懐中銃教会引用集

懐中銃教会

記事の並びは投稿順。

  • 懐中銃教会関連用語
  • 懐中銃教会の理念に関わりそうなフレーズ

を記事ごとに抜き出し羅列。選定基準はかなり適当。重複するものは初出のみ記述。
一部、「魔法使いの男(Witchman)」に関連し懐中銃教会には直接関係しないかもしれない記述も抜き出している。


wobe氏による懐中銃教会の説明
https://privatter.net/p/7136083

懐中銃信仰は「現実には起こり得ない異常な出来事が十分に起こり得る」世界で創始されたものである

1892年4月14日、DCのフォード劇場前で奇妙な邂逅を果たした十三人の男達は、全員が27年前の同じ日に生まれたという事実を知り驚愕します。
身分も性格も異なる彼らは一夜に渡り議論を続けました。それぞれの人生の各所で起こった不可解な現象や、奇跡に思える様な様々な出来事の記憶が語られ、その全てがリンカーン大統領暗殺事件、そして殺害に用いられたフィラデルフィア・デリンジャーへと彼らを導くものであると気づきます。
その後の紆余曲折を経て、十三人の男達は自らがこの世界に生まれた目的と象徴としての懐中銃の真の意味を探るため、秘密裏に結社を設けました。これが教会の始まりで、初めは教会(Church)ではなく協会(Association)としての性格が強いものでした。

教会の教義の大枠は以下の通りです:我々が認識している世界はデリンジャー拳銃によって発射された弾丸であり、その歴史は1865年4月14日金曜日のジョン・ウィルクス・ブースによるリンカーン大統領の暗殺に端を発する。我々は“着弾としての終末(Hit End)”へと向かって加速している。
キリスト教を教義の参考とした銃工牧師達の皮肉として、造物主としての「懐中銃」・構築された世界としての「弾丸」・全ての目標(End)としての「標的」による三位一体が提唱されている。最後の「標的」が何なのかは不明であり、牧師間でも統一した結論は出されていない。
我々の世界は創られた瞬間に造物主の元より離れ、自ら神の救済から遠のいた(現在も逃避を続けている)と考えられています。造物主はあくまで造物主であり、楽観的な「救いの神」は決して存在し得ないというのが教会の見解です。
その上懐中銃は「偽りの造物主」であり、本来は別の兄弟神が世界を発射する役割を担うはずだったという説を主張する銃工牧師も存在します。神の脆弱さ故に被造物たる世界は不完全であるというグノーシス主義的な創世記は、信仰に絶望した教会後期の牧師たちに自嘲を込めて受け入れられました。

分かり易い「救済」は信仰の本義ではなく、個々の牧師はそれぞれ異なる求道の過程を重要視します。ある会派は暗殺事件に関する文献を精査し、創世の瞬間を模倣又は再現しようと試みます。またある牧師は生死を左右する武器としての銃の特性に着眼し、信者達を血みどろの戦場へと駆り立てました。

ブースとリンカーンは原初信仰で最も重要視されましたが、創世記における個々人の目的やそこに至る経緯は「意志無き神」である懐中銃には無関係なのではという懐疑的な意見が主流となりました。

十三の会派は不老の牧師に率いられ教会を拡大しましたが、教義は細分化し袋小路に陥りました。繰り返される偽りの黙示に皆が疲弊し、二度の世界大戦の折にナショナリズムを超越した聖戦へと向かった牧師と信者達は、何も得られなかったという絶望だけを持って帰還しました。

弾丸が標的へと至らず落下するという恐怖が懐中銃教徒を支配しています。
もしかしたら自分たちの世界は不発弾に過ぎず、排出される一瞬の出来事なのではないかという恐怖かもしれません

