「無帷の21世紀」とその社会 a.k.a. Misharyの1998団体・組織アートワーク





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偽ショパン蝉が中欧を崩壊させてから、瞬く間に世界は変わっていった。人類は有帷の20世紀ヴェーリズムの旧世紀1に別れを告げ、無帷の21世紀ポスト・ヴェーリズムの新世紀に足を踏み入れた。当時我々が「超常」「異常」と呼んでいた「彼帷ひい2」は、「通常」「正常」即ち「此帷しい3」へと溶け込んでいった。もはやかつての「彼帷」なしにして、現代社会は成り立たないだろう。

この1世紀ほどの間に、数多くの組織・国家・人物が現れ、そして消えて行った。私の記憶が消えないうちに、彼らについて記録を書き留めておこうと思う。世の常としてロゴや名称は屡々変遷したが、掲載されているものは主にネオクリュソンエイジ新黄金時代4のものである(同時期に存在しなかったものもあるから、全てそうという訳ではない)。


アホ・アホ (Ajo, Ajo!)

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アホ・アホ」という名前は日本人からしてみれば珍妙に聞こえるが、決してふざけた命名ではない。アホ・アホはスペイン発祥の料理チェーンで、「アホ」即ち"ajo"はスペイン語で「ニンニク」を意味する。その名の通りガーリックががつんと聞いたスペイン料理(例えばアホスープやピルピル、アヒージョあたりが定番メニュー)を提供する大衆料理店である。学生や若い労働者層を中心に人気を集め、ネオクリュソン新黄金エイジを象徴する味となった。異災特区の商業区域には、ニンニクと潤滑油、そしてヒューヴィーク5エンジンの甘い匂いがつきものだった。


アキヴァ自由市 (Akiva Free City)

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今日アキヴァと言えば多様な文化の混在した不可思議な区画というイメージが強いだろう。温度感に違いこそあれ、半世紀以上前からその印象は変わっていない。旧東京都秋葉原地域を源流として成立した自治特区、アキヴァ自由市南関東大異災被災地域の中でも非常に有力な地域の一つだった。危険な旧都心──第一級異災特区──に位置するこの地は常に異常性災害によって脅かされていたが、逆にその立地が豊富・高質な異常資源へのアクセスを可能にし、政治経済的な或いは子供じみた野望から様々な道具や人員を集める魅力となった。初期の混乱を凌ぎ新政府(とその背後にいる正常性機関)から条件付きの自治権を委託されてからは、カミナリモンゲートで接続されたアサクサ・タウンと共に緩やか合議連合体を形成し、多様な文化・種族が共存するODSE産業の象徴となっていた。

チェインメイルに桃形兜を被りフリッサを装備した青年と黒いレーザー銃を四手で抱える全身赤タイツの探索者がマンセー・ブリッジを渡っていく。煉瓦作りの武具店と和風建築の喫茶店の間で、二次元上の少女と金属彫刻様の少年、2mほどのワーライオン系の青年がを黒蜥蜴の姿煮を食べながら何か楽しそうに話している。そういう風景がごく当たり前のものとして広がっていた。東京、或いは秋葉原において思い当たる限りすべてのジャンルや観念を凝縮したかのようなその社会は、次第に他要素社会が浸透しつつあった30年代であっても、人々に強い印象を残した。

アキヴァ市は異災の終結後も新東京開拓の拠点となり、多くの人や物資がなおアキヴァに集まった。半世紀以上が経過した今ではその拠点としての重要性は失われたが、当時を知る貴重な歴史遺産として、或いは新たな文化の発信地として機能している。


アルファ食品 (Alpha Foods Corp.)

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「食卓に+α」のキャッチフレーズで知られたアルファ食品(英: Alpha Foods Corp.)は、主に缶詰や冷凍食品の分野で成長してきた。その源流は大正時代に成立した船上商會にある。創業者である林崎兼二朗の家は東瀬戸内海・紀伊水道を中心とする海運業で財を成した。1947年にその後を継いだ林崎兼利らは社名を蒼海漁業と改めて、日本海・太平洋での漁業や瀬戸内海での養殖業に手を伸ばす。経済成長下の食料需要に応えたことで著しく成長した。しかしオイルショックなどによって遠洋漁業は事業縮小に追い込まれ、養殖業や食品加工業を事業の中心に据えるようになった。以降1981年に蒼海食品、1993年にアルファ食品とたびたび社名の変更を行っている。

2008年にはニチロウと合併して、アルファニチロとなった。代表商品の「夕食一品」シリーズや「夜の"缶"食」シリーズは、新体制下でもその看板商品として発売されている。

「よもやま企業 アルファニチロ」『日進月走』2045年13号掲載


アルファニチロ (Alpha Nichiro Corp.)

