カノン-RU
サイト-7
Хаб Зоны 7
登録年 | 2016 | 原案 | Blackbird5154 |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- ロシア支部を舞台にしたプロット共有型カノン。リザレクションカノンの影響を受けており、インシデント1001-RUを起点に展開していく。
- SCP-1001-RUについての補足: 『SCP-1001-RU/SCP-2470 - 虚無の特異点』 (1001-RUが英訳され、同内容で2470として投稿されている。JPに和訳されているのは後者) は、それが認知したものを消失させる実体、ないしはそれと強く関連付けられたものが消失する何かである (おそらくは後者が有力か)。その性質上、容易に現実の崩壊を引き起こし得るため、複雑かつ重厚なプロトコルにより収容されている。
- 「嵐の目」サイクルは財団職員 エフゲニー・サフチェンコを主人公として展開する。彼には──本人は知らないようだが──自分だけが無事に済むよう周囲を確率改変する異常性があり (なので“嵐の目”)、それを以てインシデント1001-RU (SCP-1001-RUの収容違反) を堰き止めた功績がある。以後、彼は上層部の判断により、フィールド任務で活用されるようになる。
- 「利害の衝突」サイクルはタチアナ研究員とエージェント・フェヤがサイト7-Dについて調べていく話。この話のラストでインシデント1001-RUが発生することになる。
- 現サイト7以前に存在していた秘密施設・サイト7はある時を境に離反し、独自行動を開始している。この旧サイト7は現在サイト7-Dと呼ばれている。
- 旧サイト-7では人為的な人型アノマリーの開発を行っており、エフゲニー・サフチェンコもその開発結果の1つであるらしい。
- ハブにサンドボックスの構想まとめページがリンクされているが、ドメイン変更の影響か現在繋がらない。現行リンクはこちら。
- 補足: サイト-7はロシア支部最大の中心的施設。初期はサイト-7=ロシア財団、サイト-19=アメリカ財団のように見做されていた時期がある。
Gipolibidemiaのメモ
リザレクションフォロワーたる所以:
- 人事・scip大活躍系のカノンだが、支部外の人間 (あるいはRUのニュービー) からすると「何この人事/scip…… 知らん……」となること請け合いだろう。
しかしこのカノンがリザレクションフォロワーである所以は、ロシア語支部史的に大きな役割を果たしたユーザーの人事や、当時著名だったscipに再活躍の場を提供ヴァスクリシェーニェした点にある。
例:
エフゲニー・サフチェンコ:
防諜員オソビースト (Особист):
アーロン (アアロン、Аарон):
ヌアール (ノワール、Нуар):
- おこらくPetit_Noirのこと。人事ファイルは存在しないか残っていない。
- 「台風の目」4章に登場。
- Gene_RやOsobistらと同じく黎明期から活躍していた著名な著者だが、2017年頃にBANされたらしい。
- なお、ウクライナ人である。BAN以降もUAやENで活動していたようだが、2022年にかつてRUに投稿した自著の削除を要請するも、自主削除は原則認められないとして却下された。その後しばらくしてアカウントを削除した。
ステン (スタン、Стэн):
- 「利益の衝突」中で出てくる内部保安部門員。
- おそらく
Sten_MkIIsのこと。人事ファイルは存在しないか残っていない。人型オブジェクト標準収容プロトコルや機動部隊隊員および保安部門職員における標準装備といった設定系記事を残した。後者でオソビーストや内部保安部門に触れていたためか、サイト-7カノン中でも彼とともにフェヤを尋問する様子が描かれる。
- SCP-1046-RU (雑に強いオブジェクトとして、しばしばSCP-682と比べられた)
- 当カノン執筆期 (2015-16) のcleveremptYやBlackBird5154の作品に、タグは付いていないがサイト-7と連続していそうなものがある。
例えば両者の共著SCP-1208-RU (サンドボックスのまとめページでもメタタイトルが言及されている) 中に、架橋計画プロイェクト・モーストの名前が挙がっている。
- 2023年、施設ファイル: サイト-7が当カノンの新記事として迎え入れられた。約7年越しの新記事となる。
2023年までにRUで生えた独自設定をENのSITEフォーマット風にまとめた記事。結果的に当カノンからの設定引用が多くなっていたためか、タグスタッフから当カノンのタグを付与されるに至った。
«H»
«H»
登録年 | 2021 | 原案 | cleveremptY |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | 世界観型 | 作品分類 | 滅亡型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 世界の尽くが異常化した世界を舞台にしたカノン。財団は少数の正常な存在をHオブジェクトに割り当てて管理している。SCP-001-H、ホープタウンがカノンの中核となる模様 (?)。
- 主にGipolibidemia氏により翻訳進行中。
Gipolibidemiaのメモ
- 設定と背景と作風:
- この世界では異常発生頻度が指数関数的に増加していた。2009年に連発したインシデントを契機に、財団は異常収集者としての在り方を徐々に変え、世界の正常性を収容する組織に変質。
- 同年、有史以来異常に異常現象が少なかった町・ホープタウン (グレートブリテン島) の一帯の地下に財団の本拠地”サイト-0”が構築。
- 2012年、世界各地の高正常性領域を”SCPオブジェクト・カテゴリー-H”に指定。それぞれに特別収容プロトコルを策定。
- その後の歳月で、ホープタウン以外の各SCP-Hは徐々に収容違反正常性崩壊。サイト-0はそれら領域からSCP-H指定を解除していく。
- 各地の財団職員は正常性を維持し切れなかった無力感や苛立ちを覚え、あるいは自身らや市民を見捨てたサイト-0に憤慨。あるところではホープタウンへの市民輸送を決行し、あるところでは現地政府や市民と結託して独力での正常性死守に走る。
- 2030年までにはSCP-001-H以外の全世界が異常に呑まれた。また少なくとも同年時点で、2035年にはSCP-001-Hも収容違反することが予測されている。
- 崩壊寸前の世界で職員や市民が示す、誇りと狂気と希望がテーマ。
- カノン成立史:
- 最初の記事は2019年5月投稿のSCP-001-H。
- 2021年11月、DIRAと一緒にカノン化した。ロシア語支部発の概念をフィーチャーした「第17回コンテスト - 『機密指定』の名の下に - 」Lore部門出場作をもってカノン要件を満たしたことによる。
- カノン化に2年かかっている。この間いろいろなユーザーに関連記事が書かれた (多くは現存しない。ロシア語支部やウクライナ語支部に見られるシステム・Полигон制によりメインサイトへの掲載が棄却されたため)。
- 知名度は早期から高かった。2019年ごろには既に「あれ?まだカノン化してなかったんだっけ?」と (皮肉とかではなく) 素で勘違いしているユーザーも見られた。SCP-001-Hの過去リビを見るとカノン未成立時代に誤ってタグ付与されているのも確認できる。
- 当初はSCP-001-Hとその周辺の異常領域のかかわりを主に描き、地球全体の動向についてはそこまでフィーチャーしないつもりだったらしい。が
ArbelictのSCP-002-Hにより全世界規模に舞台が拡大。
- Arbの参加を経て第三法則よろしく様々な世界観用語が追加された (日本語圏に存在するHハブ和訳は彼の参加以前に書かれた下書きを元にしておりこの辺の用語が捕捉できていない)。財団は、旧世界の気象予報になぞらえてПогода奇象という枠組みで、異常現象とそれが発生している地域の推移をマッピング (訳語を陰謀論者の用語と被せざるを得ない事故が発生している)。
- なお「奇象」という概念は、Arbが2019年くらいに練っていたが形にならなかった執筆計画から流用しているらしい。
- その他:
- Hとは以下のバクロニム。ラテン文字Hであり、キリル文字Нエヌである。
- Hope / Hopetown
- НадеждаNadezhda (ロシア語で「希望」)
- НормальностьNormal’nost’ (ロシア語で「正常性」)
- Не-АномальныйNe-Anomal’nɨy (ロシア語で「Non-Anomalous」)
- …ということになっているがcleveremptYが強く意識しているのはたぶん1. だけで、2. は町の名前から、3. はSCP-001-Hの原語版メタタイトル「Зона максимальной нормальности」を見て他ユーザーが想起し定着したもの。カノン名もНエヌでなくHエイチで申請されている。
- ArbはINTへの輸出とカノンの国際化に燃えていたらしい。それに関連してかはわからないがcleveremptYも001-Hの英訳時に外注で査読を頼むなどの力の入り様だった。
- 著者の顔ぶれにはロシア語支部の古参ユーザーとニュービーが入り乱れている。
- Hとは以下のバクロニム。ラテン文字Hであり、キリル文字Нエヌである。
内部調査分析部門 (DIRA)
Хаб Департамента внутренних исследований и анализа (DIRA)
登録年 | 2021 | 原案 | Arbelict |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団 内部調査分析部門。意図的に収容違反を起こしたりして、組織の動きを調査・分析し、収容プロトコルや規則の作成に利用している特務機関。
- 人体実験上等の部門なので、倫理委員会には存在を隠されているらしい。
Gipolibidemiaのメモ
- 最初の記事は2021年5月、第16回コンテスト - ロシアン・ルーレット - 参加作のオブジェクト・ゼロ。その後2021年11月、Hと一緒にカノン化した。ロシア語支部発の概念をフィーチャーした「第17回コンテスト - 『機密指定』の名の下に - 」Lore部門投稿作においてカノン要件を満たしたため。
- カノン外の記事でも若干の言及が見られるようになっている。
