大組織、国家、世界を揺るがすような大きな事件の一覧。新シーズン樹立の助けに。
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ポーランド神格存在出現事件
1998年7月12日発生、13日収束。ショパンを神と崇める要注意団体、ショパン・カルトの異端派閥である「聖ショパン再誕のための音術師協会」によってポーランド南部で引き起こされた。ショパンの顔を貼り付けた巨大なセミの幼虫型の神格が顕現し、成長を続けつつジェラゾヴァ・ヴォラ村に向けて進行。財団、GOC、ポーランド軍の合同作戦によって神格は破壊されたものの、奇跡論的余波によるポーランド南部の壊滅とヴェールの崩壊を招いた。死傷者数は数万人と見られる。
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マンハッタン次元崩落テロ事件
2001年9月11日発生、15日収束。ヴェール崩壊に続き、財団、GOC、プロメテウス、米国の4者によって築き上げられた新たな権力秩序「メキシコ湾体制」による世界統制を防ぐべく、カオス・インサージェンシーが米国で行った同時多発的な超常テロ。現実世界の9.11に相当する。ハイジャックされた飛行機の着弾に伴ってマンハッタン全域が悪魔の蔓延る異次元空間へと崩落、加えてCIによって多種多様なアノマリーが投入されたことで事態の収集は困難を極めたものの、多数のGoI・PoI・アノマリーの共闘によって打ち破ることに成功した。
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- マンハッタン・クライシス ハブ
- マンハッタン次元崩落テロ事件 - Wikipedia(「マンハッタン・クライシス」には属さないが、当該事件を総括した記事)
オルタナティブ・コロンビア事件
2006年10月2日に発生。南米コロンビアにて大規模な異常麻薬(パラドラッグ)が蔓延し、社会情勢の大幅な不安定化を招く。多種多様な悪魔実体をドラッグにより懐柔し契約を締結させたコロンビア政府は、他の国家や正常性維持機関との訣別を宣言し、コロンビアの全ての生物種をその上空に出現させた非実存領域「オルタナティブ・コロンビア」へ移動させた。
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奇蹄病事件
2009年に日本で発生。日本生類創研が開発していた獣変調ウィルス、TX-85957の偶発的アウトブレイクが原因。このウィルスは致死性であり、感染者の身体に動物の形質が現れることからこの名で呼ばれるようになる。放棄された研究所からワクチンが発見されたことで事態は収束したものの、死者数1500名の惨事となった。この事件を切欠に締付けが強化されたことで、日本生類創研は暫く弱体化することとなる。今現在も生存した患者はいる模様。
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スペイン神格存在出現事件
2015年8月~11月にかけて発生。通称は"スペイン国民カワウソ化事件/トンガラシ事件"。「トンガラシ翁」と呼称されるPoIが突如として神性を獲得し、自身の健康増進を目的とした食事療法の研究を推進した結果、スペインの全国民は食材として扱われるカワウソに変化した。結果として旧来のヒト種を包含する食物連鎖の大規模な撹乱がバルセロナを中心として発生し、これは少なくとも「アヒージョ」と呼称される2頭のカワウソとスペイン国軍がトンガラシ翁の討伐を完遂するまでは継続した。事態の収拾が遅れたことを理由に、スペイン国民は財団に対する態度を硬化させた。
※通常カノンにおける「トンガラシ翁」「アヒージョ」のプロファイルに関してはSCP-1129-JPを参照されたし。
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東京現実崩壊性広域災害
通称”東京事変/東京事変災害”。2017年12月17日に発生し、その後26年間に渡って東京を中心に南関東を破壊し続けた。現実崩壊によって水の逆流、空間の消失等の多数の異常現象が発生し、遂には摩天楼がそのまま上空へと転移して雨のように降り注いだ。原因は自然発生的なものと見られる。
この災害で日本の首都機能が麻痺したことにより群馬への遷都が行われ、超常技術をフル活用した新都心が生まれることとなる。
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- 東京事変
- 政府 未だ収束の目処立たない東京事変を受け新都心構想発足
- SCP-2408-JP - 明日、ようやくユキが降る
- 千葉県浦安市で[ハハッ]が児童を襲撃
- SCP-2043-JP - 死刑執行に関する法案/そして何もない/哀願完全平等A3!灰色犯罪者VS最終的プリズン (記事中に登場する”東京都地下鉄呪殺事件”が東京事変の発生を防ぐために起こされたものである)
- 嘘つき
- SCP-2355-JP - 信心深き不審者
- 進望淵旅