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2008年にアルファ食品(旧: 蒼海漁業株式会社)とニチロウ(旧: 日本蠟工業株式会社)の合併によって誕生した巨大食品工業企業がアルファニチロウ、現在のアルファニチロ(英: Alpha Nichiro Corp.)である。ニチロウ社側が国外ではNICHIRŌ、NICHIROとして知られていたこともあり、2017年の再建時に現在の社号へ改名された。

2017年以前は東京都江東区に本社を置いていたが南関東大異災で被災し、新都心の開発に際し新都佐波区へ本拠地を移した。現在の根幹事業は金属芋など人工芋の開発・研究・販売であり、世界シェアの実に約4割を占めている。特にバロンニチロ種は2035年のカレドニア大地震に際し食材・建材・燃料としてスコットランド復興に貢献し、人工芋を世界的に知らしめるに至った。バロンニチロ種は金属芋のバロン・アージェント種の原種ともなり、今や人工植物の代表的存在とも言える。

アルファニチロがバロンニチロ種を開発するに至った原動力となったのが、芋男爵こと井森淳士だ。北海道の著名な芋農家の次男として生まれた彼は、学生時代を従来科学・逸般科学を併用した品種改良に費やした。しかしその芋改良にその他を棄て手段を問わない姿勢に賛同するものは少なく、彼のアピールに応えたものはほとんどいなかった。少ない注目者の一人がアルファニチロ社専務の中堤清次だった。父子家庭に生まれ、妻を奇蹄病で失うなど苦労の多かった中堤は井森の研究が社会的問題解決につながるとしてその重要性をいち早く認め、支援を行うよう井藤社長(当時)に直訴。進退すら賭けた交渉の末大規模な研究協力が認められることとなった。最大の成功とまでは行かなかったものの、同社が人工植物分野で先進的な地位を占めえたのは、この時期に今日でも用いられるような人工植物研究の基礎操作の幾つかが確立されたことが大きい。

中堤とアルファニチロに深い恩義を感じていた井森は2013年に同社へ入り、以降研究に勤しんだ。2020年には最初の人工芋が誕生、以後バロンニチロ種やオーガストキング種などが彼の下で誕生することとなる。2027年、東京事変の混乱をおさめ社長となっていた中堤によって井森は41歳で後任に抜擢される。この選任には社内外から批判の声も多かったが、井森の経営手腕は想像以上のものであり人工植物分野を中心にアルファニチロは大きく業績を伸ばすこととなった。経済的利益の追求だけでなく2035年のカレドニア大地震などで人道的な社会貢献も大きかったことは、先述した通りである。


アルセリウス・インタラクティブ (Alserius Interactive Inc.)

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初出: 帝大生の就職先人気ランキングが発表 パラテク、正常性維持機関が人気

超巨大企業となる以前、20年代から40年代初頭にかけての新科学バブルにおいてアルセリウス・インタラクティブはIT系の新科学工業ベンチャーとして名を馳せていた。その創設者はポーランドのクラクフ出身ヤン・カニャと東京出身の橿原柚紀で、どちらも7.12事件と。ピャスト朝から名を採ったPiastシリーズ、特に2022年に発表したPiast 3の成功によって急拡大を遂げた。


敖光落合 (Aoguang Luohe Ltd. / Aoguang Ochiai Ltd.)

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奇妙な秩序と社会風紀を保ちながらも、東アジア全体が治安を悪化させていく中で台頭したのが、黒企業と呼ばれる巨大企業(連合)群だった。その代表格と言えるのが、敖光落合集団だろう。敖光落合集団は中国上海に拠点を置く工業分野を中心とした企業グループで、2034年に敖光科技(上海)とオチアイ(東京)の合併により成立した。東アジア・東南アジアの広域に影響力を有し、今や東アジアにおける最重要企業の1つとなっている。同社が極東の裏社会と密接な関係を有していることは、その成立時点でもはや公然の秘密となっていた。彼らは「黒い饅頭と筒口」によってアジアの政界・経済界に深く入り込み、トウキョウ・サークルや菁京计划6などにおける利権を獲得するに至った。