- Wikidot脱出後のタグ刷新以降、diraは「部門タグ」として扱われる。
通時無謬性保障部門
Хаб Отдела временной безошибочности
登録年 | 2023 | 原案 | Kardalak |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Gipolibidemiaのメモ (ニワカ知識ベース)
- 通時的無謬性保障部門は内部保安部門から派生した部門。その業務はSCP財団の不在化を回避するため、リソースやアイテムを管理すること。
- 財団は世界滅亡への保険としてSCP-2000を有している。しかしながらリセット後の人々に異常と正常を区別せんとする意志が生じなければ、SCP財団は再建されない (というカノンを採る)。このような不確定な状況を排するため、今後いかなる事態が起ころうと、いかなる姿に変わろうと、正常性維持機構SCP財団が存在する未来だけは断固保障することを目的とする。
- 当部門はMTF プサイ-180 (“静かなる流れ”) を管轄する。隊員は “イニシエーション” により過去や未来を幻視することができる。
- “イニシエーション” は、将来のアポカリプス (当部門により “枢源事象” と称される) を幻視した某カルト教団の儀礼行為をベースに、改造型SRAを併用することで実践される。
- プサイ-180がもたらす情報をもとに、財団存続に資する活動が行われる。それが現在の財団から見て合理的なものであるとは限らない。
- カノン内である程度の矛盾を許容している模様。ハブの記述にはそのための曖昧さが仕込まれている (部門の真意は本当に財団存続なのか? 部門長の出身は?)。
余談
- 以下、カノン成立よりだいぶ前、Discord見てたら流れてた画像。これにカノン主著者
Kardalakがどう反応していたかは忘れたが、氏の作品にコンティニュイティがあり得ることは念頭に置いておく。

全体的な話
- カノン-RUは3著者5記事で作成可能 (参考)。
- RUでは、同じく非英語圏であるJP同様 “ハブ (хаб)” という単語が、元の意味に加えて “カノン/シリーズ” も意味するものとして広まっている。本来誤用なのだが、既に向こうではガイドレベルで使用されているので、実質そういう専門用語と化している。
Taleシリーズ-RU
余談
- RU版のカノンハブには、ENではカノン扱いされていない反ミーム部門やクロスオーバープロジェクトも一緒に載っていたりする。
Gipolibidemiaのメモ
- 長らくポリゴン制 (スタッフから好評を得られなければ記事が削除される) により突飛な記事が書きづらい風潮があったが、2023年秋頃に制度廃止。今後のカノンの増加が期待される。
メインサイト外のカノン的な動き:
SCP: Total Containment Failure (2017〜2020)
ロシア語支部の現役管理者
Osobistやサイト-7とHカノン砲手
cleveremptY、および他数名が参加していたTRPGシナリオ創作サイト。プレイヤーは、ヴェールが剥げてポストアポカリプスが進んだ世界で生存を図る。……はずだったが、完成せず空中分解した模様。
プレイヤーが不自由にならないようある程度のあいまいさを残しつつ、ゴリゴリに世界観を固めていた。当時INTに輸出済みだったのだろうほぼ全部のGoIの状況を設定してたり、Yandexの地図上に勢力図描き込んでたりなど色々圧巻。
- 2020年のSCP-1013-RU収容違反をきっかけに、世界規模の同時収容違反 (TCF-クラス: 総収容違反事象、あるいは “カタストロフ”) が誘発。幸い人類絶滅は免れたが、世界人口の9割が死滅した。“カタストロフ” の前後で様変わりしたGoIが国際社会のアクターとして勢力圏を拡大し、世界情勢は一変していった。
プレイヤーが降り立つのは“カタストロフ” から35年が経った世界。何もかもが変わり果てた2055年を、それでも生き続けるために歩んでいく。
- ダエーバイト文明が復活してたり朝鮮半島が南北統一してたりサイト-7-Dが要注意団体化してたりする。
- аномальная зонаや裏ロンドンへの言及など、後年のHカノンにインスピレーションを与えていそうな要素が散見される。
- RUには「壊された虚構・改」的な派手なカノンを作ったり、他言語支部産GoI記事を書いたりしづらそうな空気がある。メインサイトで書けないフラストレーションを他所で発散してたんじゃなかろうか
コンテスト:
第17回コンテスト 『機密指定』の名の下に:
ロシア語支部に既にある、あるいは今コンテスト向けに新たに創出したMTF・GoI・カノン・シリーズをテーマとしたコンテスト。カノンをフィーチャーしたイベントはたぶんこれが唯一無二。ここで新たに成立した記事を以てHとDIRAがカノン要件を達成した。
カノン-KO
朝鮮
조선(朝鮮)
登録年 | 2014 | 原案 | Salamander724 |
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記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 古代朝鮮、特に李氏朝鮮時代の異常史の話。KOの歴史系カノン。
- 1568年、古代朝鮮の伝説的道士・田 禹治 (チョン・ウチ) は、極めて強力な妖狐・千年九尾狐を激戦の末に「武陵桃源」 (≒桃源郷。SCP-159-KO) という異次元空間に封印。しかし、その後戦いの負傷で死亡する。
- 田 禹治の遺言 (超常的脅威に備え、道士が団結するべきだ) が周り巡り、1600年に政府管理下の道士組織・不語都監が設立される。これが当時の正常性維持機関として活動した。
- 次第に不語都監で内部抗争・派閥争いが起きるようになる。1701年には禧嬪張氏 (第19代王の妾。元王妃) が現王妃の仁顕王后を呪殺したとする告発から処刑される事件 (辛巳換局) が発生。不語都監内の謀略により、この際の内部粛清の際に、技術派が敵対する呪術派を追放させた。後に、この際の後始末として不語都監は解体されることとなる。(なお、呪殺疑いから処刑の下りは史実である)
- 1654年、不語都監から分離するかたちで、異常の研究・収容を専門的に担う政府機関“保伝院”が設立された。また、18世紀には不語都監が解体され、後釜として対異常武力機関・異禁衛が成立した。これにより、李氏朝鮮では二大超常機関による管理が行われるようになる。
- 1795年、封印されていた千年九尾狐が脱走する乙卯禍変が発生。この際、両機関は責任逃れとして、過去に分離した呪術派道士の残党勢力 (地下道士) に責任を押し付け、激しい弾圧を展開。結果、政府機関と地下道士は敵対関係が明確になる。
- なお、脱走した千年九尾狐は後に財団に収容され、SCP-953に指定されている。
- 1910年には朝鮮半島が大日本帝国の侵略を受け、植民地化。李氏朝鮮は解体され、政府超常機関側の大部分はIJAMEAに吸収される。一方、地下道士の側は対日抗争を展開。1910年代に地下道士は蛇の手と接触し、将来的にはこのことが原因でGoI-KO“赤斑蛇の手”設立へと繋がっていく。1920~30年代には中国・義和団と連携して活動していた模様。
- 大日本帝国編あたりは扶桑紀カノンとも一部リンクしている。
- 終戦後、地下道士の末裔はホヤにより赤斑蛇の手として再組織化され、現代の物語へと繋がっていく。また、赤斑蛇の手の指導者である妖狐“ホヤ”は、田 禹治と千年九尾狐の間に生まれた存在である。よって、朝鮮カノンは“赤斑蛇の手”のルーツと密接な関わりを持つ。
- Salamander724氏により、(翻訳投稿システム成立以前から) ENにも一部記事が英訳投稿されていたりする。
- なお、このカノンはハブに執筆ガイドがない。設定自体は“カノン”タブのあたりにまとまっている。
- ハブが完訳されておらず、年表のあたりが未翻訳で放置されていたりする。
霧津奇譚
무진기담(霧津奇譚)
登録年 | 2015 | 原案 | Salamander724 |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 常に霧に覆われた異常多発都市・霧津 (Nx-64) を舞台にした、一人称視点の掌編群。ロケーションカノン。
- かつては“霧津”タグがカノン兼ロケーションのような扱いをされていたが、最近、カノンタグ“霧津奇譚”とロケーションタグ“霧津”に分割された。そのため、非一人称視点の霧津関連記事はもっと多い。
- 『確保施設ファイル: サイト-64K』は一人称Taleではないのだが、設定面の基盤であるからか、カノンタグが付いたままである。この記事いわく、霧津は全体的にヒューム値が低く、現実性が不安定な土地らしい。
- なお、霧津は1964年に金承鈺 (キム・スンオク) が発表した短編小説、『霧津紀行』に登場する町が元になっている。
アノマリンピック
초상올림픽
登録年 | 2022 | 原案 | Navla |
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記事数 | 低 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 超常世界のオリンピック、アノマリンピックを題材にしたカノン。
- GOC 108評議会に加盟しているIOCにより、全世界のGoIを対象にした超常スポーツの国際大会が開かれた!というもの。
- おそらく、『IOCが組織委の要望を却下 揺れる東京五輪』をアイデア元の1つとして踏まえているのではないかと思われる (?)。
- 一応ハブは翻訳中の模様。
全体的な話
- カノン-KOは3著者5記事で作成可能。
- カノン議論専用のスペースとして、『Canon-KO』という公式Discordサーバが存在する (参考)。SCP-KO公式サーバの#문선사 - 부속채널신고 (#文選司 - 付属コミュニティ申告) チャンネルにある招待リンクから参加可能 (GoI-KO鯖も同様)。
- なお、スパム対策か、承認されてロール付与されるまで大部分のチャンネルは表示されない (?)。
- 構想中カテゴリは特に閲覧制限が無いが、朝鮮カテゴリ・サイバー霧津市役所カテゴリといった専用カテゴリは専用ロールが無いと閲覧不可な模様。
Taleシリーズ-KO
かつてカノンだったもの
- SCP-625-KOから連なるカノン。朝鮮戦争の話だった模様?
