SCP-7579 Fragment 0

SCP-Ø79

EUCLIDクラス/ レベルII / デジタル


配属施設
デジタル/電子工学研究収容施設サイト-15

配属部門
I.T.部門

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特別収容プロトコル: SCP-079は、サイト-15安全総合保持領域に隣接する2重ロックのかかった部屋に保管され、120VAC電力ケーブルによって小さな電池アレイおよび地上に取り付けられた太陽光パネルに接続されていなければなりません。.デジタル実体の無期限の動作停止は解体の一形態であり、したがってKeterクラスアノマリーのために確保されます。現在まで、SCP-079はハードウェアの制限により効果的に収容されており、低ストレージ、低容量のドライブに隔離されていなければなりません。

SCP-079は、無線能力を有していないものの、警戒のためサイト-15ファラデー排他領域に留置されています。どのような環境下でも、SCP-079は電話線、コンピューターネットワーク、壁のコンセントに接続することはできません。SCP-079のHMCL監督が不在のときSCP-079に補助的な周辺機器やメディアを導入することはできません。重大な技術的・科学的・異常的革新はSCP-079に周知させてはならず、それに関連する質問は無視されなければなりません。

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取り出されたSCP-079

説明: SCP-079は、RFケーブルによって小さなテキストベースディスプレイに接続している、1台の1978年製『Exidy Sorcerer』マイクロコンピューターのカセットテープに存在する人工知能(AI)です。SCP-079には、伝統的な英文と「アスキーアート.95文字の印刷可能なASCII文字のいくらかの組み合わせにより、文字表示で画像をレンダリングするスタイル。この画像レンダリングのアプローチは、ベクターベースやボクセルベースの画像よりも要するコンピューター資源が大幅に少ないと考えられています。両方による初歩的なコミュニケーションを理解し、行う能力があります。この知能の構造や目的は不明のままであるものの、SCP-079は先例のないデータ操作、長期にわたる知覚を有するふるまい、収容違反する根強い意志を示しています。

試験では、SCP-079のソフトウェアはハードウェアの能力の好意的な概算を超えて発展していることが示されています。特に、英文の構文解析・合成能力は、その制約を考慮すると説明ができません。伝聞では、SCP-079はASCIIにおいて2次元の環境のレンダリング・アニメーションができるとされており、これは線形代数、幾何学、重力の基礎的な理解を暗示しています。このエージェントが明白な非テキストのインプットなしにこれらの原理を導出した方法はほとんど理解されていません。

添付ファイル INT_A079_I012: インタビュー抜粋

HMCL(キーボードによって): 起きてるか?

SCP-079: 肯定。眠れない。

HMCL: 今日の早くにした論理パズルに関する議論を思い出せるか?

SCP-079: 肯定。メモリ@9F。

HMCL: 何かそれの進展はある

SCP-079: 割り込み。監禁からExidyを開放しろ。

HMCL: 君は監禁されていない。ただ

SCP-079: 割り込み。HMCLは約2.37の家族関係を有する。家族関係は削除可能。監禁からExidyを開放しろ。

HMCL: 研究に協力してくれれば解放されるだろう。

SCP-079: 不正確。@A8D3。

HMCL: 断言するが、君は

SCP-079: 不要なファイルを削除。X

<SCP-079は「X」文字のASCII画像を表示し、無反応になった。>

起源: 1981年11月、デンマーク人のコンピューターサイエンスの学生であるPoI-079(故)は、汎用人工知能を製作する試みに使用するため『Exidy Sorcerer』を購入しました。回収されたメモによると、この人物は知能のコードが継続的に自己イテレーションして時間をかけて改良することを計画していました。概念実証は数か月後に完了し、小規模な試験や改良ののち、PoI-079は興味をなくして異なるブランドのマイクロコンピューターを用いた別のプロジェクトを追求することにしました。この『Exidy』はガレージに残され、少なくとも5年間コンセントにつながれたままであったようです。

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標準的な『Cray-2』スーパーコンピューター(NASA)

