大日本帝國異常事例調査局組織構造

1871.09 神祇省陰陽寮調査掛
1872.04 太政官陰陽寮調査掛
1877.XX 宮内省陰陽寮調査掛
1885.12 帝国異事/怪事院12異常事例調査局
1901.XX 異常事例調査局
19XX.XX 異常事例調査庁

参考: 警保局

歴史

異常事例調査局の前身は,陰陽寮内に置かれた調査掛である.の手を離れて

1885年の官制改革で陰陽寮が帝国異事院と改名されるに至って,調査掛は異常事例調査局として発足するに至った.1901年に紫禁城条約によって帝国異事院の大半はとして新設された国際機関であるSCP財団へと吸収され.異常事例調査局は新たに独立組織となった.またこの時(もしくはこれよりも後ともされる)行われたヴェール・プロトコルによって通史は再編され,今日知られるような異常事例調査局史が形成されるとともにその存在は秘匿された.

総局

以下は1900年ごろを想定。
総裁: 勅任。1名。皇族が務める名誉職。
局長: 勅任二等。1名。
書記官: 奏任。2~4名。一部課長兼任。
課長: 奏任。各1名計7名。
課員: 奏任。各課5~10人程度。

編集委員なども加えると、総局の局員は100名程度か?
※武力装置を除く

調査局総局:
総務課:
│├書記掛: 関連団体との交渉,活動記録の整理.渉外部門相当.
│└主計掛: 財務処理.
人事課: 人事処理.管理部門相当.
管理課: 管理下にある異常事例の管理維持・利用判断・破壊.工学技術部門相当.
監事課: 異常事例の監視・調査・押収.関係組織の監視.任務部隊・諜報部門相当.
武務課: 帳プロトコル維持の為の武装,及び異常兵器等の管理.任務部隊相当.
│├憲異隊: 財団における機動任務部隊に相当
│└妖怪部隊:
究明課: 異常事例及びそれに関する理論・技術の研究,異常の是非に関する判断.
│└研究所:
図書課: 関連資料の蒐集・整理
│└資料編纂係: 白澤圖圖書集成の編纂,編集
内地部: 日本国内の局管理
│└地方本局: 各地域の統括,作戦実施.6程度?
│ └地方支局: 各小地域における作戦の実施,基盤形成.各本局2、3程度、計15程度?
外地部 日本国外
 ├北方部: 廃止.
 ├台湾部: 1895年成立.
 ├朝鮮部: 1910年成立.
 ├満蒙部: 関東部を再編.
 ├支那部: 関東部から分離.
 └南方部: 第二次大戦に前後して成立.

地方局

関東本局
東京支局
宇都宮支局
新潟支局
関西本局 (Kansai HQ)
大阪支局
京都支局
神戸支局
東北本局
仙台支局
弘前支局
名古屋本局
名古屋支局
金沢支局
広島本局
広島支局
四国支局
九州本局
福岡支局
熊本支局
沖縄支局

支局

支局長
副支局長
書記 2人
総務掛 3人
図書掛 5人
監事掛 8人
武務掛 10人
30人



管区
支区

本庁

General Headquarter
District Headquarter
Division
区本部

Headquarter

府県警察部
師管


IJAMEAの規模について

律令制下では、陰陽寮の定員ははじめ100人程度だった。

グラフ哲学舎研究レポートの「日本の軍人の数 〜軍人の数から戦争をみる〜」では,『数字でみる日本の100年』のデータとして帝国陸海軍の規模が示されている。
明治18(1885)年 7万人、1900年前後は20万弱、日露戦争で一時100万人を超えるも戦後は漸増しつつ25万~30万人。WWIの後軍縮のため30万余りに抑えられるが、日中戦争の開始と共に爆発して100万人を越える。その後は終戦まで増加の一途をたどり、最終的に800万人を超えた。

今の自衛隊の規模は24万程度が目安。

朝鮮のIJAMEAは、李氏朝鮮時代に設置された対異常機関、異禁衛・保伝院の大部分を吸収した。朝鮮の術に関する歴史は、『朝鮮半島の奇跡師の学脈』に見える。また『怪力乱神と常徳治人』によれば「異禁衛の定員は幹部を含め1736人」である。

おそらくIJAMEAは独立と武装化の過程で規模を急拡大していったものとみられる。一つには術師の囲い込みによって、国家の監督下に置き、或いはその生活を保護する狙いもあったのだろう。

IJAMEA隷下の師団が存在したり、4万人規模の動員をしている記事も存在する。

16*30+……でIJAMEAの規模は1000人程度か


松岡信之 2021『日本における官吏・公務員の定員管理 -各省官制から総定員法への変化に注目して』明治大学

『職員録』

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