- 第一級異災特区での別次元・空間探索産業について
- 最近の政治で面白いと思ったことなど
- 地下40(4)m (地下東京)
- 特等席より
- 夜明けを見るための絶対条件 (地下東京)
- 駅・戦争・天使 (地下東京)
二大陸正常回帰事件
2019年9月13日に発生。2019年を起点に1998年の事象が改変されるCK-クラス: 再構築シナリオが発生し、それに伴って南アメリカ大陸およびアフリカ大陸の全ての人間が異常に関する知識が消失、'98年の神格存在出現事件を経験していない形となった。これを切欠として、”正常だった”頃の世界に戻ろうとする夏鳥思想連盟が活発化。この事件が間接的な原因となって生じた超常事件も複数存在し、カイロ非超常人民ホロコースト事件やイエローストーン蜂起などが挙げられる。
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長野市AFC殺傷事件
2037年8月1日に長野県長野市で発生。過激な夏鳥思想を持つ容疑者によって動物特徴保持者(AFC)を中心に26人が殺害された無差別殺傷テロ事件。2030年代の日本では、パラヒューマン受容が進んでいたことや非得意性のヒト種族も犠牲になっていたことから容疑者への世間の反応は冷ややかなものであった。当該事件でスペイン神格存在出現事件収束の功労者でパラヒューマン人権活動家でもあったアマリア・アヒージョ・リュドリガの死亡し、日本・スペイン両国に衝撃を与えただけでなく、日本においても夏鳥思想が危険思想として扱われるようになった。
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サイト-81Q5現実崩壊事件
2041年12月24日に日本のサイト-81Q5で発生。サイト-81Q5は財団指定難病(DIDF)の治療目的で設立、運営されていたが、裏では財団規律に違反する独自運営を実施し、人体実験含む多数の違法行為に関与していた。加えてサイトには危険人物である堀街医師が紛れ込んでおり、現実虚脱発作症候群患者の少女を利用してサイトを壊滅に追い込んだのも彼である。事件以後のサイトは理不尽かつ混沌とした異常現象の巣窟となっていたが、財団と世界超保健機構の合同部隊の尽力によって無力化。
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既存記事アリ
イエローストーン蜂起
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ボン岬半島現実崩壊性災害
2018年2月1日から4日に発生。前年12月には、同種の災害である、東京現実崩壊性広域災害が発生している。ボン岬半島は、対岸のシチリアを挟んで地中海に面していたため、地中海航路の一次的な機能不全という衝撃を欧州人に与え、遠い極東での事件として軽視していた現実崩壊性災害を非常に危険視するようになった。また、以前より進行中だったフリーポートへの人口流入が世界規模で拡大したほか、様々な異常に強い建築がもてはやされるようになり、パラコンストラクション業界の活性化につながった。
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東弊重工延岡研究所爆発炎上事件
2009年9月23日の日没後に発生。延岡市北部に秘密裡に建設され、実験中だった東弊重工の神的エネルギー交換炉がいくつかの杜撰な管理、過失により過交換・制御不能に陥り、その後爆破炎上した事件。炉の規模が実験炉であり小規模であったことや山間部にあったこと、事故が真夜中に起こったことを理由に人的被害をもたらすことはなかった。この事件で重要なのは、(特定)規制対象団体である東弊重工が秘密裡に建設した施設で事故を起こしたという、JAGPATOひいては二大正常性維持機関による団体規制制度が有効に機能していないことを同年の奇蹄病事件と同様に示したことにより、政界やパラテクノロジー業界から財団・連合への反感を呼んだことである。
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「天照大神訴訟」騒動
2014年に発生。天照大神の分霊のうちの2体である「大日孁」(SCP-2050-JPに登場)と「稚日孁」(SCP-1988-JPに登場)が互いの職務担当量の配分を巡り、日本国の司法制度を用いて提訴した。紛争は断続的に2020年まで続き、最終的にはローテーションを組んで職務にあたることに両者が同意した。この裁判は日本国民が神格に対する様々な懸念を表出させる契機となり、国政においても宗教や神格に対する政策が活発に議論されるようになった。
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カイロ非超常人民ホロコースト事件/サハラ戦争
