メモ

98: GoI口上

団体

要注意団体はこのカノンにおける花形です。事件を起こすだけでなく、様々な形で社会と相互作用する様子を描くことができるでしょう。

これら団体の多くは、ヴェール崩壊後に活動が活発化したことを除いてメジャーカノンのものと大差ありません。しかしながら社会情勢の変化に伴って、一部のGoIは全く独自の道を歩んでいます。


財団

私たちは世界の連合なのですよ、エージェント。

世界最大級の超常機関。確保・収容・保護の三語の下で、ヴェール崩壊以前から人類の防壁として活動してきた。1998年の事件を機に影から出てくることを決断した財団は、素早く世論の誘導とショックの沈静化に向けて乗り出した。かくして財団はその権力の維持に成功し、人類保全を掲げて今日こんにちまで存続している。

現在も標語は変わらないが、その方針はヴェール崩壊前と比較すると若干柔和。ハドソン川協定以降、これまで人型実体と呼ばれていた存在達の一部は収容の鎖を解かれた。拡大するパラテクノロジー産業の調整、国家と共同しての異常活動の対処等、彼らはかつての異常と融和しつつある世界を補助している。正常性はもはや存在しないが、それでも彼らはそれを取り決め、それに基づき活動する。

一方で、人類種を脅かす異常に対しては、彼らは変わらぬ態度をとり続けている。異常実体のカタログ化や封じ込め、Kクラスシナリオの回避。仕事が尽きることはない。

2030年代からは世界各地で増殖しつつある反復性の異常症状を”財団指定難病”に割り振り、その治療に向けて精力的に活動している。しかしながら、その中枢施設であるサイト-81Q5は大きな翳りを孕んでいるようだ。

  • サイト-81Q5

異常疾患が増加しつつあるこの世界において、対抗策として財団が建設した特殊医療サイト。全国の病院とつながっていて、何か危険性の高い病気、財団指定難病に指定される異常疾患の患者が搬送されてくるシステムが構築されている。

  • 信濃中央新聞社

長野県に本社を置く財団フロント企業。この世界では日本最大手のメディアとなっており、電子版アプリやテレビ会社を子会社に持つ等、大きな発展を遂げている。


世界オカルト連合 (GOC)

私たちは世界の連合なのですよ、エージェント。

財団と対をなす世界二大正常性維持機関の片割れで、その母体は国連。その名の通り世界各地の超常組織を束ねた”連合”であり、財団同様1998年以前から世界を守護してきた。彼らもまたその権力を維持し、超常界隈における警察として振る舞う。

異常存在の破壊・粛清を基本とする姿勢から財団とは対立しているものの、ヴェール崩壊以後は融和路線に転じ、相互交流に積極的な姿勢を見せる。とはいえ長年の遺恨はそう簡単に消えるものではなく、政治的・軍事的な対立は今なお残り続ける。

  • 世界超保健機関(WPhO)

WHOの対異常疾患部門。公的には2022年に設立されたことになっている。


プロメテウス研究所

パラテクノロジーを中心に取り扱う巨大企業連合コンツェルン。正史では1998年に倒産しているが、この世界では健在。倒産直前に神格事件とヴェール崩壊が発生したことで、財団とGOCは超常技術の散逸、それに伴う社会秩序の更なる不安定化を防ごうと、プロメテウスを生存させる戦略を取った。結果として社は財団・GOC・ポーランド政府をバックにつけた神格事件の事後処理と一般市場への参画に乗り出し、第二次パラテックバブルによってその業績を大幅に回復させることに成功。プロメテウスは今や再び、世界にその名を轟かせている。


ニッソ医機/日本生類創研

ヴェール崩壊と続く第二次パラテックバブルの影響はここ日本にも波及し、我らが日本生類創研もまた世界へと羽ばたいた。しかしJAGPATOの認可を受けずに活動していたことから財団、連合、日本政府から疎ましく思われていたところに、2009年に発生した獣変調ウィルスの偶発的アウトブレイクが重くのしかかる。上記事案を機に、社は積極的な取締対象とされ、更には多額の賠償責任がのしかかった。徐々に弱体化しゆく日本生類創研は、ついには法的解体にまで至ってしまったのだった。