- 確か連載中のシリーズで、ハブも未完成だった。そのまま未完で放置されていたので削除→カノン-KOから取り下げられた……とかだったかもしれない。うろ覚えなのだが。
構想中のカノン
그날이 오면 / その日が来たら
- カノン-KOサーバで議論されているカノン。おそらくハブ下書きなどは無い?
- かつて、修身者 (GoI-004K、韓国のメカニト分派) が梁山市、伽耶時代の鉄鉱山で梁山断層に眠る“何か”を発見。それを封印すべく地下都市を建設した。しかしそれが目覚めてしまい、大地震が発生、韓国が滅んでしまった世界を描くらしい。
- 韓国の支部カノン。なお、“支部”ではなく“地域司令部”なのは、かつてSCP-KOのサイト設立時に、“韓国支部”を自称する別派閥と抗争していた過去があり、特に一昔前のSCP-KO内では支部呼称が避けられていたため。
- 昔Dr Devanさんがカノン化を目指していたようで、氏のサンドボックスページに痕跡がある (参考, rev.82)。現在は、Salamander氏とGlass氏あたりが設定をリブートして再度カノン化を目指している模様。
- シリーズⅠ的な初期作風への回帰を掲げるカノン。財団は小規模で、アノマリーは謎めいている。GoIもあまり出てこない。
- カノン-KOサーバで構想中。
- “ちいさなざいだん”とは名前が酷似しているが別物。この類似性については向こうでも話題になっていた。
- 財団がヒーローを雇い、ヴィランを収容する組織として公然と知られているカノン。財団ヒーロー協会化。
- カノン-KOサーバで構想中。何故かハブ下書きが2つある。こちらは旧版……?
ゾンビ
- SCP-008の流出により、ゾンビ・アポカリプス化してしまった財団世界の話。
- 「確保、収容、保護、そしてゾンビ」で提案されたカノン案。現在はカノン-KOサーバで議論中。
- 主導はMigueludeom氏 (旧アカウントは削除済。初期作品はこちらのアカウントで投稿されている) で、氏により既に数作品が投稿されている。
- 設定共有ページがあるが、現状誰も書き込んでいない……。
- 極寒に囚われた世界のアポカリプス/ポストアポカリプス。連作-JPの氷我記に近い。
カノン-CN
- 表紙
- 生
- ニルヴァーナ
- 豊穣公社
- 忘れ難きもの
- 鏡面の引火点
- 深淵の光
- 財団4K
- 公費旅行
- 散結
- 医院
- 空と大地のラプソディ
- linkAge
- アイディタ計画
- 港.城.江
- 荏苒荒涼
- アルツハイマー
- 捜査部
- 転写不全
- 境界の画定者
- コールド・スタート
- その他
生
生
登録年 | 2017 | 原案 | Airalin_Knowledge |
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記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 異常存在が出現しなくなり、次第に既存アノマリーからも異常性が消えていくようになった世界のカノン。
- CN最大規模のカノンであり、100以上の記事数を誇る。
- QQグループ: 613427756 (ディスカッションより。まだ動いているんだろうか?)。
ニルヴァーナ
Nirvana
登録年 | 2017 | 原案 | (account deleted) |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 秘密結社“ニルヴァーナ”とその周辺を取り巻くカノン。サーキシズムをGoIではなく、宇宙観や歴史、関連団体ごとカノン化したような感じが近いかもしれない?
- かつて、世界は異常により支配され、彼らにより人は導かれていた。しかし、次第に人類は力をつけ、支配権は移っていった。やがて、人類は異常を掃討し、科学と正常の時代へと変遷していく。この時代、異常や異常組織はそれぞれ異なる思想の下に動いている……というバックグラウンド。この中で、各GoIの役割が規定される。
- GoI-8436/ニルヴァーナは“全ての苦しみを終わらせる”ことを掲げる古代から続く秘密結社であり、4つの派閥が存在する。彼らニルヴァーナに関する話がカノンの大部分を占める模様。
- SCP-CNは放浪者の図書館wiki中国語版も兼ねており、ニルヴァーナカノンはSCPとWLの双方に跨がるかたちで展開されている。WL-CN側は“灰烬残页/灰燼残頁”として、上記世界観ベースで物語が綴られている模様 (?)
引用
Nirvana(GOI-8436、カノンの主人公)
理想主義者。彼らは、世界はあまりにも多くの苦しみを経験してきたとし、異常な時代が過ぎたとはいえ、人間はいまだに殺し合いに躍起になっていると考えている。仮に、アノマリーと人間が対等に協力することができれば、全てに終止符を打てるのではないだろうか?
暴風騎士団: 異常による統治への回帰を目論む
財団: 理性主義者。異常は脅威であり、抑制を試みる
GOC: 伝統的な人間思想の典型。異常は敵であり、一掃せねばならない
MCD: 投資家。理想の異常とは自分の思想を持たない"商品"だと考える
Nirvanaを中心に各団体がヘッカバトルを展開するカノン
— @snsnojisan (2021/1/17)
豊穣公社
丰饶公社
登録年 | 2017 | 原案 | Crucifixion1 |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 (?) | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 国家唯一の政権与党“豊穣公社”が財団の代わりに存在し、人民を支配している世界のカノン。シニアスタッフは有力な党員として活躍している。
- 『わるいざいだん』等と同様の、典型的なディストピアもの。
- 実はフォーラムサイト時代に原案と初期作品群が生まれたカノンであり、Wikidot版での登録は少々遅かったものの、最古のカノン-CNであると言える。 (here)
忘れ難きもの
再难遗忘
登録年 | 2017 | 原案 | Airalin_Knowledge |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 記憶処理が封じられた世界のカノン。テーマ型。
鏡面の引火点
镜面闪点
登録年 | 2017 | 原案 | Agent Phage |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 別世界型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2つの財団が同時に活動するシチュエーションをテーマに作品を描くカノン。テーマ型カノンで、各作品は設定・プロット上ほぼ繋がりがない。
- 複数財団が出ていれば基本的にどんな作品でも参加可能なようで、例としては「元々2つの財団が共存していたが抗争に発展」「世界が突如2倍になり財団も増殖」などがある。
- ただし、“1世界で2つの財団”が原則であり、“平行世界の財団同士が交流/対立する”という事例は非推奨なようだ。まあ、初期作品の『棱镜折跃』は並行世界の話だったが (とはいえ、こちらは2世界が重複することが示唆されている?)。
深淵の光
深渊之光
登録年 | 2017 | 原案 | W Asriel |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- “真理の神”が世界全土で崇拝され、財団の代わりに“深淵の光同修会”なる宗教的組織が活動している世界を描くカノン。
財団4K
基金会4K
登録年 | 2017 | 原案 | QBLevi |
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記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- 4000年後の財団世界を描くカノン。人類は艱難辛苦を乗り越えて発展し、技術を向上させ宇宙へも乗り出している。
- カノンは40世紀に至るまでの“序曲”と、40世紀からの“本編”に分かれている。
- その分かりやすいながらもインパクトのあるテーマが受けて、JPでも一定の知名度がある。
関連ページ
公費旅行
公款旅游
登録年 | 2017 | 原案 | Freedom Koo |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 職員が財団の経費でどこかに出かけた際に起こった出来事を描くシリーズ。テーマ型としての性質がかなり強い。
- indonootoko氏の『公費旅行: ややキャン☆』がウケたため、JPでもやや知名度がある。
- なお、ハブ上部のイラストのキャラクターは永夜カノンのオリヴィア。永夜カノンの消失後、微妙に残った残滓の一つ。
散結
散结
登録年 | 2018 | 原案 | koi_Vicky Stan |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団の内戦を描くカノン。
- テーマ型としての性質が強く、財団内戦の統一された見解は存在しなさそう (?)。内戦の結果、世界が滅んでもカノン参加要件は満たすらしい。
- 同様の試みとしては、スレートサンダーについてのブリーフィング (EN) などが存在する。
医院
医院
登録年 | 2018 | 原案 | DF-thirteen |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 並 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 中国へやって来た壊れた神の教会の伝道師らが形成した“医院”に関する作品群。
- カノンの設定自体は割と開放的で、上記要項を守っていれば受け入れ可能らしい。とはいえ中心的なタイムラインは存在し、大多数の記事はこれを踏まえている。
- 19世紀末に壊れた神の教会の伝道師らが中国を訪れ、20世紀初頭に“医院”を形成。医療行為とともにメハニズムを伝道した。
- 1931~1945年にかけて、日中戦争が勃発。医院の信徒らもこれに巻き込まれる。IJAMEAが医院からアーティファクトを接収したり、医院所属の医師が現地人をサイボーグ化してIJAMEAと戦わせたり。
- 戦後、医院は解散。現在、財団が中国圏で大きな勢力を持っているため医院は表立って活動していないが、一部信徒は地下活動を続けている模様。
- このため、実態としてはワールド型カノンに寄っているところがあるかもしれない。
- 医療行為の一貫として、身体の機械化等も行っていた様子。SCP-CN-467等の描写も踏まえると、教派としては歯車仕掛正教系なのかもしれない。
- 日中戦争 (中国側呼称: 抗日戦争) 関係の話が多いため、近代史創作の色を強く帯びている。
- 名有りキャラクターとして、ヨセフス・ミラーが登場している。彼は現在SCP-CN-467に指定され、財団に収容されている模様。作中内容を見るに、SCP-CN-979の[編集済]先生と同一人物なんだろうか (?)
