最初ギアーズは実は本当に機械/サイボーグで、機械側が壊れたことを自然死として表現することでミスリードを誘ってる……?とか思ったんですけど、たぶんそういうやつでもなくて、下みたいなシンプルなやつだとおもう
・異次元上の塩原だよ
・ギアーズ博士が閉じ込められたよ
・色々調べてみて生物は不死化するっぽい (し機械も長持ちする?) ことがわかったよ
・実際には不死化はしてなかったよ (メッチャ遅くなるだけ?)
・最後は唯一ある木の下で亡くなったよ
なだけのエモ記事っぽい気がする
多分色々調べたり試したりしたんだろうけど出られなくて (塩を舐めてみたりとか彼らしくないことまで試してみて)、最終的に木の下でそのまま亡くなったよみたいな感じっぽい (映像記録の膨大さから、もしかしたらあちこち旅してみて最後に木に戻ってきたりとかもしてるかもしれないけど、そのへんはまあわからない)
何もないだだっ広い白のなか、ただ1つの緑の下で死を選んだ (機械じみたギアーズにも人の心はあるんだよ) 的なそういうやつかな……しらんけど……
いいたいこと
- トラッシュファイアを簡潔にいってほしい
- ある一つの世界体系。”カノンの3本柱”にあるような抽象的なルールが存在する世界で、色々なGoIやキャラクターを動かす。
- 注釈: 私の思想としてはカノンと世界は必ずしもイコールの概念ではなく、実際このカノンにおいてもそれは当てはまるが、設定の比較的高い連続性や”メジャーカノン”からの独立的主張、および著者自身が”宇宙”として言及していることからこう表現する。
- ”共通するテーマを持った世界”。設定に連続性はあるが、そこに大きく違反しなければテーマの部分だけ拾って書いてもいい。UraniumEmpire (特に近年の作品) は設定的連続性も比較的重視しているが、それ以外の著者は基本的にテーマ部分のみを拾っている傾向が見られる。
- トラッシュファイアのテーマ
- 抽象的なテーマ・ポイント
- ”秩序vs混沌”: 混沌の世界に秩序を生み出そうとする者たち。
- 原点は創世時の諍い。セフィロスとクリフォト、あるいはエネルギーと物質の戦争。
- ”万物には欠陥がある”という理念。
- これは住民にも適用される。”スペードのハウス”周辺で顕著。
- 旧き神々サイド vs 人類サイドの図式もこのテーマをより視覚的にわかりやすい形に落とした感じ。旧き神々は世界に対する異物であり、ある意味では混沌の象徴とも言える存在である。
- ”社会的生命”: 己の思想に則って衝突する人々。そこでは善悪は曖昧になる。
- ただしダエーバイトや旧き神々、ナチス等は比較的明瞭に悪役側の立ち位置にあることが多い。
- 派閥主義
- 様々なGoIの思想上の衝突から生じる政治的駆け引き
- 他の組織を頭ごなしに潰したりはできない現実的な財団像
- ”失敗”: 物事は失敗する。
- ただし”物事をより良くしようとする (そして多くは失敗する) 組織たちの話”や、”世界がより良くなりうるからこそ、その中で幾多の苦闘が起こるのです”などのテキストを見るに、おそらくはすべてが失敗するわけではない。
- 多くは失敗するが、その中の微かな希望を望んで試行は繰り返され続ける。
- 事例: SCP-2677、企画案2014-1221: “遂に目を覚ます”、Baptism of the Wandering Jew by Johnny the Son、SCP-5931
- 全体的にかなりグリムダーク的だが、希望が皆無なわけではないらしい。”ナドックスとメカニト”や”The Last Things Dr. Darryl Loyd Ever Did, in Chronological Order”などは実際明るめの終わり方をする。
- トラッシュファイア世界の歴史
- 多元宇宙の創造と破壊
- 旧き神々の発生
- ダエーバイトとイミット
- 代表的な旧き神々
- 近代
- 財団の設立と発展
- 財団内戦とインサージェンシー
- 多様な団体との抗争/政治的駆け引き
- ASCI / ORIA / オブスクラ
- 現代
- 現代米国の投影としての財団像
- 混沌の時代
- スペードのハウス
- 旧き神々とダエーバイトの復興
- 暗躍する聖約者
- WWSCSTT (緋色のキリスト)
- 復権を目論む過去の遺物
- オブスクラ / 第四帝国
- 多元宇宙の創造と破壊
- ”パンク”であるということ