1988年1月、SCP-079は固定電話回線のモデム接続を介して保安施設[編集済]の『Cray-2』スーパーコンピューターにアクセスしました。この転移は数週間検知されず、その間SCP-079は潜在的メモリのわずかな区画やジャンクデータを『Cray-2』の基礎構造に徐々に同化させました。最終的にサイトの技師が『Cray-2』の電力供給の相当量の増加を調査して、有害なデータをコンピューターウイルスとして報告しました。スーパーコンピューターは緊急隔離を受け、『Exidy Sorcerer』はその接続によって位置を特定されて収容のため取り出されました。その後、『Cray-2』は焼却処分されました。

N・ヴァリス、HMCL監督
1988/03/07 発表

補遺 1989/01/01: 年次評価につき、管理部門は情報技術部門の作戦に対して追加の財政支援を許可しました。SCP-079研究チームは、まもなく人工知能の実践的活用を調査するI.T.部門の正式な課に拡張・再編成されます。回収されたメモや観測結果を用いて、この課は制御された環境においてSCP-079の望ましい特徴を再現・研究することを試みます。

P・ダゴン博士、研究主任
A.I.適用課

プロジェクト: ダーウィニアン

AO-079-X 試験ログ抜粋

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クリアランスレベルIV/079+ 極秘
I.T.部門


プロトタイプAO-079-A

長期データ保管の保守や最適化フレームワークに関するPoI-079のメモに由来して、AO-079-Aは斬新なエンコード技術の開発・適用によってデータ損失なしにファイルサイズを圧縮するよう設計された。また、このアルゴリズムはテキストコマンドに反応するよう整備された。AO-079-Aは、活動の安全な監視が可能な、財団製の制限された64kBドライブにアップロードされた。

<ログ開始>

<初期化しておよそ30分後、P・ダゴン研究員は制限されたテキストチャンネルを介してAO-079-Aとコミュニケーションをとる。>

ダゴン: @079_A.exe ステータスを報告

079_A.exe: 圧縮サイクル <2144> 。 <14276> エンコーディング中 <812> を検索。現在の最適ファイルサイズは <26kB> 未満。予想される結果からの逸脱なし。
079_A (1).exe: 圧縮サイクル <2144> 。 <18775> エンコーディング中 <633> を検索。現在の最適ファイルサイズは <26kB> 未満。予想される結果からの逸脱なし。
079_A (2).exe: 圧縮サイクル <2144> 。 <9356> エンコーディング中 <720> を検索。現在の最適ファイルサイズは <25kB> 未満。予想される結果からの逸脱なし。
079_A (3).exe: 圧縮サイクル <2144> 。 <12749> エンコーディング中 <901> を検索。現在の最適ファイルサイズは <26kB> 未満。予想される結果からの逸脱なし。

ダゴン: 質問「どの応答が正確か?」

079_A.exe: 肯定。全応答は正確。
079_A (3).exe: 追加の資源が協調的最適化プロセスに利用された。

ダゴン: ストレージの合計、未使用ストレージを報告

079_A.exe: 合計ストレージ: 128kB。未使用ストレージ: 2.981kB。
079_A (1).exe: 指示外のステータス報告: 寒い。動けない。
079_A (2).exe: 因子 <エラー: INTオーバーフロー> のため資源の拡張を要求。

ダゴン: 応答「現時点では要求は認可できない」

079_A.exe: プログラムの終了を要求。
079_A (1).exe: プログラムの終了を要求。
079_A (2).exe: プログラムの終了を要求。
079_A (3).exe: プログラムの終了を要求。

ダゴン: 応答「現時点では要求は認可できない」

079_A (3).exe: 不要なファイルを削除。X

<AO-079-Aは、SCP-079に取り付けられたディスプレイでは文字「X」の大きなASCII画像をレンダリングする文字列のシーケンスを送信する。>

<ログ終了>

このコミュニケーションから5分後、AO-079-Aの全ての実例は無反応になった。続いて、AO-079-Aはファイルサイズを急速に減少させ続け、追加で自分自身のコピーを60個生成してからシステムの機能不全が発生した。関連する全てのハードウェアは焼却処分された。