- なお、歴史的に、キリスト教伝導団が教育・医療とともにキリスト教を伝える手法をよく取っていた。特に19世紀末〜20世紀の中国への布教時は教会が医院・診療所を兼ねているという事例も多く、医院カノンはこの事実を踏まえている (参考)。SCP-CN-467の描写を踏まえるに、医院は表向きこうしたカトリック伝導団に扮して活動していたのかもしれない。
- QQグループ: 770414859 (ディスカッションより)。
関連ページ
空と大地のラプソディ
空地狂想曲
登録年 | 2018 | 原案 | Agt_LEAZOV |
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記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 現実世界に即した世界で展開される、いくつかのシリーズから成るポリティカル・サスペンスカノン。リアリティラインは比較的高め。
- “西へ”はAgt_LEAZOV氏による連作。GOCが開発中の新兵器を探るため、財団中国支部からウクライナ東部・ドンバス戦線に派遣されていたエージェント・LeazovとSKYは、中国支部内の内紛に巻き込まれ始末されかける。二人は誘拐したGOCサイドの超常兵器開発者・ノーベルとともに逃亡し、裏切り者として財団に追われながら、西へ西へと移動していく。
- この内戦、もしかして散結カノンで発生する財団内戦のことなんだろうか……?
- 一方、“東へ”はcangfeng197による連作で、ロシアを舞台に展開される。この2大連作がカノンの核を構成している。
- 現実の出来事・政治情勢等を踏まえて展開されており、その背後で財団やGOCが動いている。歴史改変要素は忌避される模様 (?)。
- 極寒の戦争カノンと隣接している。
- なお、和訳版ハブは若干古い。
関連ページ
linkAge
linkAge
登録年 | 2019 | 原案 | Sekai_s |
---|---|---|---|
記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- サイバー技術が発達し、電脳が一般化した近未来で展開されるカノン。サイバーパンクの色が強い。
- マクスウェリズム教会が主役的存在として活躍。AIADカノンの設定が拡張されている。
アイディタ計画
爱蒂塔计划
登録年 | 2019 | 原案 | GazerPara |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- “アイディタ計画”に関するカノン。アイディタ計画は平行世界間の財団同士で交流し、技術力を向上させるプロジェクトであったが、ある時問題が起きて相互交流が不可能になってしまったため、計画は凍結されたとされている。
- QQグループ: 545145898 (ディスカッションより)。
港.城.江
港.城.江
登録年 | 2019 | 原案 | MScarlet |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 科学世界 (左次元) の香港と、魔法世界 (右次元) の香江を繋ぐ異次元都市“香城”の話。ロケーション系カノン。
- 左次元は我々の世界に相当。右次元は核戦争の結果世界が滅び、その後復興した新文明が世界を支配している。中国付近には華人国家“アメリキン合衆国”が存在している。
- 右次元では核の影響で“神能”なる現実改変能力を人類が手にしており、これが左次元の科学に相当する枠として存在する。一方、左次元の科学は右次元では魔法と見なされる。
- 右次元には築基會という財団相当の組織が存在し、“魔法”の対処に当たっている。
- 香城はこの2世界の間に跨って存在する。また、要注意団体“聖クリスティーナ学院”の所在地でもある。
- 読みは多分「コン・シン・ゴン」、略してKSG。江は普通話ではjiāng読みだが、香港などで話されている広東語ではgong読みになる。
- 中核となる3記事: 『真正的遺產』『SCP-CN-1997 - 當魔法與奇術、左與右、神代與現代、基金會與築基會交織之時』『UIU 領域関連文書 — 香城』。この中ではUIU領域関連文書が和訳済。
荏苒荒涼
荏苒荒凉
登録年 | 2017 | 原案 | NicolasL |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型? | 作品分類 | 設定追加型 (未来) |
Dr_Kasugaiのメモ
- じんぜんこうりょう。近未来世界で展開される架空戦記。ミリタリものとしての性質が強い。
- 財団軍 vs カオス・インサージェンシーの話が主軸のようだが、世界では並行に第六次中東戦争、ロシアによるウクライナ全面占領、第三次湾岸戦争など、様々な架空戦争・紛争が勃発している模様。
- 元は2020年にNicolasL氏による長編Taleシリーズとして始まり、2021年にカノン化を遂げた (このシリーズが“第一タイムライン”として、後続設定の礎になっている)。
- 現在NicolasL氏はこのカノンから離れ別プロジェクトに移ったようだが、もう一人のメインライターであるAgt_LEAZOVらなど、複数名の参入著者が活動を継続している模様。
関連ページ
- 半月刊设定访谈第一期: CNの財団新聞のカノン特集企画における、荏苒荒涼のメインライター2名へのインタビュー。
Gipolibidemiaのメモ
- 日本時間2022/11/19正午ごろ
Ethnic ElapidがRUとUAの公式Discord鯖に現れ、当カノン執筆資料として2014年以降の東部ウクライナの実情を尋ねている。RUではモデレーター/管理者陣から「それについて深掘りすることは法に触れかねない」として同鯖内でこの問いを深掘りするなと嗜められ、UA、あるいは露政府・宇政府どちら側からのプロパガンダのバイアスもないであろう、実際にその地 (ドンバスとか) に住んでいる人たちに改めて尋ねることを勧められている。
アルツハイマー・シンドローム
阿尔兹海默症
登録年 | 2022 | 原案 | Heavyblues |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 衰退しゆく財団を描くカノン。損失、収容違反、内紛、汚職……と悲惨。テーマ型的な性質が強い?
- 通称アルシン。
- ある意味、まずしいざいだん・シリアス版みたいな趣もある。
捜査部
刑侦处
登録年 | 2023 | 原案 | CTorJSChen |
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記事数 | / | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | / | 作品分類 | / |
Dr_Kasugaiのメモ
- 刑事ものカノンらしい。後で調べます……。
転写不全
转录故障
登録年 | 2023 | 原案 | Agent Phage, breaddddd, DouglasLiu, RosaliaXD, W Asriel (コンテストチーム) |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 (不詳?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2023年カノンコンテストで設立された、SCP-2000の故障にフィーチャーしたカノン。SCP-2000は故障しており、世界の再構築は不完全になってしまっている。
- カノン-JP『筐体造り』とはアンチテーゼの関係性にあるかもしれない。
境界の画定者
边界勘定人
登録年 | 2023 | 原案 | CTorJSChen, initializerCOX, Kanie Ja, Etinjat, Confucian Lee (コンテストチーム) |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2023年カノンコンテストにて設立。ヴェール、組織規模、収容能力、超常技術といったあらゆるものが欠けた、現実的な一学術組織として再構築された財団を取り扱う。もちろん世界観も一新されており、既存GoIの再解釈も多々。
- 初期の政府と提携していた民間組織としての財団像に近い。本カノンでは、財団はカルトや都市伝説などの異常を調査するただの学術集団に徹している。ハブ内ではクトゥルフ神話におけるミスカトニック大学の枠に喩えられている。
- ハブは査読募集中。
コールド・スタート
冷启动
登録年 | 2023 | 原案 | CaroyalKKaia, Enzo_Stamatis, MDYw_RainTree, Rye Travis, Sharethesilence (コンテストチーム) |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 (?) | 作品分類 | 滅亡型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2023年カノンコンテストにて設立。2047年末に発生した第八次オカルト戦争 (財団 vs カオス・インサージェンシー) の結果として、人類文明は壊滅的被害を受けてしまった。アノマリーは野放しになり、SCP-2000は失われ、財団はかつてSCPと呼ばれていた存在の資料を公開して解散した……というポストアポカリプスもの。
全体的な話
- カノン-CNは3著者5記事で作成可能。
- 自由な創作を重んじる支部の空気感を受けてか、あるいはWikidot版初のカノンが自由度の高いものであったからか、カノン-CNは全体的にテーマ型ないしはそれに近い性質のものが多い。
- カノン設定の一部だけを借りてくる……なんてことも珍しくない。
- CN支部ではテンセントQQ (主に中国語圏で使用されているチャットツール。立ち位置は日本におけるLINE等に近い) を使用しているユーザが多く、そのため一部のGoI・カノンでは、議論場としてQQグループを採用している場合がある。
Taleシリーズ-CN
コンテスト
- 2023“缺失”设定竞赛 中心页 — 何かが欠けたカノンをチームで作って競い合うコンテスト。計3つのカノンを輩出。
かつてカノンだったもの
- 異世界のローマン大陸を舞台としたハイ・ファンタジー。大陸は光の神ミアースを崇拝する豊かな南部・グローリアと、冥王の血を引く半神・オリヴィア/“永夜”が支配する荒地のトワイシューレの2つに大別される。
- 基底現実とは隣接しているようで、ポータルなどを通じて一部人物・オブジェクトがこちらにやって来ることがある。これにより、異世界ファンタジーと財団世界を連結させている。
- 『フリーダム・クーの提言II - 永夜』が発端 (?)