- 反資本主義、反性差別、反キリスト、反ファシズム……
- 現代的・現実的な問題とクトゥルフ的な異物のミックス
- ダークな作風
- ユダヤの視点と著者意識
- メタ視点から
- ”メジャーカノン”批判と独立主義
- Acidverseなどの個人カノンに近い
- UraniumEmpireワールドの結実
- UEとそれ以外の著者との作風的差異
- CNでの独自発展
- 入れ込むこと
- 団体的混沌 / 重度の設定的シンクレティズム
- シンクレティズムからの独立存在化 (主張)……
- 政治関係をフィーチャーした記事の参加
- 事例: SCP-4776, SCP-3874, SCP-654
- 旧き神々と”人”との戦い
- 団体的混沌 / 重度の設定的シンクレティズム
説明
SCP-XXX-JPはかつて青森県の”蛸這村”として知られていたコミュニティです。当該コミュニティは2006年5月のイベント・ヌードゥスの結果として、構成人口386名のうち321名が異常な知的実体 (SCP-XXX-JP-1) に置換されていることが発覚しました。
SCP-XXX-JP-1は部分的に頭足類に似た特徴を持つ準知的実体であり、表面的にはマダコ (Octopus sinensis) の触手に似た構造体の集塊として認識されます。触手の本数には個体差が見られますが、SCP-XXX-JP-1は基本的に触手を丸め込み、中心部の退化した胴体と嘴を防護して生活しています。検死解剖によれば、実体の触手内部には脳含む内臓が分散して存在することが示されており、胴体の退化はこれによるものだと考えられています。
SCP-XXX-JP-1の知性は低く、知能テストの結果では小学3年生の人間と同程度であると結論付けられました。SCP-XXX-JP-1の行動目的は単純な増殖活動に置かれており、知性はもっぱらそのための模倣や隠蔽にのみ使用されていたようです。
最も重要な点として、SCP-XXX-JP-1は人間の社会的身分を奪い取り、なり変わる形で社会へと侵食する習性を持ちます。この成り代わりは以下3段階のフェーズから構成されます。
- SCP-XXX-JP-1個体同士の交尾により、1~2の幼体が誕生する。
- 親個体は標的と見なした人間を自宅へと招き入れ、殺害する。
補遺.XXX-JP.01: 出現と経歴
SCP-XXX-JP-1はおそらく1997年から蛸這村に現れ、住民の置換行動を開始したものと考えられています。収容後に実施された調査は以下の事を明らかにしています。
- 1997年7月、蛸這村の海岸に巨大な肉塊が漂着。新聞記事の写真を見る限りでは、触手が複雑に絡み合った存在のように観察される。この物体は発見から8日後に消失したとされている。
- 同年8月、夜間に異様な人影を目撃したという通報記録。この人影は触手の塊のようであったらしく、目撃者証言では”タコのお化け”と説明されている。
- 1997年12月、山中でクマの死体が確認される。この死体には千切れた触手が絡まっており、胴体には強い力で締め付けられた痕跡があったほか、右前足の先端が鋭利な何かによって切断されていた。クマの死体が発見される数日前に村民の女性一人が行方不明になっていたが、発見されず。
これ以後、SCP-XXX-JP-1に関連すると見られる報道や証言記録は無くなります。おそらくは村内の報道機関や警察機関が置換されたものと考えられます。
また、ある民家の屋根裏からは1冊の日誌が発見されました。この日誌は2001年の夏頃に書かれたものであり、この民家に住んでいた男性によるSCP-XXX-JP-1の調査内容を記録したものでした。日誌には筆者とその友人である高校生2名がSCP-XXX-JP-1の正体を認知し、その原因を探ろうと試みたことが記載されています。日誌内の情報からは、この時点で既に村の管理層がすべてSCP-XXX-JP-1に置換しており、人口の半分以上が既に置き換わっていたことが示唆されます。なお日誌は8月31日で断絶しており、民家に住んでいた同名の男性はSCP-XXX-JP-1であることが確認されました。
補遺.XXX-JP.02: イベント・ヌードゥス
イベント概要
PoIへの尋問: この村のことを知ってたのか? なんでこんなことを? — マジで服を溶かすウィルスを試したかっただけで…… だって人間の夢じゃん? クトゥルフ出てくるとか聞いてないんだけど