しかし東京事変以後、国内企業の建て直しを図る政策に乗っかる形で再始動。再び結集した日本生類創研は確かな技術力と徹底した自浄努力、国の支援もあって数々の医療機器で世界トップシェアを誇る大企業へ返り咲き、「ニッソ医機」として新生することに成功した。「ニッソグループ」系企業の中核企業でもあり、同時期の医療企業連合である「Yakushi」には参加していない。


Yakushi

仏の名を名乗る巨大な医療企業の連合体。2040年代には異常な疾患に対応するための企業が複数興っており、これはその中でもとりわけ代表的な連合といえる。活動内容は普通の企業とはあまり変わらないが、連合体特有の財力と巨大さから時折財団と対立し、長いこと緊張状態にある。

  • 薬師寺製薬

Yakushi‬の中核企業であり不動の序列一位。
日本人なら誰もがこの団体のコマーシャルを聞いたことがある。「どんな人でも大丈夫、仏のマークの薬師寺製薬!」
ドラッグストアには必ず薬師寺製薬の医薬品が置いてある。スキンケア用品、エナジードリンクなどカバー範囲は極めて広い。また、研究開発型企業としても活躍しており、ミーム風邪治療薬「アンタミン」を自社開発し上市した。主な研究分野はミーム感染症、超常整形外科疾患など。
1763年、薬師寺家の当主薬師寺惣兵衛が‪薬種中買商‬として独立した日が企業としての創立記念日とされているが、薬師寺家の歴史はさらに古く、一説によれば蒐集院の医療関係を担当していたとされている。


理外研グループ

多分野で構成される超常企業グループとしては日本最大級。旧理外研産業団1をルーツに持つ独立した企業達は、戦後も分野の枠を超えた横の連携を維持してきた。
グループ構成企業は、ヴェール消失から市場開放前にかけて、営利事業を行う国内最大規模の認可団体2として、日本の各市場に名を轟かせたものの、プロメテウス等の攻勢によって後退。以降、グループの各社は各々の分野で企業連を結成、または参加するなど、様々に巻き返しを図っているようである。企業連での役回りの多くは政府や財団との太いパイプを生かした渉外。

  • 財団法人 理外学研究所

自然科学系総合超常研究所として広く知られる。そのルーツは大正時代に理研の裏に結成された同名の超常研究者集団。資金源は理外研グループによる共同出資や、同法人が持つ特許。グループ企業の研究者プールや共同研究体制を組織する為のベースとして機能している。


ショパン・カルト

ポーランドを中心に活動する超常カルトであり、伝説的な音楽家、フレデリック・ショパンをある種の神、救世主として崇拝している集団。ショパンがクリスチャンであったからか、カルトには随所にキリスト教の影響が見られるものの、根本は全くの別物となっていることに注意。

  • 聖ショパン正教会

財団の指定はGoI-484A。最も”真っ当な”派閥であり、要注意団体-PLに掲載されているショパン・カルトの説明に最も近い団体。1960年頃にジェラゾヴァ・ヴォラでアンソニー・ブコウスキ氏により立ち上げられた小規模カルトが母体となっている。

  • 聖ショパン再誕のための音術師協会

財団の指定はGoI-484E。GoI-484Aから破門されたヴォイチェフ・ノヴァク司祭が1982年に設立した、非常に過激な団体。
ある時ノヴァク司祭が異次元の神格存在に接触し、直接その恩恵を受け取ったことで急成長を遂げた。彼はこの神を聖ショパン本人だと考えていたものの、実際にはショパンに擬態しただけの暴力的な邪神であった。退廃的な儀式と引き換えに、この神は信者へと多数の強力な現実改変能力や奇跡論行使能力を授けてきた。
神格存在出現事件にて指導者含む8割のメンバーが死亡し、生き残ったメンバーもその後の正常性維持機関による掃討作戦でほぼ根絶されたが、未だ彼等の影響は続いているようだ。


カオス・インサージェンシー (CI)

第三世界に広がる犯罪ネットワークと多数の超常兵器を保有する、財団分派組織。合衆国・財団・連合・プロメテウス研究所の4大権力の癒着による新世界秩序を阻止するため、後に9.11と呼ばれるテロを敢行しマンハッタンを異界に転落させる。こうした活動内容から、世間一般には超常テロ組織として認知される。