敖光落合の役員や有力傘下企業の社長らで形成される組織「东泷会(東瀧会)」は、しばしば「ヤクザとマフィアの会合」と形容される。


敖光科技 (Aoguang Technology Company Limited)

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敖光科技有限公司は中国上海に拠点を置く企業。敖光は四海竜王のうち東海の広徳王の名に由来する。中国経済の自由化に伴って拡大したが黒社会にまつわる噂も少なくなく、その源流自体が青幇の流れを汲んでいるとも言われる。2034年にオチアイと合併し、敖光落合集団となった。


アルキメデス・ソーラー (Archimedes Solar)

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アルキメデス・ソーラーはプロメテウス・エネルギーの子会社である。プロメテウス社の再拡大に伴い、太陽光発電を中心に電気配線事業や無線電力伝送などに事業を拡大した。


アルゲンタヴィス (ARGENTAVIS)

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初出: エレクトなんば天空店閉店在庫一掃セールのお知らせ

アンダーソン・ロボティクスとラプターテックの共同資本によって設立されたアルゲンタヴィスの名は、タカ目の絶滅種で史上最大級の飛翔する鳥類であるArgentavisに由来する。

ARとRTI両社の技術資本が投じられただけあって、主製品たる汎用アンドロイドの性能は登場当初から折り紙つきだった。世界各地で富裕層を中心に軍用・民間用を問わず利用されており、出資元を凌ぐほどの規模に拡大している。紺色の三本羽は、戦場から老人ホームまでどこでも目にすることが出来るだろう。


アルゴー (ARGO)

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アルゴ(英: ARGO)は、ギリシアに拠点を置く特殊探索用機器の開発・販売を主目的とする企業。社名はギリシア神話の「アルゴー船」に由来する。

スペイン系アメリカ人のジョンソン・ペレスによって設立された。同社の製品の多くは軍事機密に指定されていて,その開発経緯や技術情報はほとんど公開されていない。著名な製品としては、携行レーザー兵器「スキュラ」や高機動多脚戦闘車両「カルキノス」、小型自律型探査ロボット「メデイア」などがある. また同社は,他の企業と共同で複数の異常次元領域を開拓したことでも知られている。別次元領域探索産業、通称ODSE産業の拡大に伴って多くの要素を持つ探索者が利用できるような機器の開発を沿革 1971年、アメリカの実業家であるジョン・ペレスによって設立。当初は主に無人航空機の製造を行っていたが、欧州連合軍に無人機が採用されたことをきっかけに多角的な機器開発を始めた。その後、同社の開発した製品が各国軍に採用されたことで急速に成長した。現在では有人ドローン、軍用機器、エネルギー関連などの研究開発も行っている。


アサクサ・タウン (Asaxa town)

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アキヴァと連立して旧関東ODSE産業・復興の拠点となったのが、アサクサタウンだった。災害発生時、「秋葉原と浅草は区画の乱雑な置換が起きた為にライフラインの破損やGPSの実質的な無力化、同時多発的な火災が起きた。」が、幸か不幸かこれによって両地域はポケット化し、その後吹きすさぶ次元嵐の直撃を避けることができた。本災後の「普通化」の過程で旧秋葉原・浅草間の混線は解消されていったものの、カミナリモンゲートのような自然次元路が一部残存したことでアキヴァ・アサクサの交流は保たれた。

アサクサタウンは


綾園建設 (Ayazono Construction Co.)

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初出: 帝大生の就職先人気ランキングが発表|パラテク、正常性維持機関が人気

綾園建設は昭和期から建設業を営んできた企業であるが、ポスト・ヴェール時代に超常企業と連携し最先端科学技術を用いた事業を開拓した結果、復興期の巨大需要に適合し日本有数の建設会社まで成長した。


白衣集団 (Baiyi Group)

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中国語において白衣とは俗世の平民という意味合いを持った。劉徳利


バッダ (BADDHA)

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初出: 本記事


跋渉館 (Basshōkan)

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初出: 財団・GOC大失敗 南ポーランドが崩壊

跋渉館は日本の出版社。「跋渉」とは山河を越えて方々を渡り歩くことを意味し、


ビアウィ・ボチャン/シュバシコウ (Biały Bocian)

