共著用 SCP-XXXX-JP - 矮小的安楽死(仮)
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アイテム番号:SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:〇〇

特別収容プロトコル:民間へのSCP-XXXX-JPの影響を最小限に抑えるため、過労死ハイリスク民間人監視課を設立し、職員はリストアップした過労死可能性の高い日本国内の民間人の動向と安否を監視するようにしてください。監視対象の失踪が確認された場合は全国の警察に潜入した職員が速やかに監視対象の自宅を捜索し、メッセージカードを回収したのち、必要に応じて関係者への記憶処理とカバーストーリー「過労による孤独死」を適用してください。

説明:SCP-XXXX-JPは過労死寸前のヒトがランダムに失踪・知覚不能となり、数日から1週間後に自宅で遺体となって発見される現象です。現在までに対象となったことが確認されたヒト(以下SCP-XXXX-JP-Aと呼称)は、いずれも過労死ラインを大幅に超えた労働時間や劣悪な労働環境の下にあったことが判明しています。
失踪期間中のSCP-XXXX-JP-Aは既存のいかなる手段でも知覚することが出来ず、また未知の影響によりSCP-XXXX-JP-Aを知覚しようとする試みは全て失敗に終わります。
発見時のSCP-XXXX-JP-Aは死亡しており、その付近にメッセージカードが存在します。メッセージカードの内容は複数の事例で互いに類似していました。
以下は発見されたメッセージカードの内容の一例です。

おつとめご苦労さまです。
身を粉にしてはたらくのも素敵ですが たまには立ちどまって
お仕事を忘れて おやすみくださいね。

酩酊街より 愛を込めて

追記1 2022/██/██:2022/██/██、過労死ハイリスク民間人監視課の職員1名が行方不明になっていたことが判明しました。行方不明になった職員は同日内に仮眠室で遺体となって発見されました。遺体のそばからはメッセージカードの他、手書きの報告書と録画中のビデオカメラが発見されました。報告書、録画の内容は以下の通りでした。

付与予定タグ: 酩酊街

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