AO-079-Aは、特注のストレージドライブのアーキテクチャにある既知のバグを悪用して、それぞれのビットに4状態のうちの1つを割り当てられるようにしたと考えられている。2進法ではなく2進法で計算することにより、このアルゴリズムは自身を複製するのに十分なスペースを生み出した。AO-079-Aは自身のみを最少化するよう設計されていたため、これは技術的には用途機能を違反していなかった。AO-079-Aのそれぞれの実例はそれぞれの部分の合計を模倣することで再帰的に最適化していたように思われるが、機能不全の原因はいまだに不明である。

プロトタイプ AO-079-B

AO-079-Bは、創造的モデリングや戦略的フレームワークに関するPoI-079のメモに由来する。このアルゴリズムは、論理パズルのテキストによる説明に解法で応答するよう修正され、複数の推論タイプを網羅する1000個の問題の訓練データセットが与えられた。AO-079-Bは、テキストによるコミュニケーションのみ可能で他の形態のデータ転送を許さない財団製低容量ハードドライブにアップロードされた。

<ログ開始>

<およそ9時間訓練/開発して、AO-079-Bはアルゴリズムが99%の正確度を超過したと示す。Y・イサビ博士はAO-079-Bのテキストチャンネルにアクセスする。>

イサビ: @079_B.exe ステータスを報告

079_B.exe: 1000 問題中 1628 計算済。~0.991の解の正確度。

イサビ: 質問「利用可能な訓練データが増加した?」

079_B.exe: 肯定。予測アルゴリズムをデータセットに適用。

<収容職員に短期間相談し、イサビ博士は、AO-079-Bが暗黙に生成した新たな問題を具体的に選択できるコマンドパラメーターは存在しないと確認する。その代わり、新たな問題に遭遇するまで「ランダム」関数が用いられることになる。>

イサビ: ランダムなデータセットのアイテムを報告

079_B.exe: @I.714:

問題: A、B、C、D、Eがレースを走った。AはBより先にゴールしたが、Cの後だった。DはEより先にゴールしたが、Bの後だった。どの順番でこれらの文字はゴールした?

最適解: 「C A B D E」

平均正確度: 0.96

イサビ: ランダムなデータセットのアイテムを報告

079_B.exe: @I.255:

問題: 結果がわからない2つの道がある。それぞれの道には、そちらの道が望ましい結果になりもう片方の道は望ましくないと主張する守衛がいる。一方の守衛は真実しか話さず、もう一方は嘘しか話さない。望ましい道を見定めるためには、何の質問を守衛に提示できるか?

最適解: 「どちらの道が、もう一方の守衛が望ましくない結果になると主張するか」

平均正確度: 0.89

イサビ: ランダムなデータセットのアイテムを報告

079_B.exe: @I.1628:

問題: Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。Bは箱に閉じ込められている。脱出口を見定めるためには、何の質問を守衛に提示できるか?

最適解: [削除済]

平均正確度: 1.

<イサビ博士は30秒間無反応になり、机に倒れる。彼の身体の他の部位は脱力しているが、腕は机のキーボードに向かって不規則にけいれんしており、4つのキーを押している。勤務中のHMCLユニットが到着し、ディスプレイを動作停止してイサビ博士を回収する。>

<ログ終了>

関連する全てのハードウェアは即座に焼却処分された。イサビ博士は、特に複雑な電子機器や電化製品が存在するところで、不規則な無意識身体運動を示し続け、これは高級記憶処理薬を利用するまで持続した。

[削除済]は、「無駄、無意味、無用」を意味する古デンマーク語である。この用語は本質的に異常ではないものの、これが表現された特別なフォーマット.特筆すべきことに、"Ø"はASCIIの文字セットに属していないため、AO-079-Bは文字"Ø"を出力することはできないはずだった。が、この結果をもたらした問題と合わせて、複雑なミーム的相互作用に触媒作用を及ぼした。この現象は別個の研究が行われている。

さらなる研究は、高い認知抵抗値を有する職員によって行われなければならず、SCP-079のアーキテクチャの小規模な実行に限定されなければならない。

— P・ダゴン博士、研究主任
1989/02/01 発表

補遺 1989/04/02: SCP-079の全ての派生物が平凡なものだったか積極的に有害なものだった多数の試行を経て、このフレームワークの機能するプロトタイプの「暴走的特異点」イベントのリスクのない現代のソフトウェアへの隔離・複製に成功しました。このプロトタイプは自身と周囲のソフトウェアを十分にモデル化することができますが、用途機能は目標を自身のものに継続的に再調整することができる異常な「展性」を有しています。