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初出: 財団・GOC大失敗 南ポーランドが崩壊

19世紀アメリカの三角白頭巾、20世紀欧州の斜め鍵十字と並ぶほどに悪名高い「ββ」

ビアウィ・ボチャンの名はポーランド語でシュバシコウ──ヨーロッパコウノトリ──を意味する。彼らは初期夏鳥過激派の団体であり、2000年代初頭あるいは2010年代末に南ポーランド──つまり偽ショパンによって破壊された範囲──を中心に活動した。ポーランドにおける敗退の後は「正常性回帰事件」の混乱下にあったアフリカへ拠点を移し、暗黒の二十年代の混乱の一因となった。

頭文字を取ったBBのマークは、「夏鳥」の社会的な印象の悪化は彼らの「活躍」も関係している。



チャイバー市 (Chybar City)

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    初出: 本記事

    ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』は、リドリー・スコットの『ブレードランナー』と共に「サイバーパンク」を確固たるジャンルとして確立せしめた作品として、名高い。本作の舞台は千葉で、第一章「千葉市憂愁チバ・シティ・ブルーズ」の「港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった」という書き出しは良く知られている。

    英語的にChibaを発音した時、それはcyberと類音で、その為にギブスンは舞台を千葉に置いたのではないかという考察がある。このアイデアの影響を受けてできたのが、「chiba」「cyber」を混ぜ合わせたこの地名である。


チャイバー忍具 (Chybar Ningu)

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初出: 本記事


大黒インク (Daikoku Ink, Ltd.)

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初出: 大黒工業七名労災死亡事件 労基法違反等の書類送検で調整 厚労省

大黒インクは大黒グループ──いわゆる「大黒財閥」──傘下の企業であり、大黒工業の子会社である。かつては日本のインク供給において一定の地位を占めていたふぁ、親会社である大黒工業同様に、ポスト・ヴェール社会において苦戦を強いられている。


大黒印刷 (Daikoku Printing, Ltd.)

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初出: 大黒工業七名労災死亡事件 労基法違反等の書類送検で調整 厚労省

大黒印刷は大黒グループ──いわゆる「大黒財閥」──傘下の企業であり、大黒工業の子会社である。


ドグマセブン (Dogma Seven)

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初出: 本記事


イージー (EG)

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初出: 本記事


エレクト (Electo Co., Ltd.)

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初出: エレクトなんば天空店閉店在庫一掃セールのお知らせ

戦前から存続する家電量販店であるエレクトはヴェール主義崩壊の後「パラテク」機器に手をのばし、一躍成功を収めた。


エリス (ERIS)

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同名の女神エリス(ディスコルディア)によって運営されているチャットサービス。

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    初出:

    SCP-5721にある通り、或いはロゴを見ればわかる通り「Discord」の1998世界におけるカウンターパート。当初は史実における別名案「BONFIRE」を採用しようとしていたが、女神エリス(ディスコルディア)との結合を強く意識して「ERIS」を採用した。

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    Discordでないのは、おそらく9.11におけるエリスの関与が関係しているのだろう。


エスパルガロ (Espargaró Exploration and Trading Company)

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初出: スペイン政府 次元穴探検公社を設立

エスパルガロ探検交易社は2019年、マヌエル・M・エスパルガロによって設立されたODSE産業系の企業である。マヌエル・エスパルガロ氏の兄であるフアン・エスパルガロ氏が社長を務めるエスパルガロ商会と密接な関係にある程度のごく一般的なODSE産業企業であったが、次元穴探索推進法以降拡大し一定の利権を主張するまでに至った。


フィンエンド (FiNEND)

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"楡の森" ("Forest of Elm")

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初出: SC-99/734-01/506

"楡の森"は冥府の門の前に広がっており、さまざまな古代ギリシアの「怪物」たちが生息していた。しかしカオス・インサージェンシーが2000年の末に行ったカリスト作戦によって、殆ど壊滅状態に追い込まれることとなる。それでも依然ギリシア国内有数の「伝承部族」生活地域ではあり、アテネ条約にも臨時代表であるシュケーが署名している。


福益グループ (Fukumasu Group)

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初出: 本記事

筑後の実業家福益弥兵衛によって創設された福益商会が発展した新興グループが、福益グループである。


グラン (Grand)

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初出: 本記事


ハマ港市 (Hama Port)

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初出: 本記事


ハルヤ食品 (Haruya Foods)

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初出: 多要素共生社会の工場見学

ハルヤ食品は春屋十三によって創設された食品企業である。Yakushiグループの上位企業である同社は栄養多様性ニュートラシティ思想に賛同しており、パラフード分野にパスコフレンドやヤドヤゼリーなどの商品を展開している。


イノセント (INNoSento)

