Archive-3013-JP
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アイテム番号: 3013-JP
レベル3
収容クラス:
keter
副次クラス:
none
撹乱クラス:
amida
リスククラス:
danger

特別収容プロトコル: SCP-3013-JPの収容は絶望的な状態です。SCP-3013-JP現象の解決策を模索し、見つかり次第、機動部隊ゐ-9"明日の絶望"による終了を行ってください。

説明: SCP-3013-JPは2025年5月5日から発生している、高温・低温多雨を引き起こし、稀に地震を伴う超常気象です。連続的に複数の災害を起こしているため、財団を含む組織は被害の全容が把握できていません。SCP-3013-JPは世界各国に被害をもたらす形で発生していますが、日本国内では深刻な風水害として表れています。SCP-3013-JP-Aは日本の静岡県██市の上空に存在する白く発光する、高さ100mのおおむね人型の実体です。SCP-3013-JP-A周辺ではSCP-3013-JPの被害が甚大になります。SCP-3013-JP-A周辺は強い旋風と認識災害が発生しており、SCP-3013-JP-Aの100m圏内に入った人物は例外なく死亡します。

補遺 3013.1 ゐ-9による調査記録
説明: 2025年10月18日に行われた機動部隊ゐ-9"明日の絶望"による調査の結果、SCP-3013-JP-AはSCP-3013-JPの直接的な原因であることが判明したため、このヒューマノイドに正式にSCP-3013-JP-Aの指定が決定されました。財団職員は探査ログも確認してください。