この世界における彼らの真の目的は、”人間による人間の世界の維持”である。異常が曝露され、人ならざる者たちが氾濫しつつある現状を憂い、かつての人間主義的な”光”を取り戻そうと暗躍する。そのためにはどのような手段であれ、躊躇なく行使するだろう。


夏鳥思想連盟

この世界での夏鳥思想連盟は異常を拒絶する。彼らは“正常な”過去に想いを馳せながら、穏やかに生活する者から財団や異常な物品を販売する要注意団体に攻撃する過激派まで幅広く存在する。また、彼らはポーランド人(酷い場合には欧州人全体を)酷く差別している。非合理なことに過激派の多くは攻撃を他者に加える時にアノマリーの使用を厭わない。また、彼らの中には富裕層も多く含まれている。資金源の中には著名人が多く含まれていることだろう。


オルタナティブ・コロンビア

オルタナティブ・コロンビアは、既知のボゴタ上空1500m地点に存在する非実存領域である。多数の生物種(人類、悪魔、AFC等)が存在しており、パラドラッグを中心とした超常的文化コミュニティを形成している。他国の人間を勧誘する様子が確認されており、その手段の多くにはパラドラッグが用いられる。

2006年10月2日、コロンビア政府は他の国家及び正常性維持機関からの干渉的独立を宣言した後、奇跡論的手段を用いて国内における全ての生物種の意識を精神体に移行させ、顕現させた本領域に転送。コロンビア政府は既に解体されており、本領域は超常麻薬組織"ジョン・ドゥ・カルテル"の事実上の支配下にあると推定される。内外的危険性を考慮し、現在は禁域に指定されている。


●関連するSCP報告書

●関連するTale

●関連するGoIフォーマット

●関連するアートワーク



- それぞれの申請に使用された記事の間で、セキュリティ施設の設定が共有されていること。

このルールは必要だと思います。
セキュリティ施設はその名辞の方式上、設定の根源的同一性を担保しがたいです。とどのつまり、全く別の存在が偶然同じ名前になる可能性が十二分にあり、事実発生しています。

タグシステムは、設定の共有性を重視するものだと考えています。これはタグガイド、準要注意団体-JP登録要件の以下の文言、

記事内で団体名が明記されていなかったり、団体の呼称が著者によって少し異なっている場合も、同一の団体であると確認できればタグ登録することは可能です。ただしこの場合、著者間でPMやフォーラム、チャットなどを利用した正式な団体名のすり合わせを行い、その旨を明記した形で申請を行ってください。

ならびにキャラクタータグ-JP登録要件の以下の文言

同名の別人はカウントされない。

などから推察できます。

私としては、

これらを逐一タグコントリビューターが確認・判断するのは困難であり、またその業務の過剰化を招くと考えています。そのため、ルールとして明文化し、基本的には申請者側でこの確認作業を消化してもらうのがいいだろうと思います。

これに際し、上記ルールは以下のように書き直すべきかと考えます。


おそらく出典はコトバンク、更に言えばデジタル大辞泉の画像だと思われます。しかしそれ以上の情報を掴むことはできておらず、他サイト由来である可能性は捨てきれません。

烏骨鶏の画像自体はそこそこあるので、それらのうちライセンス的に問題ないものに置換していただくのが良さそうです。


疑似ショパン & ショパンゼミ

[キャラクタータグ 条件達成済/未登録]

●関連するSCP報告書

●関連するTale

●関連するGoIフォーマット

●関連するアートワーク

●その他

●コメント

  • ショパンに擬態した神格存在、ならびに当該神格が指揮する小型実体群です。主に1998年カノンで登場します。 (Dr_Kasugai)
  • ショパンに擬態した神格存在、ならびに当該神格の派生存在に適用されるタグです。

コヴァルスキ渉外員

  • GOC精神部門所属の渉外員。少々口が悪い。おそらくポーランド生まれだが、自宅と家族はニューヨーク。各国を飛び回って活動しているが、だいたいロクな仕事じゃない。
  • SPC-1710-JPではミハウ・コヴァルスキがフルネームとなっているが、これが本名であるかは確定していない。
  • 主に1998年カノンで活躍するが、別にそれに限らない。

サーキックスターターキット

まずはここを

  • 要注意団体 > サーキック・カルト

サーキシズムは数多くの伝統・信念・精神的実践を包含している宗教/哲学体系であり、その大部分は神格化された開祖、“崇高なるカルキスト・イオン”の教えに基づいています。

読み始めにオススメ

  • SCP-2075 - 肉体を統べる策

答えてくれ、蛸の足を檻に入れたとして、その蛸は本当に囚われているのか?