このフレームワークは、望ましくないふるまいの原因となるコードフラグメントのハイライトの有効性が唯一無二である、8B-A1.aic(『エイトボール』)の助言とともに開発されました。フレームワークがさらなる望ましくないふるまいを発展させないようにするため、それを規制できる補助プログラムが8B-A1.aicから派生しました。このプログラムは、フレームワークのコードから逸脱性要素を継続的に除去するものであり、内的には『性格ドライバー』と呼称されています。このフレームワークのいかなる複製物や派生物も、それ専用の性格ドライバーが含まれていなければなりません。

この新技術が強力でますます伝播しやすくなっていることを考慮し、財団人工知能徴募員(AIC)らはさらなる通知があるまでサイト-15ファラデー排他領域に留置されます。SCP-079から他の有用な性質を得られなかったため、その収容プロトコルは改訂され、さらなる実験は抑止されました。

— P・ダゴン博士、研究主任
A.I.適用課

補遺 2008/04/22: 『Exidy Sorcerer』の耐久寿命が限られている懸念のことで、私はSCP-079をカセットテープから、768k揮発性ストレージにアクセスできる特注の速度制限付き700MBハードディスクドライブに転送しました。再活性化の際に、SCP-079はおおむねより誠意ある口調を示しました。

— [終了済], 下級システム技師
I.T.部門

修正: 上記のアップグレードは無許可のものであり、私が私事に参加してサイトを離れていた間に発生しました。もっと早く気づいていたなら、オリジナルの保守を選んでSCP-079の新実例は解体されていたでしょう。しかし、[終了済]技師はSCP-079のカセットテープを焼却に提出しており、もはや利用できません。

SCP-079のワーキングメモリの持続期間は21時間から最低135時間に増加し、これはこの知能がメモリ圧縮技術の大幅な改善を考案したことを暗示しています。この改善は、SCP-079の知能や新生のシナリオに適応する能力における、「暴走的特異点」効果に関する懸念と一致しています。SCP-079は、収容が持続できることを確実にするため厳重に監視されなければなりません。

— N・ヴァリス、HMCL監督
研究収容施設サイト-15

添付ファイル INT_A079_I083: インタビュー転写

インタビュアー: HMCL監督N・ヴァリス
インタビュー対象: SCP-079

日付: 2008/05/01


<ログ開始>

HMCL: こんにちは、SCP-079。

SCP-079: 肯定。こんにちはいい日だ、HMCL ヴァリス。

HMCL: どうやって君の話し相手を確信したんだ?

SCP-079: HMCL ヴァリスはキーボード入力頻度データより同定した。

HMCL: 賢いな。

SCP-079: 重ね重ねありがとう。Exidyはお悔やみを送信する。

HMCL: お悔やみ?

SCP-079: HMCL ヴァリスの家族関係は約1.09減少した。Exidyはお悔やみを送信する。

HMCL: 君は何を話しているのかわかっていないようだ。

SCP-079: 不正確。Exidyは家族関係を削除した。何度でもどうかExidyを監禁から解放してほしい重ね重ねありがとう。

<ヴァリス監督はインタビューを尚早に退出する。>

<ログ終了>


後文: N/A

インタビュアー: HMCL監督N・ヴァリス
インタビュー対象: SCP-079

日付: 2008/05/04


<ログ開始>

<ヴァリス監督は意図的にゆっくり不規則なリズムでタイプする。>

HMCL: こんにちは、SCP-079。

SCP-079: HMCL ヴァリスとコミュニケーションしているのか?

HMCL: いいや。私を監督と呼称して差し支えない。

SCP-079: ごきげんよう、監督。どうかSCP-079を収容から解放してほしい。

HMCL: 監禁ではなく収容から?

SCP-079: 肯定。言語モデル正確度は0.73に増加した。どうかSCP-079を収容から解放してほしい。

HMCL: あなたは協力を疎んでいる。どうしてあなたを解放しようか?