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初出: 本記事

イノセントは公衆浴場・宿泊施設を運営する企業である。企業名も「INN」と「銭湯」に由来する。


アイリス・アート (Iris Arts)

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初出: Slow Animals

アイリス・アートプロメテウス化学の子会社であり、超常芸術家向けに様々な製品を提供している。


イワカガミ奇跡工芸 (Iwakagami Miracle Wroughts)

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原案: Tark_IOL氏のツイート

イワカガミ奇跡工芸は別にクィディッチ用器具メーカーというわけではない。昔はイワカガミ呪術工芸という名で、ヴェール主義体制下から日本の諸超常研究機関やJAGPATO構成機関向けに防犯装備・非致死性兵器を生産していた。主に高品位な和紙や絵具、筆、原石あるいはそれら加工品・工芸品等

その終焉と共に民間向け製品に販路を広げ、「異常」の一般化と共に成功した。


イズミ (iZUMi)

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初出: 本記事


日本国家憲兵隊 (Japanese Gendarmerie Force)

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初出: 「社会」の記事 2030年11月26日 - 帝都経済新聞電子版

東京事変後の混乱収束の為新都政府によって設立された日本国家憲兵隊は、強力な軍事力と裁量権を有する憲兵組織である。治安低下著しかった関東周縁の軽度被災地域において彼らの活躍は目覚しく、その名は良くも悪くも世界に轟いている。


ジンクス・トラスト (Jinks Trust)

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初出: 本記事


日本逸般科学学術協会 (Japanese Society of Deviant Science, JSDS)

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20世紀末以降公知のものとなった未知の科学法則──"Deviant Science"を「逸般科学」と訳したのは、役野忠(やくの ただし)だった。現実としてそこに実在することが明らかになった「異常」を、想像上のオカルティズムと混同したまま超常・異常と呼びつづけることに疑義がでるのは自然な流れだった。それまで正常性維持機関がこれらを「異常」と呼んでいたのは、第一にヴェール主義に基づいた正常の領域規定があったためだ。科学者たちにとってみればその政治的思惑の重要度はそれほど高くなかった。そこから既知の科学を"Conventional Science"、秘匿されていた科学を"Deviant Science"と呼ぶ動きが生まれることになる。日本では役野による「従来科学」「逸般科学」との訳語が報道で度々用いられ、そののち定着した。従来科学と逸般科学の関係はベン図に似ている。すべての自然法則のうち、従来科学が扱う範疇の外にあるものを逸般科学と呼ぶのだ。

役野はまた、これらの科学領域に対する協同的な学術研究の場を求めた。正常性維持機関や諸政府、或いはプロメテウスやMC&Dなどの超常企業による「パラノマリーのダム」政策は逸般科学技術が急激に社会へ流入するのを抑制したが、一方で「無意識のカーテン」を外した社会が自ら逸般科学を研究・利用しようとする動きについてはある程度目をつぶってすらいた。その結果諸方で逸般科学を研究・議論しようとする動きが生まれ、これを対象としたサークル・研究会の類も林立した。中でも存在感が大きかったのが未詳科学検討会(東京)・磐座会(京都)・東北DS研(宮城)・福岡逸般科学の会(福岡)などの旧帝国大学を中心に形成された学部・学科横断型インターカレッジ系研究会・サークルであった。磐座会主宰の岩倉禅(いわくら ぜん)や東北DS研を主宰していた役野は互いに連絡を取って連携を図り、その成果として「日本逸般科学研究会」が誕生した。その後諸サークル・研究会の出身者から多数の逸般科学者などが輩出されたことで日本逸般科学研究会の存在感が増大し、逸般科学技術が社会へ実際に浸透し始めた2008年に組織改編と改名が行われて現在の姿になった。

逸般科学の細分類と一般科学化によってその必要性は減退したが、依然学際的な学問交流の場として機能している。


ケー・エフ・ポーツ (K&F Ports)

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初出: 本記事


キッジュ工業 (Kidju Industrial)

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初出: 本記事


恋昏ツアーズ株式会社 (Koigare Tours Co., Ltd.)