部隊長: ゐ9-1
部隊員: ゐ9-2、ゐ9-3、ゐ9-4
実行日時: 2025/10/18 13:05
[ログ開始]
(ゐ-9部隊がSCP-3013-JP-Aの5km地点に位置する拠点-アルファに到着する)
ゐ9-1: こちらゐ-9部隊長、ゐ9-1。SCP-3013-JP-A付近に到着した。サイト司令部。聞こえるか?
サイト司令部: ゐ9-1、聞こえている。このエリア付近ではSCP-3013-JPの影響が顕著になることが分かっている。つまり、この人型実体は確実にSCP-3013-JPに関与している可能性が高い。今回の任務はSCP-3013-JP-Aの収容のための情報収集を行ってもらう。
ゐ9-1: コピー。これより情報収集のための作戦を行う。ゐ-9部隊、聞こえているか。
ゐ9-2: 聞こえます。
ゐ9-3: チェック。
ゐ9-4: チェック。これで全員だ。それで、どうすればいいんだ?
ゐ9-1: このまま1号線を道なりに行って、██市と██市の境界あたりの山がちな場所に行けばそこはSCP-3013-JP-Aのありからしい。ただ…
ゐ9-2: ん?何かそこにあるんすか?
ゐ9-1: SCP-3013-JP-Aの100m圏内、LoI-3013-JPには絶対に近づくな。これより先に行けば認識災害と旋風のエジキになる。
ゐ9-3: それで、なんでそれが分かってんの?
ゐ9-1: 財団の得意技「Dクラスを送らせる作戦」の賜物だ。
ゐ9-4: Dクラスの扱いは相変わらずだな、財団。
サイト司令部: 話はここまで。早く行ってくれ、ゐ-9。
ゐ9-1: おっと。今から進むか。無駄話は後にしよう。全員聞いたか?
ゐ9-2: 聞こえました。
ゐ9-3: 聞こえた。
ゐ9-4: 聞こえたぞ。全員返答した。
ゐ9-1: それでは行くぞ。
(ゐ-9部隊はSCP-3013-JP-Aから2500m地点まで順調に進む。)
ゐ9-2: うわー。雨がすごいですねー。やっぱり近づくほど災害がヒドくなっていくんですね。
ゐ9-1: ここからは危なくなるな。皆、気を付けろよ。
ゐ9-3: なんか、ここからでもSCP-3013-JP-Aの覇気?みたいなのが感じ取れない?って、うわぁ!?
サイト司令部: ゐ-9。そちらで中規模な地震を検知した。大丈夫か?
ゐ9-1: なんとか大丈夫だ。調査は続行できる。
ゐ9-4: かなり揺れてるな。本当に厄介な災害だぜ。それも自然じゃなくて、アノマリーの。こいつをどうにかしないと、永遠に続くからな。
(300m地点までの雑多な会話を省略)
ゐ9-4: どうやらもうすぐのようだな。風が強い。吹っ飛ばされそうだ。
(ゐ-9部隊は空を見上げ、SCP-3013-JP-Aを観測する。概ね人型で、白色に発光し、その周辺は淡い水色に照らされている。さらに、対象を中心に強い旋風が吹いており、近づくのは危険だ。対象付近は認識災害も発生しており、これがSCP-3013-JP-Aに近づいてはいけない2つ目の理由になっている。)
ゐ9-2: それで、これからどうすればいいんですか?
ゐ9-3: それはサイト司令部に聞かないと分からない。
ゐ9-4: ワン、司令部に説明を頼む。
ゐ9-1: 了解した。司令部、対象のアノマリーの300m圏内に到着した。ゐ-9は次の指令を待機中だ。
サイト司令部: ゐ-9、SCP-3013-Aへは特定の周波数の電波に文字データを含ませて送信することで意思疎通が可能だということが、先週のDクラスによる調査により分かっている。今回はその異常性を利用して、SCP-3013-JP-Aへの尋問を行ってもらう。
ゐ9-2: そういえば、ゐ9-1に端末みたいなもの配りましたよね。それを使うんですか?
サイト司令部: そうだ。それはSCP-3013-Aへの「データ送信」を目的に作られたデバイス、DEV-3013-JPだ。DEV-3013-JPによる送信は危険区域の付近ぎりぎりまで行かないと効力を成さない。SCP-3013-Aの120m圏内まで行く必要があるが、そこに滞在するのは極めて危険だ。迅速に行動せよ、ゐ-9。