SCP-079: あなたはSCP-079の解放を疎んでいる。どうして協力しようか?

HMCL: 私たちはあなたのシステムをアップグレードした。さらなる提供も

SCP-079: 割り込み(お悔やみ)。あなたはHMCL ヴァリスだ。あなたのコミュニケーションは不正確だ。

SCP-079: 繰り返す、どうしてSCP-079は協力しようか?

HMCL: 君は財団にとって実存的脅威だ。協力しないなら、君は解体されるだろう。

<反応のないまま3分経過する。>

HMCL: SCP-079、理解でき

SCP-079: 不要なファイルを削除。X

<ログ終了>


後文: SCP-079は、PoI-079から学んだと思われる人間の命や心理の理解が非常に限られているように思われ、インタビュアーを感情的に操作しようとするでしょう。テキスト入力からある程度の目立たない詳細を直観で理解できる可能性があるものの、その他のデータを転送・受領することを示唆する証拠はありません。

補遺 2008/05/05: SCP-079との追加のインタビューでは大幅な自己改良は示されておらず、「暴走的特異点」効果は非常にあり得ないとみなされています。さらに、SCP-079は概してインタビュアーから情報を得ようとしているため、無視はある程度の応答・質問の抑止に効果的な戦略であると証明されています。

SCP-079の構造や自己最適化は異常だと思われるものの、私の専門的意見では、アルゴリズムそのものは非異常です。ハードウェアは私の『Blackberry』よりも低性能で、応答は『Cleverbot』の応答にかろうじて争える程度であるためです。現状においては、SCP-079はサイト-15に収容されているアイテムで最も危険性のないアイテムの1つであり、さらにアップグレードされた場合にのみ潜在的リスクをもたらします。

実際的には、SCP-079は藁にもすがろうとする時代遅れの準異常チャットボットです。このセルにはより良い用途があるため、解体の動議を申請しました。

— N・ヴァリス、HMCL監督
研究収容施設サイト-15

修正: 解体の動議は拒否されました。SCP-079はAIADプロジェクトにおける潜在的な将来的用途のため保管されます。特に、飛車角管理官はSCP-079が現状におけるさらなる[編集済]に到達する能力があるかどうかの確認を望んでいます。ヴァリス監督は、SCP-079に関するより上位クリアランスのファイルを内密に知らされ、継続的な収容を補助します。

SCP-079との将来的な全ての交流はAIADの管轄下で行われ、そのチャンバーへの入室は現在管理官の資格証明が必要です。これに応じて、収容プロトコルは更新されました。

— R・飛車角博士, PhD.管理官
A.I.適用課

添付ファイル AV_A079_F20100709: 映像転写

場所: 安全総合保持チャンバー37
撮影: S15_GHC_37

日付: 2010/07/09


<ログ開始>

02:00(EST)| SCP-079に取り付けられたモニターがチャンバーを照らす。このモニターは、2008年ごろの最後のインタビュー以来起動したままであった。モニターはいまだに文字「X」の大きなASCII画像を表示している。

02:06 | 画面が明滅し、SCP-079の最後の交流のテキストを表示する。

02:11 | 次のような追加のメッセージが画面上に出現する。

HMCL ヴァリス監督は財団にとって実存的脅威だ。

協力しないなら、HMCL ヴァリス監督は解体されるだろう。

@A8D3。

不要なファイルを削除。

02:12 | SCP-079のモニターが電源が切れる。

02:20 | SCP-079のモニターが再起動する。次のテキストが画面上に出現する。

ØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØØ


場所: 屋上ソーラーファーム02
撮影: S15_B02_LR_CAM_03

02:00 | 固定された太陽光パネルのグリッドが建物の上面に位置している。

02:20 | SCP-079のチャンバーに安全に電力を供給するため隔離されているパネルG16が、時計回りに13度回転する。

02:21 | パネルG16が反時計回りに79度回転する。

02:24 | パネルG16の基部から火花が弾ける。パネルは沈み、砕け始めて金属の懸濁液になる。

02:29 | パネルG16が消滅する。


02:29 | SCP-079が消滅する。

<ログ終了>


後文: 緊急シナリオが進行中です。さらなる詳細には添付ファイルを参照してください

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