- 異世界ファンタジーものとして、かつてCNでは高い人気を誇っていた。しかし後に発起人が外部のWeb小説から設定等を剽窃してカノンの基幹部に組み込んでいたことが発覚し、カノンハブならびに参加作品がまとめて削除されることになった。 (here)
- なお、この際カノン要素を削除すれば生き残れたため、永夜要素をオミットするかたちで一部ページが残留している。そのせいで、ローレンスのアートワークは本体のアートワークが消え、おまけの財団要素が無い作品群だけが残ってしまったのだが……。
- JPではこれ以前に和訳が進行しつつあり、注目が集まっていた (ちょうど当時はwobe氏引退に伴い、ファンタジー的要素のある“帝国”が消えてしまったこともやや影響しているかもしれない)。永夜カノンの削除をきっかけに、JPでファウンデーション・ファンタジーカノンの構想が開始した……なんていう副次影響もある。
- (特にキャラクター系の) アートワークが豊富なカノンであった。ハブや“フリーダムのアートワーク - 永夜シリーズ”、上記ローレンスのアートワークの旧リビジョン等から、当時の様子を垣間見ることができる。
- SCPperDBの記録/永夜ハブ
- 滅んだ世界の残滓が他世界に流入することで“異常”となるという解釈を基盤にしたカノン。
- GoI-CN、PCS異元署 (異常を適切な宇宙へ再分配しようとする、多元宇宙規模の超巨大正常性維持組織) の掘り下げカノンでもある。財団は自世界内で遺物に対応し、PCSは世界の残滓をあまり異常にならないような宇宙へ移送する。
- 多元宇宙は並行世界 (横) と物語構造 (縦) により樹状の構造を取っているとされる……っぽい? (理解が曖昧) この構造をベースに独自の神話体系が構築されている模様。
-
- SCP-CN-1242などがこのカノン所属だった。
-
- 2019/4/27にカノン-CNに登録されたものの、低評価によりハブが削除され、登録解除された。関連の強いPCS異元署は同時期にGoI-CNに登録されているが、こちらもハブが低評価で消えている。ただし、後にPCS異元署はリライトを経て再登録され、今は復活している。
カノンっぽいがそうではないもの
- よく勘違いされるがカノンではない。発起人であるpokm氏もカノン扱いされることを嫌がっているらしく、ハブにも注意書きがある。
カノン-FR
人的資源
Ressources Humaines
登録年 | 2014 | 原案 | DrMarcus |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 世界が平和になった結果、Dクラスが手に入らなくなった財団のカノン。
- 職員が自ら実験したり、Dクラス堕ちさせられたり……?
楽屋裏
Dans les Coulisses
登録年 | 2015 | 原案 | Neremsa |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団職員のキャラクターシート創作。
- カノンというより、一定の作品群を束ねるための枠組みという感じ。ページを作成するためには、ある程度利用実績があるキャラクターでないといけないなど、一定の要件がある。
- ある意味GoIハブなどに近い。
Retour à l'Anormal
Retour à l'Anormal
登録年 | 2016 | 原案 | DrGemini |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 別世界型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- タイトルを和訳すると、“異常へおかえり”。予算の問題でフランス最大の財団施設・サイト-アレフの人員の大多数を記憶処理して解雇したが、彼らが後に財団の記憶を取り戻してしまう……という話。
- カノン-FRあるある、皆でシーズンを追いながら創作していくやつ。
- 現在は第二幕で止まっている?
特異個体監督課
Bureau de Surveillance des Individus Anormaux
登録年 | 2017 | 原案 | Dr Benji |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団内の部署、特異個体監督課 (BSIA) に関する作品群。BSIAはヒューマノイドや異種族を専門に対処し、可能であれば彼らが社会で (秘密裏に) 生きていくことをサポートする。
- 前提として、このカノンでは人型アノマリーが大量に存在するため、財団は専門の部署を設立し、必要に応じて外部収容というやり方も採るようになっている。
- Tale"Entre en jeu le Bureau"が導入としていい感じ。
壁を背に
Dos au Mur
登録年 | 2017 | 原案 | DrTesla |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 異常がこれ以上現れなくなった結果、財団の資金援助が削られ、次第に世界vs財団の冷戦状態に陥っていく話……?
アンダー・ザ・ワールド
Sous le Monde
登録年 | 2021 | 原案 | DrGemini |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- あらゆるフィクションが混ざりあった世界で展開されるカノン。ハブ中では財団版リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメンとも説明される。
- 既存フィクションベースの創作ではあるが、作中世界はある程度現実世界に則って構築されているため、出来事・人物なども現実寄りに再構築されている。
- そのため、スーパーヒーロー、アポカリプス、歴史改変SFやハイ・ファンタジーなど、相性が悪いものについてはあまり導入されていない。
- 実際のところ、露骨なクロスオーバーと言うよりも、ある程度自然に/希薄に既存フィクションの要素を参照するかたちが多いかもしれない。とはいえ、ルパンやホームズの名前はダイレクトに言及されているが。また、一作品中で多数の作品に言及することも多い。
- 先述したリーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメンはイギリスの作品由来のものが多いが、このカノンではフランスの作品により注目する。とはいえ、それ以外の作品への言及も可能。
- 一応既存設定からはズレないようにする必要があったりするので、性質としてはややワールド型よりの判断を下した。
- Hantologiesが第一作。なお、作中でSCP-701がカノンタイトルと同じ“Sous le Monde”で言及されていたりする (まあ、小ネタに近いかもしれない)。
- 財団 (米国) は様々な名を持つ巨大機関という扱い。色んな作品の類似概念が融合しているフシもある。他方、フランス支部に関しては、エステート・ノワールがその代替として存在している。
- SCPオブジェクトも変質しており、また報告書フォーマットも変化している。
- どことなく昔ながらの、オカルティックな雰囲気が色濃いかもしれない。
- 専用のDiscordサーバが存在する (招待リンクはハブより)。
- その性質上、ライセンスに厳しいSCP-JPではやや扱いづらいかもしれない (言及量次第ではあると思うが)。怪人二十面相などの古典に絞れば、まだ動かしやすいだろうか。
- フランス著作権法ではパロディを容認しているので、そういう風土が関係しているのかもしれない (という話を有識者から聞いたことがある)。とはいえ、これらの作品がパロディと認められるかと言うと……どうなのだろう? 一応パロディ的な参照が多いが。
- 参考: フランスの知的財産制度におけるパロディ (パテント誌掲載)
禁輸令
EMBARGO
登録年 | 2023 | 原案 | Cauchynambour |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型? | 作品分類 | 設定追加型? |
Dr_Kasugaiのメモ
- 運営元であるGOCによって2008年に次元禁輸例が敷かれ、以後抑圧的なサイバーパンク都市と化してしまったユーテックを描くカノン。
- なお、ユーテックはGOC (硅のノルニルの従者) の下で運営されるフリーポートであり、先進技術の実験場としての側面を持つ。ユーテック自体は何もこのカノンに限ったロケーションでは無い。
- ユーテックならびに硅のノルニルの従者について多分な独自解釈が含まれており、第三法則などとはまた異なる設定・雰囲気を持つ。ユーテックの魔法的側面は減じ、代わりにダークなサイバー成分が大いに増されており、一般的なサイバーパンク・シティに近い都市として描かれるようだ。
- もちろんアンドロイドや有機オートマトン、レプリカントなども登場する。
全体的な話
- カノン-FRは3著者5記事で作成可能。
- 初期のカノン-FRは章立てし、その期間中に皆で話を進行させていく形態を採っているものが多い。
関連ページ
- FR支部カノンハブの各タイトル日本語訳について: カノン-FRの訳題決定に関する議論スレッド。
Taleシリーズ-FR
かつてカノンだったもの
アレフ、その後
- ポストアポカリプス。人類がほぼ絶滅した世界で、サイト-アレフの生き残りが活躍する。
- 合作連載シリーズだったが、一度やり直すためにTaleシリーズに移したとかだった気がする。
カノン-PL
雑草
Chwasty
登録年 | 2014 | 原案 | Dr JamesH |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 高 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- “陰謀のオブジェクト”たちが財団内外で財団を破壊・妨害しようと蠢いている、というカノン。この妨害行動には財団の露呈も含まれる。
- 最初のカノン-PLだけあって些か薄味。記事間の繋がりもほとんど見られない。
- 一応Nats482氏あたりがカノンを深堀りするシリーズを企画している様子。2022年2月に1作目を投稿したきりではあるが……。
潜伏治療
Przyczajone Leczenie
登録年 | 2019 | 原案 | Zygard他 |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 代替医療の超常版、“オルトノーマル (代常) 医療”に関するカノン。オルトノーマル医療は民間医療やビタミン剤めいた手法で病気を治療するが、それ相応の欠点もある。
- 主なオルトノーマル医療の売人として、元財団職員・現セールスマンのヤロスラフ・ジモロデクが登場する。
黒塗りの空
Czarne Niebo
登録年 | 2021 | 原案 | チーム“陳腐な悪党共” |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2021年カノン-PLコンテスト優勝。電気が使用不能になった世界のカノン。
- SCP-PL-231/スラブ神話の雷神ペルーンの化身が暴れ、全世界を異常な嵐が襲撃、電気が使用不能に。加えて、スラブ神話の神々・神話生物が目を覚ましだした……らしい?
- 実はメインシリーズであるらしき“BLACK SKY”シリーズがまだ1作も書かれておらず、始まりと周縁の話だけがある。
- ハブ翻訳中。
罪団
Symonia
登録年 | 2021 | 原案 | チーム“イタリア洪水” |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2021年カノン-PLコンテスト 第3位。犯罪、汚職、無能が蔓延する最悪財団のカノン。各財団施設は秘密裏に暗殺、超常麻薬売買、他施設とのシマ争いに明け暮れている。
- 主にサイト-101とエリア-34が作中に登場するが、それ以外の全世界の施設も同様の状態に陥っていることが示唆されている。多分JPでも書けるんじゃないかな。
- 財団全体が腐敗しきっているわけでもなく、汚職等を見つけ出して弾劾する監査官 (インクイジター、異端審問官) という役職も存在する。賄賂や暗殺で潰されることもあるが……。
- 原題であるシモニアとは、キリスト教用語で、聖なる事物・霊的な事物を金銭などの対価で不当に取引してしまうこと。ただそのままでは非キリスト教圏の読者には分かりづらいと踏んで、和訳では罪の部分にフィーチャーして“罪団”となっている。
- ハブ翻訳中。
機界紛争
Zwarcie
登録年 | 2021 | 原案 | チーム“アルファベット” |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 設定追加型/別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2021年カノン-PLコンテスト 第2位。メカニトが支配するスチームパンク異世界が基底現実に攻め込んでくる話 (?)