2025年2月初頭、エジプト・カイロに立て籠もっていた非超常ヒト組織「アルタイル」が、エジプト伝承部族を旗頭としてユーラシア大陸から派遣された伝承部族連合軍と戦闘し、ほぼ全滅に追い込まれた事件。もともと2019年以前に伝承部族との融和路線で栄えていたエジプトが二大陸正常化事件によって“正常化”し、その後北アフリカに樹立したサハラ夏鳥臨時軍事政府が国際世論に抗して伝承部族との再度の協調を拒んでいたことが原因である。国際社会は伝承部族側を支持し「夏鳥テロ組織と戦闘した伝承部族連合軍がカイロを制圧した」という認識を有している。しかし実態として行われたのは思想や種族の違いを理由に行われた虐殺に他ならず、後世においては負の歴史として語られる場面もある。なお、カイロの民衆を取りまとめていた人権活動家のファイサル・バシャールはこの事件中に行方不明となり1999年へと時間遡行を果たし、当時のカオス・インサージェンシーへ合流してマンハッタン次元崩落テロ事件に携わる。
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太陽の観測不可化問題
2050年に始まった全地球的な異常。地表から太陽が観測不可能になる現象が世界各国で認められるようになり、範囲は徐々に拡大していった。スコットランドでは2050年7月より当該事象が開始し、少なくとも1年以上継続している。皆既日食の持続とも呼ばれる当該現象は中国を中心とする東アジアでも見られており、日本では2050年9月に天照大神が神勅を発し、日本政府は自国での現象出現を阻止すべく国防軍の対超常部隊を増強する施策を打ち出している。
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日奉一族連続殺人事件
2009年6月頃に発生し、同月12日の日奉蔡の逮捕で終結した。16人の日奉が殺害されたほか日奉本家邸宅が崩壊しており、これを受けて日奉一族は実質的な機能不全に陥ったとされる。日奉一族をはじめとした国内の古参超常勢力の均衡を保つために世間的には伏せられていたが、蔡のサイトー81A3への投獄判決を以て報道され、世間に知られるところとなった。
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その他の細かな事件
イベント・スシクイネ (1998)
Joke記事「SCP-1710-JP-J」内で発生した事件。
- SCP-1710-JP-J - スシン・ゴジラ
- SCP-2133-JP - 手中の世界に嗤いけり (1998タグなし)
東京都地下鉄呪殺事件 (2001)
宗教団体”天道の会”による呪術テロリズム事件。「東京事変」の発生を回避するために実行され、部分的に成功した。
サミオマリエ壊滅事件 (2000年代初頭?)
概ねメジャーカノンのそれと一致するものの国家や国民は殲滅されておらず、後に大きく復興している。
- スペイン政府 次元穴探検公社を設立
- 白銀と蒼碧
- スペイン当局 過激派組織『ラディカルSPC』を国際テロ組織に指定
- 希望の眼差し
- サミオマリエ政府、サメ殴りセンターと連携 ラディカルSPCに対し徹底抗戦の構えを宣言
峯川狂暴惨殺事件 (2013)
奇蹄病事件の余波の1つ。
太平洋神格顕現事件 (2029)
- 海神悲鳴時 (未翻訳)
シガスメンバシ顕現 (2034)
原案はGermanesOno氏のもの。
世界同時埋蔵化石燃料消失問題 (2047)
SCP-3057に関連する。
”アハシマ”出現事件 (2048)
淡路島地下に眠る大型神格存在”アハシマ”が目を覚まし、自衛隊により爆破処理された事件。
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N/A
公式サーバ等で上がったアイデア
軌道エレベーター因果撹乱事件
2070年に発生。タイムライン上の人類の総意として望まれた軌道エレベーターが、「実現不可能である因果を否定」することにより強制的に実現させられた。結果として大規模な「技術の前借り」による因果撹乱が発生し、それを起点として発生した規模不明のCK-クラス:再構築シナリオが、様々な超常事件が公然と起こる「1998年」のタイムラインそのものを成立させる主因となった。再構築された2070年以降の地球は宇宙産業の過密化による液晶パネルの空により覆われ、ロシアのシベリア奥地を除くほぼ全ての地において「天然の空」は喪われることになった。地表にはカック灰による死と闇と絶望のみが残り、今なお発展を続ける無限の宙域との間には筆舌に尽くしがたい絶対的な格差が生じている。
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四国夢ゲーム事件
時期未定。日本の徳島県に存在するネクサス、夢ゲームが突如拡大を開始。無双仮想の戦極四国において、サイト-591、ブラックラビットカンパニー、オネイロイ・コレクティブ、株式会社ドギーコープ、鳴門海底都市を巻き込んで現実に拡張された"ゲーム"が始まる。 「まもなく、レイドバトルイベント"長宗我部元親の野望"が開始されます。参加者の方は速やかに集合して下さい」
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- マンハッタン次元崩落 GOC介入目前か(広告内で示唆)