個人レベルの世界の終わりも神聖視されますが、目的を持たぬ死や絶望から来る死は不発と捉えられます

「この世界に目標がないなら、目標がある世界を新たに創る」

世界を一つと捉えると同時に個々人の精神もまた個別の弾丸としているんだと思います
それこそ入れ子構造のような

旧SCP-229-JP - マズルビリーバーズ・バイブル
by wobewobe

SCP-229-JPを合計で400秒以上視聴した被験者は中脳・腹側被蓋野よりドーパミンを過剰放出し、中脳辺縁系の神経伝達物質の過活動により統合失調症や覚醒剤作用に類似した症状を急速に顕します。血圧上昇、発汗増加、筋肉の緊張、内臓機能の不活発化に加え、幻聴や幻覚などの重度症状が生じる事もあります。これらの症状は致死的且つ慢性的なものではなく、大抵の場合72時間程度で被験者は本来の健康状態までほぼ快復します。しかし被験者全体の30%の人間はその後も症状が継続し、拳銃や男性器、幾つかの[データ削除済]に対する崇拝的妄想に基づいた言動を繰り返すようになります。これらには前述した懐中銃教会の一部の教義と共通点が見られ、団体とオブジェクトの起源との間に何らかの相関関係が推察される一因となっています。

“You must be fucking crazy bullet for Mr.Derringer(テメエはデリンジャー大先生の糞ったれでクレイジーな弾丸でなきゃならねえ)”

装備を点検しろ(Check the arms)

サイト-81██と考えられる施設が炎上しており、屋根に巨大な十字架が突き刺さっています。視点がクローズアップされ、十字架の中心で磔にされている男が描写されます。男は頭部がリボルバー拳銃に置換されており、炎の熱で苦痛を感じている様に見えます。男は身体を激しく揺らして拘束から脱し、落下すると同時に頭部の拳銃を払い落とします。取り除かれた銃身部分は一瞬で霧散し、灰色に燻んだ人間の頭部が残ります。地面に落下した男は武装した数名の人間に誰何され、彼等に救助を求める所で映像は終了します。その後の調査で、武装した人間の声は財団の機動部隊[編集済]の複数のメンバーのものと一致しました。

ACT-01: あなたはそれをするの。

ACT-02: 嫌よ。

ACT-01: どうして。

ACT-02: どうしてだろう。分からない。決められた事をしたくないだけ。

ACT-01: 決めたのは誰なのか、本当に知ってるの。

ACT-02: 知らない。

ACT-01: 嘘。我儘はお仕舞いにしましょう。

ACT-02: 駄目。[拳銃を下ろして]ここはとっても眩しいわ。太陽の中にいるみたい。暖かいの。ずっとずうっと、このままでいい。

ACT-01: [溜め息をついて]何もかもが綺麗なままでいられるわけじゃないのよ。わたしたちが用済みにされるまで、いったいどれくらいあると思う。ほら、足音が聞こえる。みんな食べられてしまうかもしれない。もしかしたら、何も起こらないかも。最初から何もかも。

ACT-02: [目を瞑る]嫌よ。

ACT-01: そうね。でもあなたはそれをするの。私にはきっと無理だから。急いで。もうすぐ沢山溢れてくるわ。

ACT-02: 一緒にいてくれる。お願い。

ACT-01: ええ。

ACT-02: ありがとう。[再び銃を構え、引き金に指を掛ける]

目を覆いたくなる程の倦怠で紡がれた、痛々しくも美しい一枚のあら布。多くの血を糧として孔を穿ちても尚それは鋭く尖り、防弾チョッキの粗い糸のほつれは躊躇なく銃口の門徒の身を焦がす。
人々は苦しみに耐え切れず、穢れたガルマ1のトリガーに手を掛ける。Click!Click!だが、救いの凶弾が頭蓋を貫く事は無い。何故?教典は如何なる理由から、人々が切に望む終わりを示さぬのか。そして望まぬ終わりを示すのか。私の足下に転がる兄弟たちのしかばねは、主が次なる宇宙の装填が為に吐き出した空薬莢の如き殉教者足り得るか。それすらも解らない。2
見てくれ。そして知ってくれ、兄弟たちの現状を。アイン、お前にはその義務がある。

敬具.
V.O.