ゐ9-1: 了解した。
ゐ9-2: 分かりました。慎重に取り掛かります。
ゐ9-3: オーケー。
ゐ9-4: ゐ9-4、了解だ。
ゐ9-2: それにしても、ここはひどい有様ですねー。
ゐ9-1: あれ?何か通信にノイズが――アイツの電磁波だな。通信断絶は日常茶飯事だが、これはすぐに回復するだろう。
ゐ9-3: それで、サイト司令部にはまだ繋がらない感じ?
ゐ9-1: ああ、これからどうすればい――
サイト司令部: ゐ-9部隊、聞こえるか?聞こえるなら応答せよ。
ゐ9-1: ちょうどいいところに。
サイト司令部: 丁度LoI-3013-JPから南東に向かって電磁波が発信された影響で財団の通信が一時的に寸断されていた。それと、この声はゐ9-1だな。ゐ-9部隊は全員無事か?
ゐ9-1: ああ、全員無事だ。
サイト司令部: 現在、SCP-3013-JP-Aの暴走により██市が壊滅的な被害を受けて――
ゐ9-1: 興味深いな。それを画像データとしてDEV-3013-JPに送ってくれないか?あともう少しで被害を受けていた財団職員がいるんだ。
サイト司令部: 了解した。それではDEV-3013-JPにデータを送る。
(DEV-3013-JPに画像データが送られる。破壊されつくしたビル群や寺院などが確認できる)
ゐ9-4: オウ…これは。
ゐ9-2: これは…ショッキングな映像っすね。
ゐ9-3: ここにいた人も多いだろうに…。
ゐ9-1: SCP-3013-JP-A…なんてことをしてくれたんだ…。もっとムカついてきた。さっさとデータ収集するぞ。
(ゐ-9部隊は120m圏内に到着する)
ゐ9-2: んでSCP-3013-JP-Aと意思疎通するんですね。改めて思ったんですけどなんか、滑稽ですね。
ゐ9-1: まあ、これしかないんだったらそうするしかないんだろうよ。
ゐ9-3: じゃあ、何か送ってみますか。
ゐ9-1: それじゃあ、DEV-3013-JPに記載されている通りに「何のためにこんなことをしたか、すぐに答えろ。」とでも送信するか。
ゐ9-1: 「それはお前らが何のために収容しているか質問すること、まったく同じことじゃないかね。」だとよ。罠にかかってくれたな。この質問に反応できるということは、間違いなくこの異常気象に関与していることが分かってしまう。
ゐ9-3: でしょうね。
ゐ9-4: こんな簡単なミッションなら、適任のDクラスでも――
(ゐ-9部隊の後方30mで強力な上昇気流が発生する。DEV-3013-JPからはSCP-3013-JP-Aの活性化反応が見られる。)
ゐ9-1: おい、こんなことは聞いてなかったぞ!
ゐ9-2: つまり旋風が大量発生してるんっすけど、私たち大丈夫なんすかね?
ゐ9-1: 「教えるだけじゃつまらないだろう?」だってよ。ゐ-9部隊、逃げるぞ!
(ゐ-9部隊は拠点に向かって全速力で逃げる。度々発生する上昇気流を避けながら、500m地点まで順調に進む。ゐ9-2は、SCP-3013-JP-Aが旋風を"投げている"のを確認する。)
ゐ9-2: なんで説明すればいいか分からないんっすけど、あの人型実体が上昇気流を投げてきてます!みなさん、気をつけて下さい!
ゐ9-3: (飛んでくる上昇気流を避けながら)うわっ!これ危ないやつじゃん!
(ゐ9-4が飛んできた上昇気流につかまり、はるか上空へ吹き飛ばされる。)
ゐ9-1: フォー!…クソが。フォーが上昇気流に巻き込まれてしまった。今日は最悪の日だ。みんな急げ!
(ゐ9-1、ゐ9-2、ゐ9-3は間一髪で拠点-アルファまで辿り着く。ゐ9-4の突然の死にゐ9-1とゐ9-3は大きなショックを受け、ゐ9-2に至っては泣いている。
ゐ9-2: うぅ…何でこんな事になってしまったんすか!?
ゐ9-1: ツー、悲しいのは分かるが、一旦ログを切るぞ。
[ログ終了]