  • SCP-2191 - ドラキュラ工場

今は、まだ。

  • SCP-2480 - 未完の儀式

ここは、我々の世界だ。我々の守るべき人々だ。

セット1 (Metaphysician)

  • SCP-2095 - ギャロス包囲戦

一人たりともこの島を生かして逃さぬ事を誓います。彼らの名は消されねばなりません。

  • SCP-2133 - 我らの地、我らの束縛

我らの償い、呪い。我らは全ての終わりまで尽くす。

  • SCP-2264 - アラガッダの宮廷で

アラガッダの大使がアディトゥムから帰還した。もはや此処には狂気しか残らないでしょう。

*この記事の主題は異次元都市アラガッダですが、途中にサーキック関連の重要な言及があるのでここに掲載しています。

  • SCP-2406 - 巨像

そして左手には、答えがあります。

  • SCP-2408 - オロクの没地

その下には、正真正銘の古代に建造された何かが存在している。

  • SCP-2510-DEL - 我らの壊れたる救済

我らの償還、我らの救済。壊れてはいるが未だ死せず。

サーキシズムとは

  • サーキシズム-ハブ

サーキシズ厶は様々な伝統、信仰、 “崇高なるカルキスト・イオン”として崇拝される創設者の教えに基づく所の大きい霊的実践を包摂する、宗教/哲学体系です。

幕間 (関連概念)

  • SCP-610 - にくにくしいもの

SCP-610は初期症状においては皮膚病に酷似し、湿疹・痒み・過敏症などの症状がみられます。

  • 壊れた神の教会ハブ

壊れた神の教会は、機械を崇拝し、肉と生命は本質的に邪悪もしくは"壊れている"とする異常な宗教団体です。

  • SCP-140 - 未完の年代記

SCP-140は現在の南シベリア地方に起源を持つ、ダエーバイトと認識されている古代文明の詳細な記録です。

  • SCP-2217 - 鎚と鑕

話をしよう、私たちはこの世界を救える。

セット2 (他著者)

  • SCP-2309 - ズルカルナインの鉄壁

彼の者ら我らの地におほかるなる災ひ与へき。

  • SCP-2478 - 一般的日本人

ゐおん様は彼の蓮華座、死せる神の胎へ帰られた。

  • SCP-2481 - 大羿射日

伏義は女媧と戦い、空を支える柱は壊れ、大地を繋ぎ留める糸は切れた。

*夏王朝について把握しておきたければ読むべきですが、そうでなければ飛ばして大丈夫です。

  • SCP-2815 - 生命の樹

SCP-2815は我々がこれまで出会った中で最初の、そして唯一の善良なサーキックのコミュニティである。

  • SCP-2833 - ヴァスキ一族

儂らの数と信仰は成長し続けておる、そしてサマーディの昇天まで成長し続けることじゃろう。

セット3 (宗教的観点)

  • サーキシズムへの人類学的アプローチ──ケーススタディ01: サルヴィのヴァシニャ

最も予測していなかったこと ― 特に私のようなサーキシズムの初期の研究者の間で ― はその創設者たちの、見かけ上は善なる意図でした。

  • サーキシズムへの人類学的アプローチ──ケーススタディ02: プラハのディヴォジ

我らは「肉のカルト」ではない ― 肉は道具に過ぎない — 克服し、制御するべき聖なる呪い。

この後
好きなように読みましょう。もうほとんどの記事を理解できるようになっているはずです。

より詳細な理解に関しては、以下のページが助けになるかもしれません。

  • 砂wiki > サーキック解説

サーキシズムとはSCPシェアワールド内に存在する宗教思想の一つであり、イオン信仰を中心としたいわゆる「肉のカルト」の総称である。

  • SCP読書ノート > サーキック・カルト関連用語集

サーキシズムとは“崇高なるカルキスト・イオン”として崇拝される創設者の教えに基づく宗教/哲学体系を指す財団用語。

ラスボス→単なる悪でない求道者→超常コミュニティの一員みたいにしてったほうがいいかも?

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