旧SCP-307-JP - 無重力下で死んだ象
by wobewobe

Red Bis3の楽曲『Z.O.C.』

魔法使いの男(Witchman)

魔法使い先生(Dr. Wizard)

この見張り野郎(Watchman)のカマ魔女野郎(Witchman)

“逃げてばかりの人生に終止符を(Put an end to my life of only escape)”

だからアンタは永久に、何処までも何時までも一人ぼっち。そんな旅。

It's just like as of Dead Elephant(1990)”

旧SCP-507-JP - 供犠の門
by wobewobe

ジョン・ウィルクス・ブース

全てのSCP-507-JP-B実体は剃毛され、左腕を外科的に切除されている。拷問に起因する打撲傷と裂傷が全身に見られた。死因は頸部への銃撃による失血死と考えられるが、肋骨の骨折と胸部の圧迫痕から、不明な実体が対象に蘇生法を試みたと推測される。

実体は燕尾服を着用しており、明らかに飢餓により死亡している。胸ポケットからは44マグナム弾が一つずつ発見された。

実体は銃創を除き無傷であるように観察されたが、解剖時に内部から大量のカブトムシ(Trypoxylus dichotomus)の幼体が発見された。殆どは生存しており、種の性質との矛盾に関わらず、SCP-507-JP-Bの皮膚以外の体組織を摂取していた事が判明している。更なる研究のため、幼体のサンプルは生物サイト-8102へ送られ、一部は正常に羽化した。

最大出現例であると考えられるが、眼球を摘出され頸部で切断された68個の頭部と、腐敗した肉・骨・神経組織の混合物████kgで構成されていたため、正確な個体数は計測不能だった。混合物は僅かに発光しており、成分解析では微量の水銀とニッケルが検出された。

重度被曝が原因の放射線熱傷で四肢の大半が壊死しており、腹部が未知の手段で切開されていたが、断面は新鮮な状態を維持していた。興味深いことに、実体は1979年まで財団が採用していたタイプBのHAZMATスーツを着用していた。

コルト社の回転式拳銃、コルト・パイソン6インチモデル。シリンダー内に若干の傷有り。知性を有しており、英語を使用した会話が可能である。自身を“ディック(Dick)”と呼称し、“どこか狭くて薄暗い場所”に連れて行くよう主張している。

ガンチャーチ

懐中銃教会(The Holy Derringer Church)

ここでは静けさを……静寂? を、保たなきゃならねえ。形のあるあれこれの話じゃねえぞ。魂の、こころの閃きのことだ。それが大事なんだ。必要な儀式なんだよ。

放たれる前(Before Released)

人であると云う事実それ自体が原罪を背負う存在の延長を指し示す。

お前の蟀谷に徐に押し当てられる聖なる懐中銃(The Holy Derringer)の銃口がお前に眼にも留まらぬ福音を齎す。

その時が来たら、連中はただ門をくぐって来る。たった一人だったり、すごく大勢だったりする。皮膚が火傷で爛れてたり、沢山撃たれてたり、何だかよく分からない感じに捻くれてることもある。どれもが遠い未来と過去のどこかで負った、輝かしい勲章なんだって旦那は言ってた。俺は頭が悪いからよく分からなかったけど、こうして手前に順番が回ってきて、ちょっとは掴めてきたと思う。俺の知らない世界の何処かで、連中はきっと英雄だったんだ。此処にはあらゆる世界から救世主が送られて来るんだよ。神様を手にした、傷だらけの銃後の使徒たちだ。

この宇宙を放たれた、弱くて小さな神様

何ゆえお前は照準を合わせようとするのか。その銃口はまことの標的を狙っているか。伸ばした腕の性質を、他人に憚られるような目的に濫用してはいないか。

鋭角に尖った悪徳を振りかざしてはいないか。それはさながら錆び付いた銃剣の如く、己自身の戒めを不完全な位置に落とし込む一助となってはいないか。

ガンスミス

リチャード・ギャレット

銃と弾丸と標的で形作られる三位一体

堕ちたる弾丸を背負って彷徨い歩く孤独な妖精天使

戦火の中で響く唄の旋律

門と門番の役目が着弾的な終わり(Hitting End)を迎えるとき、最後に現れる救い主

お前は我の撃鉄うちがねの落ちたる音を聴いたか。(Did you hear the sound of my hammer fall?)