補遺 3013.2 鈴波研究員とゐ9-4の会話記録
説明: 10月18日の調査から約35時間後の10月20日0時44分、SCP-3013-JP-Aの攻撃により行方不明となっていたゐ9-4のマイクから通信が確認されました。
通信には、ゐ9-4とみられる男性と不明な女性による会話が記録されており、彼女の発言から2020年8月15日に失踪した財団職員である鈴波研究員である可能性が指摘されました。また、彼女はSCP-3013-JPに何らかの形で関与が確認できる文脈の会話が見られました。
彼らはLoI-1457-JPと呼ばれる複雑な構造物に閉じ込められており、財団すらこの構造物の存在を認知しておらず、今回の通信機に搭載されているGPSによってその場所が明らかになりました。

人物: ゐ9-4、鈴波研究員
日時: 2025/10/20 0:44
[ログ開始]
(ゐ9-4が気絶から立ち上がり、あたりを見回す)
ゐ9-4: ここは…どこだ?何を…していたんだっけ?そうか。俺はあのSCP-3013-JP-Aからの情報収集を行っていたが、そのヒューマノイドからの攻撃に吹き飛ばされてしまった。だが、何故こんな場所にたどり着くことができたんだ?
???: どうやら目を覚ましたようだね。
ゐ9-4: …!?君は…誰だ?
鈴波研究員: 私は鈴波研究員。2016年に財団に雇用されたCクラス職員さ。気象研究部門の職員だったけど、2020年の事件で気象型のオブジェクトに巻き込まれて、ここに飛ばされたんだ。君は?
ゐ9-4: 俺は機動部隊ゐ-9のゐ9-4。本名は████だ。今、とんでもない異常気象になってるだろ?それの元凶がいた。俺はそいつから情報収集を行っていたが、それに怒ったヒューマノイド――SCP-3013-JP-Aと呼ばれている――は俺に向かって"上昇気流"を投げ込んできて、それに巻き込まれてしまった。君と同じようにね。SCP-3013-JPについてはこの文書を読んでくれ。
(ゐ9-4は端末を鈴波研究員に見せ、SCP-3013-JPについての情報を共有する)
鈴波研究員: Keter/Criticalクラスのヒューマノイドに情報収集を共有…無謀なこともするもんだね。
ゐ9-4: それしか方法がなかったんだ。許してくれ――それで、ここから脱出する方法はあるのか?
鈴波研究員: 今のところそんなものは存在しないかな。私もここからどうすればいいか、迷ってるんだよね。そういえば君、旋風に巻き込まれてここに来てしまったって言ったよね?
ゐ9-4: そうだな。それがどうかしたか?
鈴波研究員: 実は、私も2020年の事件の時、似たような旋風に巻き込まれて、気づいたらここにいたんだ。これが何の意味を持っているのか分からないけど。
ゐ9-4: 待てよ…。これは旋風が何か…ポータルのような役割を果たしてるんじゃないか?
鈴波研究員: ん!そういうことか。確かにこの場所のデータにはいくつか旋風が存在する。でも、ここは一度入ったら出るのはとても難しい複雑な構造物になっているんだ。ここから抜け出すのは私たちでは不可能。
ゐ9-4: 複雑な構造物?それなら適任がいるな。
鈴波研究員: 適任?
ゐ9-4: く-4だ。あいつらならやってくれるだろう。空間異常や複雑に入り組んだ構造物を突破できるエリートが集約された機動部隊だ。この機動部隊に救援を要請できればだが。この会話が録音されている気がしねえ。
鈴波研究員: それについてだけど、マイクの通信は無事オンラインになってるよー。
ゐ9-4: それはラッキーだな。サイト司令部。これを聞いているならば、俺のいる場所にく-4を派遣してくれ。さもなくば、俺らは永遠に抜け出せなくなってしまう。これでどうだ?鈴波研究員。
鈴波研究員: ちゃんと届いているといいね。あと…
ゐ9-4: どうした?
鈴波研究員: これだけは言わないといけないね。私の…過去の実験のこと。——2020年、8月15日。あの歴史的な気象事件に悩まされていた私は、超常的な気象を検知して、半自動的に終了してくれる機械——施設といったほうがいいかもね――「アキサメ気象台」を作った。でも、それは大きな誤りだった。財団に[削除済み]って呼ばれてる職員がいた。彼は少しサイコパス気質で、最後には自分自身を何かしらの強力なヒューマノイドに作り替えたいと思っていた。そして彼は、「アキサメ気象台」を利用して、自らの真上で超常的気象を起こして自らをヒューマノイドに姿を変えてしまった。そして彼は…間違いなくSCP-3013-JP-Aだよ。
ゐ9-4: 「アキサメ気象台」は人間を強力な神格実体に変化させる危険性もあるんだな。ところで…このアノマリーに関与しているってことは、対処法もわかっているんだな?
鈴波研究員: 完全ではないけど、どうすればいいかは分かってる。
ゐ9-4: この異常気象騒ぎを収束させるのに協力してもらえないか?SCP-3013-JP-Aの対策は何度練っても足りねえ。
鈴波研究員: もちろん。同じ財団職員、世界も私たちも困ってるときは助け合わないとね。
ゐ9-4: よし。このイカれた災害に終止符を打つ時だ。
[ログ終了]

補遺 3013.3
説明: 鈴波研究員はSCP-3013-JPに関する何らかの情報を保持しているため、鈴波研究員および機動部隊ゐ-9のゐ9-4の救出を優先することが決定されました。救出部隊は機動部隊く-4"パルスウェーブ"です。