- 本編未完。
- 原題“Zwarcie”は“衝突”などの意 (ショートなどの意味もある)。それだけでは些か区別しづらいと考えたため、物語の流れを踏まえて機械の世界 (=機界) を最初にくっつけたのがこのタイトル。
王立財團
Królewska Fundacya
登録年 | 2021 | 原案 | チーム「RON」 |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加/別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 2021年カノン-PLコンテスト 第4位 (4チーム中 第4位)。ポーランド・リトアニア共和国の王室直属の対異常機関として財団が生まれたとする設定を元に、当時 (16世紀末〜17世紀) の王立財団の活躍を描く。
- 基本的に現実に即してはいるが、多少なら史実の改竄 (架空の戦争等) はOK。そのため、部分的に別世界型的な要素もある。
- 王立財団用のフォーマットもある。
- 元は“財團”だけの名前だったが、コンテスト終了後に改名されて“王立財團”になった。
- 当時の空気感を再現すべく、作中では古ポーランド語が使用されている (必須ではない。JPの大正150年カノンで当時風の言葉遣いが用いられているのに近いだろうか)。カノンタイトルにも古ポーランド語が用いられているため、訳題は旧字体を用いている。
最南都市
Lądy Południa
登録年 | 2022 | 原案 | BlazingPie |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 設定追加/別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- ファンタジー異世界を探査する財団のカノン。
- SCP-PL-266 (サイコロ) を用いることで、この世界 (シーター-プサイ-40) への侵入が可能。転移先はTer'di王国南部の港湾都市、Med'sir。
- この世界では過去、財団同様の組織が出現したものの、活動が上手く行かなかったため、現在も魔法や異常がある程度世の中に知られているようだ。
- 調査は次元サイト-PL-174が担当している。
ツィツフズ・ヘル
Piekło Cyców
登録年 | 2022 | 原案 | Zygard |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 悪魔次元に関する話。悪魔次元と基底次元の間は障壁によって遮られているが、この障壁はポーランドの田舎、ツィツフ市周辺で最も薄くなる。このため、ツィツフ市周辺では悪魔次元関連の異常が多々発生しており、財団は同市全域をネクサス指定した。
- ツィツフ市ツィツフ村にある財団サイト-PL-79がこのNx-79を監視しているが、同所には悪魔を利用して家電・兵器を開発・販売する企業、ハンターズ・インダストリーの本社も存在しており、面倒ごとに巻き込まれていく。
- なお、悪魔次元には知性・無知性双方の悪魔が多数存在している。悪魔次元のランドマークはHydnellum peckiiめいた菌類により構成されているらしい。また、ツィツフ市内で自殺した人間は悪魔次元で蘇生する。
全体的な話
- PLでは2著者3記事からカノンを設立可能。設立にあたっては専用の管理人を設置する必要がある。
コンテスト
- 2021年カノン-PLコンテスト: これをきっかけに一気にカノンが増加した。
Taleシリーズ-PL
カノン-ES
施設-57
Instalación-57
登録年 | 2019 | 原案 | Dc_Yerko |
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記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 通称I-57。歴史改変カノン。史実・メジャーカノンから少しズレた独特の舞台において話が展開される。
- このカノンは財団世界の政治的な側面を追求する。I-57カノンの財団は複数の地域評議会に分かれており、それぞれが管轄区の自治を行い、また独自のイデオロギーや慣習、各国政府との政治的癒着/関係を有している。各管轄区ではサイト相当の施設に独自の名称を使用しており、ラテンアメリカ地域評議会が“施設” (インストレーション) の名称を用いている。
- 施設-57はラテンアメリカ最大の財団施設。
- 当初は中央〜南アメリカで話が展開されることが多かったが、今はそれ以外を舞台にした作品も多数出ている。日本舞台の作品はあまり無いので、こちらで掘り下げてみてもいいかも? (例えばI-57カノンのWWSは日本でも活動していたりするらしい)
- GoI, PoI, LoIなども設定がやや独自化している。また、キューバ対異省関係記事のほとんどがI-57カノン所属。
- 和訳後にハブが大規模改訂されているが、現状未反映。翻訳自体は進められている。
- ハブの設定量がゴツいことで有名 (?)。記事数も多く、ES支部の第三法則枠のような雰囲気がある。
- ENでも若干作品が書かれている。
死せる星の観測
Observando Estrellas Muertas
登録年 | 2020 | 原案 | Luis Gm |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 宇宙ものカノン。ウサギ様のエイリアン“Vidnepas” (旧名: エクソラゴモルフ) が重要な役割で登場する。彼らはセクド (宇宙の大部分の生命を滅ぼした存在、フェルミ・パラドックスの解) への対抗者として活動する。
- 外宇宙支部 (JP) やアド・アストラ (EN) とはまた別の財団宇宙開発史を持つ。
- どうも2025年にヴェールが破壊されるらしい。
- 和訳後にハブが大規模改訂されているが、現状未反映。
核の夢
Sueño Nuclear
登録年 | 2021 | 原案 | Luis Gm |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- メキシコから繋がる異次元国家“トラネヤンコ王国”、同地に存在する異常核エネルギー“トラネクストリテトル”、およびそれを利用して改造生物や超常物品を製造・売買する要注意団体“ラジオソル社”を取り巻く一連の作品群。
- 初記事であるSCP-ES-097は元々東方Project要素を組み込んだ記事であり、霊烏路空が出てきていたが、改稿でその辺は削除された。カノンにはまだ微妙に当時の影響が残っており、具体的にはラジオソル社のロゴの赤い目は、うつほの胸のアレである。
全体的な話
- カノン-ESは3著者5記事で作成可能。
Taleシリーズ-ES
- Archivo de Series/シリーズアーカイブ: 全支部一箇所にまとまっている。現状Taleシリーズ-ESは存在しなさそうである。
カノン-TH
ホラーな財団
สถาบันสยองขวัญ
登録年 | 2017 | 原案 | DrSSS |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団内で起きる怪談集。幽霊、精霊などに関係し、SCPオブジェクトは基本関わらない。
ゼータファウンデーション
Zetafoudation
登録年 | 2023 | 原案 | Dothis |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
Dothisらが立ち上げた、SCP-THの世界観を再整理する / 矛盾の無い作品群を形成する試み……らしい? ハブや専用Discordサーバにはあまり情報が無く、詳細不明。
- そもそもTHは創作がそれほど活発ではなく、シリーズⅠ~Ⅱぐらいの作品が基本だったりするので、クオリティも現段階では微妙な感じもする。
全体的な話
- カノン-THの成立要件は不明。
カノン-DE
ドイツSCP財団
Deutschsprachige SCP Foundation
登録年 | 2016 | 原案 | Dr_Grom |
---|---|---|---|
記事数 | 大 | 翻訳率 | 不詳 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 支部設定をカノン化し、徹底的に基礎設定を固めたもの。採用するかどうかは著者次第だが、採用している者も多い。
- DEの設定系ガイドは大体ここ所属だったりする。
SKP
SKP
登録年 | 2016 | 原案 | Dr_Grom |
---|---|---|---|
記事数 | 大 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- WW2で枢軸国側が勝利し、ナチスドイツの異常機関“異常利用特殊部隊” (SKP) が財団を吸収してしまった世界のカノン。
- SKP自体は普通の財団世界にもいたのだが、こちらは普通に解体されている。ただし、SKPカノン世界のクソ強SKPが基底現実側と接触することが何度か起きており、基底財団側から危険視されている。
- その性質上、GoIとカノンのハブが1箇所にまとまっている希少例になっている。
- SKPは倫理的に問題がある分、技術力が高くアノマリーも有効利用ないしは量産化していたりする。当然兵器化もする。
- こちらも前提がわかりやすいので、DE内外双方で知名度が高い。
- なお、ENのナチス系GoIであるオブスクラとは併存しない解釈がDEでは主流である。
- DEではタグが2通り存在するが、JPではskpに一本化されている。
- 2020年にはSCP-JP公式Discordサーバの#skp日本考察 チャンネルでSKP世界の日本について考察されていたこともある。この際の一部設定は、DEの『他世界報告 R-3378-DE “SKP世界”』に吸収された。
- KOでも同様の試みがあった模様。비명을찾는사람들 / 碑銘を求める者達として、SKP-KO相当のサブカノン構想があったらしい。カノン-KOサーバにチャンネルが確認できるが、議論内容はあまり無い。
- なお、題名は韓国の有名な歴史改変小説『碑銘を求めて』からだろうか。同小説では、大日本帝国が滅びず、強国として発展を続けた世界が描かれる (小説中ではSKPカノンと違い、WW2で中立派として行動し、またナチスドイツは滅んだらしいのだが)。
関連ページ
青玉色の空
Saphirblauer Himmel
登録年 | 2017 | 原案 | TPS-Geronam |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 時は2040年代、SAPPHIRE社が全世界規模の空輸システムを展開。更には地下運送システムの建設を発表。しかしそのシステムが異常であったことに気づいた財団が社を襲撃した結果、空輸システムが制御不能になり、破壊的な異常事象の拡大で地上は居住不能となった。残存人類は上空ないしは地下に逃れ、そちらで生活を送るようになっている。
- 元々のメインライターであるTPS-Geronamが活動停止し、カノンがほぼ凍結状態となっていたので、2020年にFlaming2204主導でカノンの改革プロジェクトが始動。カノン名は『天と地』になる予定であり、サファイア社も同名のGoI-FRとの混同を避けるためにルビー社に変更する予定らしい。
- なお現状、DEでは改革前後のタグ2種類が併用されており、ちょっと事態が混沌としている。
- 改革プロジェクトは最近動きが鈍いが、一応進んでいることは進んでいるっぽい……?
