SCP-3000-JP - アート・パリはここにある(仮題)
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Containment Class:
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Item#: 3000-JP
LEVEL5
TOP-SECRET
収容クラス:
tiamat
撹乱クラス:
amida
リスククラス:
critical

3000-jp-1.header.jpg

SCP-3000-JP内。(撮影地点: エッフェル塔付近)


特別収容プロトコル


SCP-3000-JPの管理は財団と内部政府によって行われます。SCP-3000-JP内部には計15個の財団サイトと120箇所の監視中継ポイントが配置され、定期的に財団エージェントによるSCP-3000-JP内部の巡回と監視を行います。SCP-3000-JP内部にて発生した異常は機動部隊イオタ-11("美術館主")によって鎮圧/隠蔽されます。SCP-3000-JPの維持のため、内部政府に関する財政供給などの援助を行います。


説明


SCP-3000-JPは2023/08/20以降のパリの領域内に対する指定です。SCP-3000-JPの異常性は後述する3つのものが確認されています。

第一の異常性は、空間が余剰次元となっているものです。この影響により、SCP-3000-JP指定前の領域面積を大幅に超過する領域面積となっています。SCP-3000-JP内部の領域は拡大を続けており、本報告書執筆時点で███,███Km3を超えています。領域拡大と同時にSCP-3000-JP内部では由来不明の土などの物体の出現が確認されています。現在まで出現する物体の起源は判明していません。

第二の異常性は、SCP-3000-JP内部の現実性が不定期に変動するものです。これは0.7Hmから1.9Hmまでの変動が確認されています。このため、ごくまれに低現実性に由来する現実酔いが発生しています。現在まで事例は確認されていないものの、前例があることから低現実性に呼応した集団意識による大規模現実改変が発生する可能性を孕んでいます。現在、SCP-3000-JP内部に電柱に偽装したスクラントン現実錨を配置する計画が進行中です。

第三の異常性は、SCP-3000-JP内部がフィクション融合1していることです。このため、内部には不定期に異常存在が出現しています。該当異常存在(以下、SCP-3000-JP-Aに分類)は基本的に人類にとって敵対的であり、時折SCP-3000-JP外部に移動しようとする様子が確認されています。SCP-3000-JP外部にSCP-3000-JP-Aが移動した場合、完全なFK-クラス: "フィクションの侵攻"シナリオが発生すると推測されています。

SCP-3000-JPは後述する、イベント・アーティション(補遺3000-JP.1参照)によって発生しました。


補遺3000-JP.1

イベント・アーティション概要


イベント・アーティションは2023/08/18から2023/08/20にかけて、パリ市内で発生した大規模現実性崩落災害に対する指定です。イベント・アーティションはGoI-008("Are We Cool Yet?")構成員であるハーロック・アクソン(現在、PoI-008-11に指定済)によって引き起こされました。PoI-008-11に関する情報は補遺3000-JP.2を参照してください。イベント・アーティションは財団及びパリ政府によって対処が行われ、2023/08/20の未明に終息宣言が出されました。


補遺3000-JP.2

PoIファイル > PoI-008-1


ハーロックの来歴、脅威度、人柄などを書く。参考としてCrow_109氏の著者ページが使えるかも


補遺3000-JP.3

イベント・アーティションに関連する音声データ


AWCY?構成員とハーロックの会話。アート・パリについて話したり、近年のアナーティストやアナートについて語る。美術史の偉人などの作品などを織り交ぜる。


補遺3000-JP.4

PoI-008-1の手記


ハーロックの日記。近年のスランプ、所持するアノマリー、美術史について、アート・パリの構想などに触れる。大体6~8ページあればよさそう。


補遺3000-JP.5

イベント・アーティション タイムライン


イベント・アーティションのタイムライン。エッフェル塔から徐々にパリが芸術に染まっていき、ドラゴンなどの空想生物や絵画をモチーフとしたオブジェなどが建設される様子とその弊害をタイムライン形式で描写する。


補遺3000-JP.6

GOC協定締結


GOCと協定を結ぶ際の音声ログと、協定内容。協定内容は出現した空想生物の抹殺である。


補遺3000-JP.7

財団襲撃記録 GoI-008


AWCY?による財団襲撃と、捕縛した構成員に対する尋問。アナートをサイトにぶち込んでくる様子を襲撃ログで描写。この動機は「Coolを壊すな」という理念に則ったものである。


補遺3000-JP.8

未解明事象記録 戦闘ログ


突如として郊外に出現した空想生物と財団&GOCとの戦闘。数名の死傷者を出すも、無事撃退。


補遺3000-JP.9

プロトコル・ロータスイーター


専用機動部隊の配置と、カントシステムなどの整備についてのプロトコル。機動部隊は財団の対異常生物戦闘の精鋭から選出。


補遺3000-JP.10

戦闘ログ 3000-JP-2


ハーロックとの戦闘・追尾。ハーロックの足に致命傷を与えるも、最終的に逃げられる。


補遺3000-JP.11

監視カメラ映像記録


死の際のハーロックを描写。裏路地に逃げ込み、身を隠そうとするも転倒。這いずりながら路地の出口を目指すも途中で力尽きる。死の際にハーロックは一つのわかばを書き、具現化。そのわかばに魂を込める。


補遺3000-JP.12

イベント・アーティション 終了報告書


イベント・アーティションによる被害などを描写。


補遺3000-JP.13

内部政府協定


独立したアート・パリ政府との協定。財団はアート・パリの治安を守るなどで支援するから、政府は管理してくれよ、というもの。


補遺3000-JP.14

内部政府と財団による共同声明


アート・パリ政府と財団の共同声明。SCP-2911-JPのオチが参考になりそう。

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