アイテム番号: SCP-6648
オブジェクトクラス: Eparch.特別定義/Eparch: アイテムそれ自体は異常ではありませんが、異常に関連しています。
特別収容プロトコル: SCP-6648の極端に無害な特性、並びにその収容難易度から、物理的な収容は放棄されます。SCP-6648に関連する資料や物品はサイト-81BBに保管されます。
説明: SCP-6648は上空約124kmの衛星軌道上を現在進行系で周回している、半径約5cmの緑色の球体と思わしき正体不明の物体です。
SCP-6648それ自体は一切の異常性を有しておらず、通常の物理法則に則って運動を行っているのみであると判明しています。SCP-6648がオブジェクトとして分類されている主たる要因は、その発見経緯にあります。詳細は当該セクションを参照ください。
補遺1: 発見経緯
SCP-6648は2019/09/16(以下、単に09/16と表記)に発生したサイト-8181を中心とした複数の日本支部管轄下収容施設における大規模収容違反(通称: "嘆きの水曜日事件")に伴って発生した、旧サイト-M1.旧サイト-M1: 元々はSCP-4335を収容するために作成された、ビデオゲーム"Minecraft"内部の仮想収容施設です。後述するSCP-████の発見後には物理的オブジェクトの収容にも利用され始めたものの、09/16以降のどこかの時点でデータごとサーバー上から消滅し利用不可となっており、以後当該サイトと同一の業務はサイト-418が担っています。におけるSCP-4335とSCP-2700、SCP-████.SCP-████: 現実世界とビデオゲーム"Minecraft"内部を行き来可能なポータルを作成するためのキネトグリフ的儀式手段であり、Thaumielクラスオブジェクトです。2018/02/04に他オブジェクトのリバースエンジニアリングの過程でヘンリー・フリードマン博士によって発見され、それ以降多くのオブジェクトを収容するために利用されています。を含む複数オブジェクトの収容違反の結果発生したものであると推測されています。しかしながら、09/16当時の情報はSCP-████を通じて旧サイト-M1に移動し滞在していた職員及び人型オブジェクトを通じてのみ、間接的にしか得られていないため、以下の経緯には複数の憶測・真偽が不明な事項が含まれていることに留意してください。
2019/09/16、
補遺2: 無符研究員に対するインタビュー記録
補遺3: 回収済文書記録
上記のインタビュー後、