部隊長: く4-1
部隊員: く4-2、く4-3、く4-4
日時: 2025/10/23 16:48
[ログ開始]
く4-1: こちらく-4の部隊長、く4-1だ。サイト司令部、聞こえているか?
サイト司令部: ああ。聞こえているぞ。まずは人数確認を。
く4-1: ああ、まずはく4-1、チェック。
く4-2: く4-2、チェックだ。
く4-3: く4-3、チェック。
く4-4: く4-4、チェック。これで全員だな?
く4-1: オーケー、これで全員だ。
サイト司令部: よし、これで部隊全員の安否確認が完了した。これから作戦の説明を始める。いいな?
く4-1: 了解した。
サイト司令部: まず、ここはLoI-1547-JPと呼ばれている場所だ。至る所に空間異常が張り巡らされている複雑な迷路になっている。く-4の任務はこのLoIに侵入し、ゐ9-4及び鈴波研究員の救出して戻ってくることだ。分かったか?
く4-1: 了解した。
サイト司令部: 応答を確認した。LoI-1547-JP侵入を許可する。
く4-1: ラジャー。よし、みんな気合を入れるぞ。
く4-2: それにしても、非常に気味が悪いな。
く4-3: 単なるLoIとは思えないのだが。
く4-1: 気を付けろ。最初のテレポート地点だ。
く4-1: うわ。こんな感じなのか。
く4-3: 一体何がどうなればこんな空間になるのやら。
く4-2: このテレポートってやつ、何回続ければいいんだ、リーダー?
く4-1: 16回だと聞いているが。これだけだと長いのか短いのかさっぱりだが。
く4-4: あぁ…気が遠くなるな。
く4-2: おっと、2つ目のテレポート地点だ。入るぞ。
く4-3: 3つ目のテレポート地点があるが、3つある。1と2、3、4で分かれようか。
く4-4: おう。
く4-1: こちらく4-1、こちらは異常なしだ。だがここが正解かが分からない。
く4-3: く4-3だ。こちらは異常なしだ。ん?
不明な人物: それはちょっとした間違いじゃないかな?
(く4-3部隊全員が不明な実体にハンドガンを向ける)
く4-3: 誰だ!?どうしてそこにいる?説明しろ!
複製体A: 私は茅野博士…いや厳密にはそうではないさ。[削除済み]さまの計画にちょっとだけ興味を持っていた、ただの複製体ってところかな?
く4-3: どういう事だ?
複製体A: 最初はAOと名前がつくちっぽけな存在だった。SCPの肩書きすらもらえない、ちっぽけなね。君たちなら知っているだろう?だが、シラサギさまが僕を作り替えてくれたのさ。それも財団職員にね。
く4-1: どうした、スリー。おい、スリーが真ん中のテレポートの先で何かしらの実体と遭遇している。
く4-3: お前は何がしたいんだ?
複製体A: 簡潔に言えば、君たちの殲滅かな。[削除済み]さまの名目だね。
く4-3: ふざけるな!
く4-1: スリーが死んでしまうぞ、フォー、そっちへ向かえ!俺とツーもすぐに合流する!
く4-4: 了解した。スリー、今すぐ向かう。
く4-3: やめてくれ!これ以上抵抗するな――(スリーは複製体から延びる「何か」に押しつぶされる。)
く4-1: スリー、向かったぞ!ここで何が起きて――スリー!大丈夫か?
く4-2: これは…スリーが押し潰されている。
く4-4: リーダー!これからどうする?
く4-1: まずは助けるしかない。
(く4-1は複製体Aに何発か打って一時的に行動不能にさせる。く4-2は押しつぶされたく4-3をなんとか引き揚げた。く4-3は負傷しているが、致命傷ではなかった。)
く4-3: 助かったー。死ぬかと思ったよ。
く4-4: んで、複製体ちゃんは怒っているようだが。
複製体A: 僕を怒らせたらどうなるか分かってやっているのかい?
く4-3: どうする、リーダー。
く4-1: これしかないな、強行突破だ。
く4-2: 了解だ。
く4-3: (走りながら)さっき俺を殺しかけた「何か」を僕らに振り下げて殺しにかかってきてるぞ!おそろしすぎる。
く4-4: 死ぬほど厄介だな。こいつは!
く4-1: 行き止まりではない。テレポート地点を見つけた。正解の道に敵性存在を生成して間違いのように見せていたのか?
く4-2: やっと逃げ切れたな。テレポート地点はあと1つだ。ここまで来れたのがびっくりだぜ。
く4-1: ここからは歩いた方が体力温存につながる。歩きながら行こう。
(この後も順調に進み、5個目のテレポート地点の前に辿り着く)
く4-1: やっと着いたぞ。テレポート・エントリーナンバー5だ。
く4-2: これ以上のエントリーはないと信じたい。
く4-1: 最初この作戦を聞いたときは、どんな簡単な作戦だと思っていたが、こういったやつらも存在するのか。予想外のところで体力を消耗しちまったぜ。
く4-4: この作戦が終わったら、ゆっくり休んだ方がいいな。まあこんな異常気象の下では、休もうにも休めないか。
く4-1: そうだな、そうするよ。それじゃあ、ここに入るとしよう。サイト司令部、鈴波研究員らが閉じ込められている場所に転移する最後のテレポート地点のすぐそばまで到着した。入っていいな?
サイト司令部: もちろん大丈夫だ。だが、この構造物から出るまでは絶対に気を抜くな。SCP-3013-JP-Aが生み出した奇妙な複製体が複数存在する。
く4-1: それなのだが、1度遭遇していたことを報告するのを忘れていた。
サイト司令部: もう遭遇していたのか。それなら安心だ。
く4-1: だが、スリーがそいつに絡まれて死にかけたな。「何か」——つまりサイト司令部が言っている"複製体"に押しつぶされてな。
サイト司令部: 生きてて何よりだが。おっと。無駄話はやめておいた方がよかったな。重要な任務であったことを忘れていたよ。
く4-1: まあ、今優先しなければならないのは救出だ。く-4、潜入する。
サイト司令部: 了解した。
(く-4部隊は最後のテレポート地点を通過する。そこには絵に描いたような指令室であり、ゐ9-4と思われる男性、そして鈴波研究員と思われる女性が会話している)
鈴波研究員: おっと…ここまで来れたのか。
く4-1: 何とかここまでは来れた。ダミーのテレポート地点はその周辺に付着していた███なものがあったから、すぐに分かったが…ちょっとした人物に出会ってな。
ゐ9-4: 「ちょっとした人物」とは何なんだ?
く4-1: 複製体だ。茅野博士のような見た目をしていたが、それに…逃げようとしたら、体から何かを伸ばし、それを叩き落とすのを繰り返して攻撃された。く4-3はそいつに押しつぶされた。一応生きてはいるが、こんな奴もいるとは、とんでもない構造物だな。
く4-3: 本当に死ぬかと思った。もうこんな体験はしたくない。
ゐ9-4: この建物は思っていたより危険だな。まあ最初から危険だとは思っていたが。
鈴波研究員: これも[削除済み]の仕業だね。よし、これからの計画を説明したいところだけど、まずは帰らないとね。
[ログ終了]
結果: 機動部隊く-4は鈴波研究員及びゐ9-4の救出に成功しました。また、鈴波研究員は「有力な対策案」を計画中であり、その計画は11月30日までに実行されます。

