1998メインストリームの前身に当たるタイムラインである
  • このタイムラインのマンハッタン次元崩落テロ事件は正史より簡素であり、ブロークン・ガンダムが登場していない
    • その影響でヴェール崩壊以前から居たGoI達が全世界に活躍をアピールする機会が削がれており、結果的にテロ事件後のメキシコ湾強化体制が正史より長く継続している。財団や連合が強いタイムライン
    • トンガラシ翁や東京事変などの超常事件は引き続き起こるため、それに対する正常性維持機関の関与がメインストリームよりも強まる
  • 上記の経緯から、リアリティの高い政治や戦争要素を含み、GoIの関与が少ない記事を作ると、メインストリームよりもこちらのタイムラインに寄りがちになる
  • 所属記事例
    • にんげんの息子
    • 「社会」の記事 2030年11月26日 - 帝都経済新聞
    • 伝承部族連合軍がカイロ制圧を宣言 夏鳥テロ主導者は行方不明
    • 三杯のヘネケト、三棟の地下室、三編の原稿

その他細々とした例

  • マンハッタン滅亡タイムライン
    • SCP-2912-JPで軽く触れられているが、K-998ではダエーバイトの再興が起きたことがある
    • 原因として疑わしいのがマンハッタン次元崩落テロにおける緋色の王の討伐失敗。すなわち時間軸としてはバシャールがマンハッタンに居るがガンダムが完成できない状態
    • シャンクと一緒に動いているジェラルド・ホップワースはこのタイムラインの出身となっており、おそらく彼等がマンハッタンを訪れることでガンダムが完成し、緋色の王を倒して当該タイムラインの成立を阻止したと思われる
    • 「20XX年、ある休日」では広末サマンサとその友人ドロシー・ウッドがこのタイムラインを辿ることになることが描写されている
  • パロディタイムライン
    • ジョーク系の記事。現在だとSCP-1710-JP-Jが真っ先に挙がる
    • 「アルファニチロ社長 「特殊人工芋にもっと汎用性と利便性を」 」は、エイプリルフール記事ではあるがジョークではなかったはず
  • 海外支部のタイムライン
    • CNが顕著だが、1998カノン黎明期に「壊された虚構」の変法として描かれた記事(未訳)が幾つかあり、それらはその後JPで主流となった設定を殆ど共有できていない。SCP-CN-1260が有名

タイムライン分岐を認知できる作中人物/団体

  • 原則、時間異常になんらかの形式で関与できる人物であれば認知の機会がある?

黒の女王

  • 多次元同位体であり、複数のタイムラインを客観的に調査することが可能
    • 「グラビタス・グラダリス」(作中は花籠ルート)でホローポイントが東京事変の未発生に言及している
    • 「進望淵旅」では、複数の黒の女王が『K-998は単一タイムラインであるにもかかわらず、訪れるたびに社会の様相が変化している』ことを認識している
  • K-998自体を出身地に持つミレニアム-ワンが自身のタイムラインの分岐を認識しているかは不明
    • 彼女が過ごしているのはマンハッタン・クライシスに連なるメインストリームラインのはず

蛇の手

  • 放浪者の図書館は1998タイムライン外であるため、2070CK等の歴史改変の影響を受けていない
  • 結果として1998世界から図書館がキュレートしている情報は、同一タイムライン分岐上に乗っていない場合がしばしば見られる
  • 「夜明けを見るための絶対条件」では、各時代の切り抜き資料部分が同時に存在し得ない事件の組み合わせになっている
  • ただし、それを読む蛇の手構成員がタイムライン分岐の存在を認識しているかはやや疑わしい。彼らは1998年タイムライン上に暮らしているとも限らないので
  • ヒュドラーの手(ギリシア蛇の手)構成員の1人であるヘスパーは明言こそしていないものの、別分岐ルート(特にサハラ戦争ルート)を認知している可能性がある

何者でもない

  • 1998年カノンの「何者でもない」は通常カノンとは性質がやや異なり、構成員が時間移動によって世界を離れる場合がしばしば見られる
  • 財団時間異常部門のタデウス・シャンクが(経緯は不明だが)何者でもないに所属しており、1998年カノンの財団とは距離を置き、若干異なる動機で行動しているように見受けられる
    • 彼には複数の部下がおり、それらはメインストリーム以外の分岐タイムラインから集められている可能性が高い
  • 「UIUファイル: 2001-745」では『「塔を完成させる」という人類の意思』を名乗る「何物でもない」が登場している。同一個体が「20XX年、ある休日」にも登場している

犀賀派

  • 黒の女王と同じく多次元同位体を形成しており、複数のSaigaが1998年タイムラインを訪れている
  • マンハッタン・クライシスで登場しているSaigaは例によって救済のためにこの世界を訪れているが、タイムライン分岐に関する認識は明らかにしていない
  • 1998年タイムラインを出身とするSaigaとして広末サマンサが設定されている。彼女は前回以前のタイムラインの記憶を持ち越せる能力と因果流が認識できる能力を所有している。そしてそれらの能力を用いてK-998の構造を明らかにしようとしている。

JSCA/日本時空間因果律総合調整機構

  • 事変ルートの日本で2023年に設立される、日本政府とコネクションを持つ時間軸観測組織。その性質上、必然的にタイムライン分岐の観測能力を有する
  • 組織の主要な目的として「東京事変により逆境に立たされた日本国の国体維持にかかる防衛力の提供」があり、事変の影響で日本国内での影響力を落とした正常性維持機関に肉薄していく
    • JSCA自身の主張では、JSCAのないタイムライン分岐では日本国は存続できないというが、真偽の程は不明
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License