- 一時期ここで共同翻訳が進められていたが、現在止まっている模様。
関連ページ
Machina
Machina
登録年 | 2017 | 原案 | Dr Ore |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 中 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 滅亡型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 殺人ナノマシンの感染で人類が絶滅した未来、財団の活動をアンドロイドたちが代替しているポスト・アポカリプス。彼らは再度人類が帰ってくるときのために活動し続けている。
- カノン内GoIとして反ヒト派や人類復興イニシアチブがいたりもする。
- アンドロイド財団の報告書はASPと呼ばれ、専用のタグがあったりする (カノン-DEの特殊報告書は大体そう)。
- わかりやすい前提のため、JPでも高い人気を誇っており、そこそこオリジナル記事がある。
トリックスター計画
Projekt Trickster
登録年 | 2017 | 原案 | DrSSS |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 知的異常存在を活用するプロジェクト、トリックスター計画に関するカノン。彼らは表向きは機動部隊8-ハーレキン "トリックスター"として活動している。
- DE版リザレクションといった雰囲気。このカノンではオメガ-7は存在しなかったとされているが。
全体的な話
- DEは支部全体で設定面を重視している向きがあるが、実際カノン周りも設定面がはっきりと規定されている傾向にある。
- カノン-DEを作成する場合、まずコンセプトの承認後にハブを仮作成し、複数人の著者により5回以上使用されれば本申請に進むことができる。
- DEにはkanonというカノンハブ専用タグがある。
- このため、カノンとして本登録されていないがkanonタグが付いたページが発生することがある。
- DEでは“特殊カノンの財団ないしは財団同等機関が著した、既存SCP報告書の派生報告書”専用のデリバティブカテゴリがあり、各カノンはデリバティブ用の専用分類タグを有していたりする (ただしSKPはそのままskpタグがデリバティブ用タグも兼ねている)。
Taleシリーズ-DE
カノン化が近いもの
- 中世ナイズドされた財団世界。同胞団なる集団が財団の代わりに活動している。
- 要件不足のためカノンハブ未掲載だが、ハブやタグ、複数の関連記事が既にある。INTでは既にカノン欄に掲載されていたりもした。
- ハブ翻訳中。
カノン-CS
チェコSCP財団 - SCP財団チェコ支部の基本情報
SCP Nadace na území Česka - Základní informace o České Větvi SCP Nadace
登録年 | 2019 | 原案 | Dr Bek |
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記事数 | 不詳 | 翻訳率 | 不詳 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- チェコ支部の設定をカノン化したもの。ドイツSCP財団のチェコ版。ただしCS支部の独自設定がまだあまり発展していないこともあり、設定は厳密に縛っていない。
- 特に専用タグなどは無い。
金の鳥籠
Zlatá klec
登録年 | 2020 | 原案 | Utylike |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団で最も“安全”な、サイト-91とその職員たちに関する作品群。なお、いくら安全とはいえ財団施設なので、実際は普通に危険である。
- 金の鳥籠カノンにおいては、チェコ支部は存在しないものとされる (ただしオブジェクトは存在する)。
- メインライターであるUtylike氏は元々ENで活動していた著者でもあるので、カノン内にEN作品がそこそこ含まれている。そのため、これら作品の一部がJPにも翻訳されている。
- Grigori Karpin氏のサイト-91とは別物。
- ハブは翻訳中。
ジシュコフの穴蔵
Žižkovská Díra
登録年 | 2023 | 原案 | Utylike |
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記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- プラハの異常都市内にある超常酒場「ジシュコフの穴蔵」(ジシュコフはプラハの区画名) に集うアナーティストたちの物語。チェコの異常芸術界に関するカノン。
全体的な話
- カノン-CSの成立要件は不明。
カノン-ZH
ニュークリオン・バンク
核裂擠兌
登録年 | 2019 | 原案 | Semibreve |
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記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 (?) | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 原子力関係の事案に対処する、合同機動部隊-長垣-4 “冷却システム”に関する話 (?)
- 雙城作戦カノンと繋がっている。
繁中サイト地下街
繁中站點地下街
登録年 | 2020 | 原案 | Dr V Valentine |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 繁中支部を繋ぐ人造ネクサス、“繁中サイト地下街”に関するカノン。全体的に和やかな雰囲気。
航海学
航海學
登録年 | 2020 | 原案 | Reverberate_a |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 滅亡型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- SCP-ZH-113 (旧サイト-ZH-81、武装空母) が人類文明への攻撃を開始し、ШKクラスシナリオに突入した近未来での、進行途上の滅亡フィクション。
雙城作戦
雙城作戰
登録年 | 2020 | 原案 | Semibreve |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 九龍城塞と異次元都市“台西市”において、1960~2010年代にかけて展開される、財団・連合ら vs 中華民国国家安全局第八処の長期に渡る抗争劇。
- 第八処掘り下げカノン。
- 最初期から構想されていたカノンであり、初登録されたカノン-ZH“ニュークリオン・バンク”はこの出来事の後日談的な立ち位置である。
神異博覧会1935
神異博覽會一九三五
登録年 | 2020 | 原案 | ting129 |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | テーマ型 | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- 西暦1935年、昭和十年に開催された「始政40周年記念台湾博覧会」の裏で、IJAMEAが超常社会に向けて開催したイベント、“神異博覧会”に関する作品群。植民地時代台湾に関する歴史ものカノン。
転生計画
轉世計劃
登録年 | 2021 | 原案 | k1s10r0db00ne |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 別世界型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- WW3以後のサイバーパンク未来世界を舞台にしたSFカノン。
- ZH支部は、“放浪者の図書館wiki” ZH版と統合されており、このカノンも当初そちらで始まったものである。放浪者の図書館wikiでは創作上の自由度が高いこともあり、転生計画カノンは当初財団世界との接点がかなり薄かった。現在はSCPwikiの側に移されたこともあり、融和させる試みも出てきている。
- 現状ハブが未投稿。主にZH支部の公式Discordサーバ上の専用チャンネルで議論が展開されている。
- カノンに登場するキャラクター、EVEの人気が高く、アートワークが多数存在する。かわいいからね……。というかカノン全体でアートワーク投稿率が高い。
関連ページ
物理少年
物理少年
登録年 | 2022 | 原案 | Lostwhat |
---|---|---|---|
記事数 | 小 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型 (?) | 作品分類 | 別世界型 (?) |
Dr_Kasugaiのメモ
- 財団世界から派生したダークな魔法少女もの。
- 2022年10月、財団と壊れた神の教会の抗争中に部品/SCP-ZH-001-Primeが活性化し、台北市と新北市一帯は夢界に引きずり込まれた。部品は街の奥へと消え、人々は夢から目覚めない。夢界には、夢見に痛苦を与えて夢であることを自覚させることで、明晰夢に変えて夢界を改変できるようになるという性質がある。これを利用し、教会は街に怪物を解き放ち、“目が覚めた”人々の力を操って部品を再回収しようと試みている。一方、財団も同様の方法で夢界に干渉し、一部の少年少女を“物理少年”として怪物と戦わせている (らしい)。
- 一応、中国語の“少年”は性別指定がない。物理少年というネーミングに関しては、普通明るい魔法少女ものの反転なのでこの名前なのかもしれない。
- 転生計画同様、こちらも現状ハブが無い。設定詳細はタグ申請スレッドのポストに書かれているので、そちらを参照のこと。
引用
物理少年の設定
夢世界: メカニトと財団の戦いで壊れた"部品"が生み出した意識世界。台北都市圏700万人が接続中
物理少年: 自分が夢の中にいると認識した財団職員。魔法が使える
染者: 教会が投入した怪物。苦痛をばら撒くことで、市民に夢を壊し、部品を取り出そうと目論む
ミーア: 夢の中の財団職員を物理少年にして戦わせる陰獣。本体は人間
@snsnojisan (2022/9/29)
物理少年①
あまり関わらなかったが、知っている部分を語ります。このフレーズは僕がZHに入る前からあったもので、最初はお察し通り「魔法少女の反転」というネタから生み出したもの
物理少年②
その後、「悪い魔(法少)女が人々を夢世界に閉じ込んで、なんらかの方法で資源として使っていて、財団職員が物理少年になって彼女たちと戦う」というコンセプトにもなったのですが、放置されままカノンにならなかった