“そうあれかし”の言葉にこそ救いはあると聖典は物語っている。彼方より覘く神に導かれし軌道は緩やかな傾斜を描くものだと神学は論じている。大いなる流れそれ自体の信奉は軈て実を結ぶであろうと牧師は述べている。

間違っている。

三位一体は存在しない。発射され加速する我々は天地創造の本質から遠ざかってゆく、救済の舟が遥か遠方に座礁し、速贄を舐め取るまがいものの巣窟となるように。そうして現世に顕れし黄泉には悪党が連座し、王侯貴族の亡骸を踏み締める不信心者が利を得、堕落した教会は偽りの聖戦の歓喜に湧き立つ。清廉な天使でさえもが類稀な潔白を脱ぎ捨て、雄叫びをあげるいくさのけものの列に並び、己を堕落した祝詞で寿ぐ。まことの物事は既に無く、全ての頭上ににせ王国が君臨する。王は外法の神を掌握し、外法は王の手の内より離れることはない。その足は真なる地に触れず、その眼は真なる天を仰がない。

地獄を見た。かの銃身は冷え、弾丸は落下し、標的は失われる。均衡を統べていたものは亡び去る、そしてそれは今だ。

When the Hammer Falls
http://scp-jp.wikidot.com/when-the-hammer-falls
by C-DivesC-Dives

貴方は銃を撃ったことなど一回も無いでしょう、博士気取りたちはすましてそう言う。彼らは目の前の記号や統計にしか関心が無いから、自分の身体も煙っていることに気付かない。微かながらも顕著な、創世の残り香に包み込まれていることに。

目を開ける。そこにあるのはくすんだ、冷えた、鉛色の世界だ。静謐なる弾倉から弾き出され、ワタシの脳漿に塗れ、終末に向けて遮二無二加速する、哀れな世界。

その手に握られているのは、窮屈な懐中の薄暗がりで微睡から目覚めた、一丁の矮小な神。

以下、C-DivesC-Dives氏の著者ページ内のWhen the Hammer Fallsへの言及から引用

wobewobe様の“マズルビリーバーズ・バイブル”を題材とするTaleでした。SCP-457-JPの項でも触れましたが、既にこのオブジェクトは存在しないので、これから読むという人は多分何が何だか分からないでしょう。とりあえず、再生する度に内容が変わり、視聴者に銃器関連の宗教的な妄想を植え付けるデジタル動画があると思ってください。

聖典をキメたDクラスの幻覚/啓示という形で、懐中銃教会にとっての宇宙誕生であるリンカーン大統領暗殺を題材にしました。撃鉄が落ちる時、世界は原初の混沌を穿ち飛翔する。

動画の男の台詞は、暗殺当時のリンカーン大統領が観劇していた“我らのアメリカのいとこ”からのものです。ブースは観客の笑い声が銃声を掻き消すことを狙って、この台詞の直後にリンカーンを銃撃しました。

SCP-457-JP - リンカーン・ログ
http://scp-jp.wikidot.com/scp-457-jp
by C-DivesC-Dives

現在、SCP-457-JPの目的は、これらのデータに基づいて複数の相違点を有する“リンカーン”人格を吹き込まれた頭脳同士を対話させ、各頭脳の合意に基づく要素をヒト型実体に反映することで、生前同様の、或いは“最適化”された人造人間としてのエイブラハム・リンカーンを作成することであったと想定されています。

斯くも[不明瞭]にして無常な未完の世界において、只一つ信仰のみが抱くに値すると誰もが説く。だが今や主の銃口はおろか立ち上る硝煙さえも見えず、着弾の[不明瞭]、余りにも遠い。

彼の撃鉄の墜ちたる音は君の耳にも届いたのか。 (Did the sound of His hammer falling reach your ears?)