補遺 3013.4
説明: 10月31日、計画委員会にて鈴波研究員による「有力な対策案」についての説明が行われました。これはその会議の抜粋です。

日時: 2025/10/31 8:59
加藤: それでは、SCP-3013-JPの終了に関する計画についての議論を始めます。鈴波さん、本日はよろしくお願いします。
鈴波研究員: はい。よろしくお願いします。まずは、アキサメ気象台についてご存じでしょうか。
新井: はい。とある博士によって壊滅した、アノマリー特化型の気象台ですよね。
鈴波研究員: これを使えば、SCP-3013-JPの終了が可能になるかもしれません。
香川: それはどういうことですか?
鈴波研究員: 一つ方法があるんです。SCP-3013-JP-Aのエネルギーの源であるアキサメ気象台の動力を最大にしてオーバーヒートさせればですが。オーバーヒートのためにかかる起動時間は約60分です。その間には、LoI-1547-JPにも存在していたような、敵対的な「複製体」が現れます。それをゐ-9部隊に鎮圧させる。そうすれば、SCP-3013-JP終了につながります。
新井: オーバーヒート?それは危険すぎませんか?
鈴波研究員: もちろん危険です。しかし、これしか方法がないのです。これを行って収容するよりも、何もせずに収容できずに終焉を迎える方が、私は危険だと思いますが。
新井: 方法がないのは確かのその通りかもしれませんが、あなたの身の危険のことは考えていますよね。
鈴波研究員: もちろん分かっています。それに、何かが起こったとしても、私を助けた救出専門の機動部隊、そう、く-4に救出を要請します。
香川: たとえ救援を要請したとしても、あなたたちが確実に助かるとは思いませんよ。
加藤: 世界の終焉が差し迫っている中、助かる助からないの話は二の次ですよ、香川さん。このオブジェクトはKeterとApollyonの中間に位置するとても危険であり、現在進行形で世界の終焉は始まっていますよ。
香川: そうでした。終焉シナリオの前だということをすっかり忘れて、勝手な意見を言ってしまいました。失礼しました。
加藤: そして、これについては理解できましたが、問題は複製体のことです。く-4による潜入記録を見させてもらいました。これは通常の武器では対応できないと思いますが。
鈴波研究員: それに対しては、高火力のレーザーライフルである程度対処ができると思います。私は武器の作成にも精通しているので、来月までには人数分生産できます。
(鈴波研究員はレーザーライフルの設計図を見せる。それを見た香川、新井、加藤は納得の表情を見せる)
加藤: そんなものが作れるんですね。これなら大丈夫でしょう。
新井: 予算が…まあ、こんな事態になってまでいうことではないですね。前言撤回します。
加藤: 日時ですが…レーザーライフルの開発時期も含めて、11月18日の午前10時前後に実行しましょう。それでは、健闘を祈ります。

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