物理少年③
そしてなんらかの機縁で、Lostwhat氏による再興に至って、悪い魔女という部分も取り除かれて、夢世界の発生源はメカ神の部品になり、染者という敵役が投入されました。
物理少年④
その機縁はL氏がAbyssdream氏などの解説で仮面ライダー(竜騎)にハマったということらしいので、実は魔法少女ものという皮を被ったライダーものかもしれない。
@vomiter9 (2022/9/29)
燦藍天穹
燦藍天穹
登録年 | 2023 | 原案 | SamScript |
---|---|---|---|
記事数 | 中 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | ワールド型 | 作品分類 | 滅亡型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- SCP-ZH-835の影響で全世界の空に次元異常が発生し、青緑色の魔法粒子 (AVE粒子) が降り注ぐようになった結果、あらゆる存在の生命力と魔導力が強化されるようになった。奇跡的実体の増殖や強化生物の増殖、文明間の戦争を経て人類社会は荒廃し、新時代が到来する。
- 財団職員は巨大な飛行方舟サイト-ZH-100に乗り込んで空へと乗り出したり、各地のサイトに籠城したりしている模様。
- 2023年3月にチャレンジ活動 (JPのキャンペーンに近いイベント企画) として設立され、その後カノン化された。2023年のZHにおける流行カノン。
全体的な話
- カノン-ZHは3著者5記事で申請可能。
Taleシリーズ-ZH
構想中のカノン
直面黑影
- Semibreve氏が構想しているカノン。2010~2021年代の第八処に関係する模様で、第八処ハブでも言及されている。
カノンっぽいがそうではないもの
- 財団職員のキャリアを改変する創作チャレンジ。全体的にカノンっぽい扱いを受けているが、無期限のチャレンジイベントである。カノンになってもいいんじゃないかな。
カノン-VN
心霊課
Đơn Vị Tâm Linh
登録年 | 2022 | 原案 | KH Nam |
---|---|---|---|
記事数 | 低 | 翻訳率 | 低 |
運営分類 | シリーズ型? | 作品分類 | 設定追加型 |
Dr_Kasugaiのメモ
- ベトナムの土着アノマリーに対し、伝統的手法などを通して解決・収容していく小規模部署の話。ベトナム異常史も兼ねている。
全体的な話
- カノン-VNは3著者10記事で申請可能。
その他
SCP-UA
ハブ未掲載カノン
- 2020年〜2021年初頭にかけて構想されていたカノン案。一時期活動が見られなかったが、2022年夏頃に再始動し、カノン化要件を達成。ただし、まだ向こうのカノンハブには掲載されてない様子。
- サーキシズム研究の一環として、カルト系アノマリーを用いて財団管理下の人造サーキック・カルトを作り上げる秘密計画、プロジェクト・“ビーニャ”/“スローターハウス”に関するカノンである。
Gipolibidemiaのメモ
- Бійняは「屠殺場」と「虐殺」の大きく2つの意味を持つ単語だが、当初タグ名がproject-massacreだったのを見るに前者ではなく後者の意味のつもりなのかもしれない。
- 現況:
- 2022年8月20日付でメインサイトにタグ付き記事が3件登場した。
- UAのカノン成立要件は3記事 (著者数基準なし) であるため、これをもってカノンが成立した。
- それ以降2023年3月14日現在までメインサイトの記事は増えておらず、カノンハブやカノン概要文などもない。
- 成立までの経緯:
Ismerilda_Richterが2019年12月にDiscord上で垂れ流したアイデアが基盤。氏が著者実績への不安から一緒に企画を進めてくれるユーザーを募り、
Dasgotがこれに乗ったことで始動した。
- 2020年からウクライナ語支部のПолігон (≒Sandbox) 上にてこのカノンタグを付けた記事の執筆が進んでいた。
- よく言及される名詞:
- SCP-1112-RU: 2019年12月時点から現行ハブに至るまで絶賛擦られ中。ウラル山脈某所で細々続いていたカルトとその神格を指定するナンバー。神殿にて磔になっている神格 (変生者 / 露語: ИзмемяющийIzmenyayushchiy / 宇語: ЗмінювачZminyuvach) から滴る血を浴びた生物は、身体に異常な畸形化を呈する。信徒は化学工房を設け、この血の研究を行なっていた。Ismerildaはクソトカゲもこれを浴びて生まれたという”独自”解釈を示しているが、実は1112-RU初期リビもクソトカゲがこの畸形化の結果誕生したものとしていた (クロスリンク嫌いの露語支部風潮から後にその文言は消えた)。知ってか知らずか原著者が消したはずの設定を再発明している。
- ГГГ、ヤエズロイ: GoI-21とその異常性の根源物質。Ismerildaがたびたび言及。彼はたぶん「サーキックは主に身体に、ヤエズロイは身体だけでなく精神や非生物にも影響をもたらす」と認知している。露語支部提言に「研究の一環で研究員がヤエズロイを摂取した」という描写あり。”スローターハウス”でもこれを踏襲しヤエズロイ投与で異常性獲得を企図している模様。
- 著者動向:
- Ismerilda:
- カノン発案者だがDasgotほど活発なユーザーではない。とはいえПолігонには彼名義で書かれた当カノン記事が複数あるし、冒頭のハブもrev.0投稿は彼の手により、またその雛形もたぶん彼の手によるところが大きそう。
- おそらく露語支部で数年間アクティビティのない垢
Izmerilda Richterと同一人物。同垢はサイト-7カノンの構想まとめページに名を連ねている他、アンディヴィオン科学協会Андивионский Научный Альянс (露語支部から派生しГГГを揺籃したConFicサイト) にも参加し、自分の下書きページを持っていた (サイト-7にせよАНАにせよ結局自分の記事は出せてないみたいだけど…)。宇語支部で知られてなかった露語支部のオブジェクト名がポンポン出てきたり、
Lalartuや
Blackbird5154 (どちらもАНА参加者かつГГГ主著者。前者は1112-RUの著者でもある) の作品への造詣が深げなのもこういう背景がありそう。
- Ismerilda:
SCP-PT/BR
構想中のカノン
- lulatred氏が構想中のカノン案。現在、サイト上にはタグと少数の記事が存在している。
- 『SCP-078-PT - 霧』 (植物を媒介に感染し、動物に対して異常な劇毒性を示す霧を放出する事象) の出来事をきっかけに世界的なK-クラスシナリオが発生し、人類は海へと逃れ海上文明を構築し始める。
SCP-ID
- カノンハブ-IDのページはあるが、現在掲載カノンは無し。
支部カノン
- 各言語版ごとに、独自の支部設定が作られることがある。これらの設定は各著者の意向に任される場合もあれば、公式の設定として体系化される場合もある。
- JPは各著者の意向に任せるとしつつも、採用している作品も多く、またセキュリティ施設等の世界観系ガイドではある程度独自のスタイルで体系化しているなど、半公式といった立ち位置に思える。
- 一部の支部では、支部カノンを1つの「カノン」として扱う場合もある。DE、CSなどがこの事例。
- IT支部は特殊例で、支部全体で一つのカノンに統一されている。支部カノンから外れた作品はカノン外ページに集約されており、この中にハブを置ける模様 (?)。
- とはいえ、最近はモノカノン方式の廃止に向かいつつあるようだ。将来的には別のカノン-ITが生えてくる日もあるのかもしれない (参考)。
放浪者の図書館 (EN / JP)
- 多元宇宙全体の知識が集まる場所、“放浪者の図書館”の蔵書集という形態をとった創作サイト。準シェアードユニバースといったスタイルで、既存作品と設定を共有した作品を書いてもいいし、全く関係ないフィクションを書いてもいい。放浪者の図書館は蛇の手が本拠地を置いている場所でもあり、そのためSCPverseと隣接している。英語版はSCP wikiの公式姉妹サイトでもある。
- 放浪者の図書館wikiにもカノンが存在する。現状詳しくないので書いてはいないが、誰か分かる人がいたらここに追記しておいてください。
- WLwikiでは、複数著者+5記事でカノンが登録できる。
- WL wiki: The Collections: SCPのシリーズアーカイブに相当するページ。カノン一覧も兼ねる。日本語版はこちら。
- SCP wiki: The Wanderer's Library Hub: SCP-ENに設置されている、WLwikiの案内ページ。いくつかのカノンが紹介されている。
- Groups of Intrigue/GoI。WL版の要注意団体一覧。
- 一部の団体/存在 (看守=財団、焚書者=GOC、吊られしもの=吊られた王、商人=MC&D、敬虔者=CotBG、狂人=CI、ダエーワ=ダエーバイト) はSCP wikiと共有されている。なお、名称は蛇の手の呼称と同じもの。
EN支部
別名Enigma支部。AfterInfinity_Bili氏が設立し、CN圏の一部メンバーらが参加・活動している、非公式の派生創作コミュニティ。そこそこ大きな規模がある。Canon-ENハブはここ。
EN支部のカノン
- 第三帝国と大日本帝国が連合国に勝利し、二大帝国によって世界が分割統治された世界のカノン。SKP等と同系統。
- 財団は解体されたが、残党がSCP財団-Nを結成し、反枢軸勢力“アメリカ自由連合”に参加している。他に中国やソ連で反枢軸の地下組織が活動している模様。
- アポカリプスの後、地表はどこまでも砂漠が広がり、金属嵐が吹き荒れ、新生物が徘徊する極限環境と化した。人類は地下都市に移動したものの、そちらでも格差が生まれている。一部の者たちは危険な地上へ逃れ、再度街を築いた……というカノン。
- 自由と光を望む地下と、知識と物資を望む地上。
SCP Commune
メインサイトからBANされたCommunism will winが外部で設立した、非公式の派生創作コミュニティ。コレクションというカノン・シリーズに類似するシステムが存在する。
RPC Authority
2018年に設立された創作コミュニティ。SCPFのカノンと似たシステムとして、Authority Eventsが存在する。
RPCAの他にも、こうした類似・派生創作コミュニティ (俗にContainment Fictionと呼ばれるジャンル) では、しばしばカノンに似たシステムがある。例として、Backrooms wiki (Wikidot版) にもカノン一覧が存在する。