聖エイブラハムの開頭において示されし予言は真に絶望と言うに[不明瞭]ものであった。この宇宙はいずれ軌道を完遂すること叶わず混沌の内に呑まれ、[不明瞭]後には絶えざる蛆が湧く。

偉大なる創造に再発射(Reshoot)は許されない。万物を放たれた[不明瞭]なる懐中銃、創世の弾丸、宿命の標的、そして使徒ウィルクス。[不明瞭]。どれ一つとして最早戻りはせず、全ては必然だった。奇蹟の残滓ごときで穴埋めが利くと本気で君が信じているのならば、それは大いなる運命に対する冒瀆だ。

御許を離れて加速するこの猥雑な鉛の世界を、主は救済してはくださらない。分かり切った事だ。

何時しか我々の信仰は標的を同じくしない数多の弾道へと分かたれたが、今もなお[不明瞭]の核は一つである。ならば、真実の火種を途絶えさせてはならない。

ガンスミスよ、街へ行け。戦地へ行け。銃火と共に歌うため、世界の果てまでも駆けていけ。君には足があり、手があり、銃がある。例えどれほどの失望の錆に覆われていようとも、君の銃声は過ぎし日の暗闇を裂き、新たなる門徒の身の内に硝煙を掻き立てるだろう。

“星撃ちの集い”("The Star-Shooters Collective")

C.Y.

現在まで財団が回収した懐中銃教会の聖典(とされている文書類)は、既知の全ての宗派が1865/04/14に起こったリンカーン大統領暗殺事件を宇宙創世に相当する事象として捉えていることを示しています。SCP-457-JPは人工的に再現したリンカーンを再び射殺することによって世界の再創造を試みるための物だったというのが、現在の研究チームの作業理論です。

以下、C-DivesC-Dives氏の著者ページ内のSCP-457-JPへの言及から引用

懐中銃教会(The Holy Derringer Church)は、wobewobe様の著作“マズルビリーバーズ・バイブル”と“供犠の門”に登場した、銃愛好家の秘密主義的な宗教結社でした。彼らはエイブラハム・リンカーン大統領の暗殺に用いられたフィラデルフィア・デリンジャー拳銃を神格と見做し、“銃工牧師”ガンスミスと呼ばれる者たちが各々独自の教義を世界各地で説いていたようです。

オブジェクト名の由来は丸太小屋を作る知育玩具。結局、銃工牧師CYの試みは積木遊びに過ぎなかったのです。

SCP-1233-JP - 特別退避プロトコル"ノア"
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1233-jp
by dr_torayadr_toraya

異常生物研究組織、異常工学研究企業、異常不動産会社、異常化粧品会社、異常観光ガイド、不死兵団、デリンジャー、etc、etc…なぜ日本国内にひしめき合うようにしてこんなにも多くの異常組織があったのか、疑問に思わなかったか?

SCP-1865-JP - 選定の銃弾
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1865-jp
by apodayapoday

"自由なる聖銃の会"("The Freedom-gun Association")

SCP-1204-JP - ジャンニ・ヴェルサーチ暗殺
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1204-jp
by hey_kounoikehey_kounoike

アンドリュー・クナーナン

ジャンニ・ヴェルサーチ

「44口径と聖ウィルクスの兄弟教会」

懐中銃教会とは、ジョン・ウィルクス・ブースによるリンカーン暗殺事件を「世界の再創造」と規定する超常的宗教団体です。彼らの教義とは以下のようなものです。

1:ジョン・ウィルクス・ブースのデリンジャー・ピストルから放たれた銃弾はリンカーンの頭部を貫通し、それによって銃弾は、我々の住む地球そのものとなった。

2:しかしながら、この世界はいずれ「弾道を逸れ、力を失い、地に堕ちる」ものである。

なお、「懐中銃教会」に連なる小会派は、上述の2つの教義に加えて、3番目の教義を持つ者たちも存在します。

3:失敗作の世界を再創造するため、ブースが暗殺したリンカーンに代わる暗殺対象が必要である。

僕はついにやった。でも、僕が撃ち抜いた標的は正しくはなかった。
彼は言っていた、硝煙を吐き出す懐中銃こそが福音を齎す…だとか。

実際彼は僕の役に立ってくれた、彼あの銃を持っていなければ、彼を───ああ!彼を撃てなかっただろう。
これは全て運命だ、全ては繋がっている。僕は最後の標的を見つけた。
僕は気づいたんだ、僕こそが救世主だった。

