1998 Writing Guide





作業メモ:

  • 掲載方法・ローカルルール欄の完成・改良

執筆ガイド

執筆するうえでの基本条項

1998年は比較的緩やかなカノンであるため、あまり厳しい規則はありません。ただし、以下のことを念頭に入れておくといいでしょう。

■ 参加要件

1998年カノンの世界観を採用しているか、あるいはそれに関連している作品がこのカノンに参加できます。

■ トーン

カノン全体としては、進歩的で前向きな空気感を有します。一方で、個々の作品単位で見れば、不幸な話や悲惨な展開も珍しくありません。こうした作品は、将来的な“夜明け”へ繋がるまでの過程の話として受け入れられています。

■ メインテーマ

1998年カノンは、主に以下3つのテーマを探求します。

1. 苦難を乗り越えて未来へ向かう。
団結した人々による大事件・大災害への勝利や、その後の復興、あるいは市街に住む個々人が抱く葛藤とその打開など、このテーマはカノンを通して様々な形で描かれます。太陽と夜明けは、本カノンにおける人類の希望・事態の打開の象徴です。

2. 相反する2つの衝突と融和。
ヴェールとはすなわち、現代科学・近代政治と、古代魔法・神話伝承の2つの世界を分け隔てる存在でした。それが消失した今、両者は世界中で衝突し、大きな混乱を生みながらも、次第に奇妙な形へと融合して行きます。文字通りの悪魔と暮らす生活は? 神を使った発電方法にはどんな問題が? 考えられるシチュエーションは数多く存在するでしょう。

3. 架空世界の構築を通した、この世界の問題の探求。
しばしば、SFでは我々の世界ではあり得ない出来事を導入しながらも、それを通して人類社会が抱く普遍的な問題を浮かび上がらせてきました。本カノンでも、異常と正常というSCP的な枠組みを通して、これらの問題を見つめ直し、再考します。

■ 設定の一貫性

1998年カノンは、作品間での設定の一貫性をそれほど重視していません。各作品は共通の出来事や設定で結びついてはいますが、厳密にはパラレル的な関係性にあると見なされます。これは、新たな著者に過度の負担を強いないようにするための措置です。

このハブの採用している設定 (メインライン) は、全シーズンの中心的事案が発生したという前提の下、主要な設定をなるべく矛盾なく結びつける形で作られたものです。作品執筆時はメインラインを採用し、ハブの設定にある程度準拠することが推奨されていますが、義務ではありません。物語上の必要に応じ、既存の解釈から離れることも可能です。




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