ジャンニはリンカーンなんかじゃない。
リンカーンは、僕だったんだ。

南北戦争を再演するグループの集団である「第14ブルックリン協会」

彼の撃鉄の落ちたる音は私の耳にも届いた。
これは私の遺書となるだろう。

「ガンスミスよ、街へ行け。戦地へ行け。銃火と共に歌うため、世界の果てまでも駆けていけ」
ガンスミスC.Yは、そう言ってかの懐中銃をJ.Tに託した。あの銃こそ、我ら兄弟教会の唯一の教義だった。

J.Tはもういなくなっているだろう。彼が関わっていた人間はあまりにも危険な男だった。
あの男は聖なるウィルクスのような紳士ではない。

だがそれゆえに、かの男は銃火を放ち、そして新たな世界を創造するだろう。
かの男は“Wicked(邪悪)”であり“Witch(魔女)”となるだろう。

だが、失敗を重ねてきた我々は、もう待つ事ができない。
これから起こることは明白だが、それが何を引き起こすかは神のみぞ知る(Gun only knows)。

願わくば、着弾的な終わり(Hitting End)を迎えるとき、最後に救い主が現れん事を。

SCP-1074-JP - 新世界より
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1074-jp
by winston1984winston1984

私は神の中途に終わった創造を完遂するため、新世界を生み出した。にも関わらず、この新世界もまた不完全だ![罵声]

使徒ウィルクスの放った銃弾は聖リンカーンの頭部を貫き、そこから世界が生まれた。しかしそれは不完全なものであり、銃弾である世界はやがて弾道を逸れ、地に落ちる宿命にある。主の身元である懐中銃から離れた段階でそれは決定づけられていたのだ。

懐中銃教会の邪悪なる使徒は聖リンカーンの頭部の代わりに聖性を持つ人間の頭部を撃ち抜くことで新世界を創造しようとした。だが聖リンカーンに代わる聖性の持ち主を見つけ得ず、常に出来損ないの逸れ落ちる世界しか構築できなかった。

懐中銃教会の信徒でなければ、あの偉業を真に理解するのは不可能だ。そして信徒足るには、聖リンカーンの聖性に帰依し、使徒ウィルクスの1回限りの奇跡を信仰し、可能ならば再現しなければならない。

私は人間の中に聖性を見出すのではなく、聖リンカーンが護った国家、アメリカ合衆国に聖性を見出した。そして宇宙往還機の操縦士として宇宙往還機を弾丸に見立てアメリカ合衆国に向け発射し、その地を抉り貫くことで使徒ウィルクスの目指した創造の完遂を目指したのだ。

願わくば新たな邪悪の使徒が新たなる聖リンカーンの頭部を撃ち抜いて今度こそ完全な世界を生み出すことを祈ろう。

逸脱の民を討て
http://scp-jp.wikidot.com/the-deviationers
by stengan774stengan774

この宇宙では虎ノ門事件の代替事象として大正天皇が懐中銃教会のメンバーである難波大助に頭部を銃撃され、その余波で発生したCKクラス再構築イベントとバックラッシュによって大正天皇が絶対的神格存在である「天皇機関」と化したことで、大正時代が150年以上継続しています。

SCP-2229-JP - Young Gun -アウトローの誕生-
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2229-jp
by hey_kounoikehey_kounoike

そして君を解放できるのは世界にただ一人、君自身だ。

Equalizer

これで君自身を解放しろ、撃鉄の落ちたる音とともに。
これこそが、この不完全な世界から君たちを解放する。

撃鉄は常に君の頭の中にあり、その引き金は指にある。

Young Gunよ、街へゆけ。
銃火を歌い、硝煙と踊れ。

関心団体「ガン・チャーチ」

手の中のEqualizerが、全てを平らかにする

人類の脳には、常に撃鉄が埋まっている。撃鉄を起こし、指の引き金を引くこともまた、容易い。それに気づくことができれば。

SCP-2424-JP - リンカーン・センチュリー
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2424-jp
by Sansyo-do-ZansyoSansyo-do-Zansyo

大秦寺弾道家

シンハオ・リウ

FP-45

叩き割られたCD。表面には手書きで「Red Bis "Z.O.C"」と記されている

巡礼の旅は長く、しかし得るものは少なかった。

リベレーター

偶像たるリンカーン・セント

回転は熱だ。回転を止め地に落ち、冷え固まることは許されない。コインが回る限り、革命は継続される。

コインが落ちるとき、私は聖なる標的となって革命を為すだろう。撃鉄の音は未だ遠く、しかし確実に我が後頭部に狙いを定めている。

アメリカの象徴を標的とし、完全な三位一体による調和から帰した着弾では、我々は異邦人と見做され救われ得ないかもしれない。故に我々は完全な調和よりもむしろ、不良品の銃を、暴発を、不発弾を、運否天賦をこそ望んだ。これは我々を救うための試練だ。
撃鉄の音が近付くのを感じる。

以下、Sansyo-do-ZansyoSansyo-do-Zansyo著者ページよりSCP-2424-JPへの言及

懐中銃教会にはアメリカ中心主義のイメージがあり、故に「異邦人の信徒による宗派」があったらどのような思想を持つのだろう?という発想から生まれた。結果としてこの物語では、彼らは自らを調和から外れた存在と見做し、崩れた調和に殉じることとなった。

SCP-2551-JP - シューティングサファイア ~全てを造り直そう、光満ちる世界へ!~
http://scp-jp.wikidot.com/scp-2551-jp
by p51p51

「精緻なる魔弾の射手教会」

リンカーンと拳銃を妄信する無知蒙昧な羊たち

彼らは然るべき人間の頭部を銃撃する事で世界の再創造が起きると信じ込んでいる。

W.W

懐中銃教会というのは宗教団体の中でも小規模な勢力です。信者も少なく派閥ごとの纏まりも殆どありません。

ウィル・"ワンドレス"・ウォーカー

「魅力的で奇妙な男」

どうかこれが世界に響く最後の銃声となりますように。

SCP-711-JP - 無重力下で象は鳴く
http://scp-jp.wikidot.com/scp-711-jp
by stengan774stengan774

魔法使い先生(Dr. Wizard)

この大悪党(Wickedman)のカマ魔女野郎(Witchman)

折り曲がって吊り上がってく薄気味悪いアンタの笑顔

"逃げてばかりの人生に終止符を(Put an end to my life of only escape)"

だからアンタは永久に、何処までも何時までも一人ぼっち。そんな旅。

SCP-711-JP研究班はオブジェクトに関連すると推測されたインディーズ・バンド"Red Bis"についての調査を開始しました。その結果、当該グループがギター/ボーカルのジョン・W・ビクスビーを中心として1980年代後半にカナダで結成されたこと、1991年に発生した交通事故でメンバーの殆どが死亡し解散に至ったことが判明しています。現在までのところ、この事故に異常な点は確認されていません。

結局のところアイツは自殺まがいのことばかりしてたから、車がブチ当たるか頭に銃弾をぶっ放すか、金属の塊の大小でしか無かったんじゃないか、なんてね。

つまり『Z.O.C.』は、そんなジョンが詞も曲も1人で書いたこだわりの一作だったんだ。曲の始まりからして、銃声みたいに激しくドーンと音の衝撃をブッつけてくるクセの強いやつ。アイツはあの時「テーマソングが必要なんだ」って繰り返してた。

「音は空気を震わせ、振動は一面に広がり、その熱が空間を満たす、そうして歌に乗った魂は領域を支配する。その場で聴衆は"信仰"を得るんだ。信仰、信じられる何か、世界に対する新しい認識。強い認識は世界を劇的に変貌させ、かつて存在していた位相から観測者を引き離す。行き着く果て、絶対的な認識は現実の構造にも干渉しうる……例えば死人を生き返らせたり、ドデカい象を宙に浮かせたり、真空で音楽を響かせたり。あり得ないような願いが、そこでは叶えられる」

定まりきった筋書きも、頭のお堅い物理法則も、音楽一つで全てを支配し、書き換え、ひっくり返す。ジョンはそういう曲を作ろうとしてた。奇跡を起こす聖歌だ。だから『Z.O.C.』、Zone Of Control。

“It's just like as of Dead Elephant(1990)”

SCP-1809-JP - 礎撃
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1809-jp
by carbon13carbon13,MisharyMishary,Sansyo-do-ZansyoSansyo-do-Zansyo

懐中銃教会は異常な物品及び知識を有する宗教団体です。回収された資料の少なさから、組織構成及び規模は未だ不明です。以下に、多くの分派に共通する主要な教義を示します。

  • 銃・弾丸・(弾丸の)標的の三者を重んじ、これらが“三位一体”を為す。
  • 標的を撃ち抜くことは、即ち宇宙の創造となる。この宇宙は標的を撃ち抜いて飛び進む弾丸である。
  • 現在の宇宙は次第に速度と熱を失いつつあり、いずれ地に墜ちる。
  • もう一度世界を“再発射”し、標的へと着弾させる必要がある。

懐中銃教会に関する既知のオブジェクトの性質から、彼らが現実改変及び平行宇宙間移動に関する複数の技術及び物品を所持していることが確実視されています。

シューティングゲーム振興教会

彼は「本物」です。我々偽物の神を愛好する愚人にとっては、及びもつきません。

我々はみな正しき弾道を逸れゆくように定められた落とし子であるからして、頭蓋からの血による洗礼のみがそれを贖う。
貴方は知っているのか?
三位一体は既に満たされていて、「財団」こそがそうであるのか?
私は貴方を撃つべきか?それとも貴方が?

魔法少女部隊

#私たちは撃つべきものがわかる

俺たちが、俺たちの世界が何処からやって来たかなんてのは、そして何処へ行き着くかなんてのはどうしようもなく不可知で、でもそれに目を瞑ることが出来なかったから俺は銃を握った。撃鉄の落ちる音だとか、銃口の奥の瞳だとか、そんなのはすべて後付けだ。

聖典に記された標的なんて、俺に見つけられる筈もなかった。それでも、来し方も行く末も見えなくなった暗闇の世界で、せめて俺自身を燃やし続け、盲のままで進み続けることを望んだ。それが俺の信仰だった。

しかし俺たちの中で、本物の標的を、ほんとうに待ち望んでいた者が一体どれだけ居ただろう? それを撃ち抜くことが真実、世界そのものを撃ち抜くことに繋がらざるを得ない、そんな身も蓋もない程の本物を。

彼が本物だとしても、三位一体は標的だけでは満たせない。無駄撃ちで彼を無為にしないでくれ。

本物の標的を殺して、それで世界が変わると確信できるのか?リンカーンが本物だったかさえ、我々には分かりやしないのに。

本物を撃って本物になる。

私が狙われている。私が撃たねばならないのに。私が撃つものはどこにもない。
父が生き返れば、すべて上手くいくのに。

なんの意味があるんだ? 俺の望み通り、俺の標的を作って、それを撃つ? そんなこと、俺は望めない。

病んだ世界に撃ち込む弾丸が、愛でなかったらいったいなんだっていうんでしょう!

貴方が自分を撃ち抜けば、きっと世界は愛で満ちる。

照準越しにこちらを見つめています。中心にて合一し、囲い込みます。

Anomalousアイテム一覧-JP中での言及
http://scp-jp.wikidot.com/log-of-anomalous-items-jp/name/01012
by Dr_KasugaiDr_Kasugai

皮膚接触した人物は若年ヒト男性の声音で"Sic Semper Tyrannis"(ラテン語: 暴君は常に斯くの如し)という幻聴を聞く。

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