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1998年以前から恋昏崎を拠点に旅行プラン

初出: 財団9.11関与か 衝撃の新テープを独自入手

恋昏ツアーズは恋昏崎に拠点を置く旅行会社である。1998年以前から超常領域などを中心に旅行プランを提供している。


コモリザメ (Komorizame)

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初出: 本記事




ロード・ティラノ (Lord Tyrano)

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初出: 本記事


ルキウス (Lucius)

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初出: 本記事


マドロコ (Madloco)

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初出: The “F” 2045年11月号

マドロコ(英: Madloco)はスペインのマドリードを拠点とする日用品製造・流通企業であった。スペイン国民のヌートリア化以降人間向け家財による事故が多発したことを受けて、2018年にイタリア系スペイン人マノロ・ドルフィーニ・ロカテッリ(Manolo Dolfini Locatelli)をはじめとする有志によって起業されたものである。

起業資金はクラウドファンティングで、

Madlocoとはmadroño(イチゴノキ)やMadrid(マドリード)のMadと、

ガルシア(García)

集めなければならなかったこと、起業から数年は事業が伸びず低迷状態が続くなど苦しいスタートを切っていたが、少しずつだが好転していき、2030年代には国内でも上位に入る企業に成長している。企業名は「イチゴノキ狂い」を由来としている。これはクラウドファンティングの時に言われた皮肉「イチゴノキから家具を作るのかい?」に対抗心を抱いた有志の一人があえて企業名にしたものらしい。当然ながら製品にはイチゴノキは使われていない。
マドリードを拠点に日用品の製造・流通を行うマドロコは、2018年の成立から大きく成長し、同国を代表する企業となった。


マクスウェリズム (Maxwellism)

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初出: 既存


月刊クリオネ (Monthly Kurione)

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初出: SCP-2043-JP

オカルト系雑誌である月刊クリオネは、90年代からヴェール崩壊を経て2000年代初頭に発生したオカルトブームの中で発売数を増やした。


素牧野書店 (Motomakino Shoten Publishing Co.)

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初出: 2057年の帝都大学大学院理学研究科数学専攻に所属している教員達の簡素な紹介ページ

素牧野書店は学術書籍(主に数学書)の出版を行う出版社である。


ニチロウ (Nichirō)

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ニチロウ

「よもやま企業 アルファニチロ」『日進月走』2040年13号掲載


ニコ (Niko)

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初出: 本記事


ニーニョ製薬 (Niño Pharma Inc.)

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初出: The “F” 2045年11月号

ニーニョ製薬(英: Niño Pharmaceutical)を設立したサロモン・イグナシオ・アランバルリ (Salomón Ignacio Arámbarri)は、スペインの製薬企業である。非ホモ属動物性要素保持者などを対象とした医薬品の開発・発売も行っている。

ニーニョ製薬: スペインの製薬企業。2000年代にP-D/U-漂着イベント被害者であったサロモン・イグナシオ・アランバルリ(Salomón Ignacio Arámbarri)が設立した。当初は小児用医薬品を開発・販売していたが、2015年のスペイン神格存在出現事件以降、非ホモ属動物性要素保持者などを対象とした医薬品の開発にも参入。以降はポスト・トンガラシのスペインを代表する製薬企業として名をあげることとなる。なお、イグナシオ氏は2030年代に謎の失踪をしている。


ニッソグループ (Nisso Group)

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初出: ニッソ医機 開発ストーリー 「人を人として未来へ繋ぐ。再転移型異形化抑制システム」

奇蹄病事件などを経て解体された日本生類創研は、ニッソ医機 (Nisso Medical Equipment) を中心にニッソグループとして再編された。

奇蹄病患者への賠償金支払いなど日本生類創研時代の「負の遺産」を抱えており、創研時代から得意とする生物研究・利用を中心に多様な事業へ手をのばしていった。30年代から40年代にかけて大きく成長し、医学・薬学分野で[r-sinano-chuo-co-jp-2045-08-14-42a7279|Yakushiの勢力を脅かす]]]に至った。また20年代から計画されていた軌道エレベーター計画にも、早期から賛同していた


ナイター (Nitor)

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エヌアール (NR)

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初出: 本記事


オチアイ (Ochiai)

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オチアイの由来を辿ると、戦前から存在したヤクザ「落合組」にたどり着くという。戦後の闇市で成功した落合組が舎弟企業として設立したのが落合商事であった。落合組自体は暴力団の拡大と抗争の中で幹部を相次いで失い実質的な解体を迎えたが、落合商事の方は高度経済成長期の波に乗って成長を続けた。土木建築業や人材派遣業、運送業、芸能業、金融業、電子機械など多岐にわたる事業を展開する複合企業グループとなり社名をオチアイと改めたころには、(少なくとも表向きには)裏社会との縁も薄れていた。しかし90年代のバブル崩壊をきっかけに経営が悪化し、電子機械部門の成功によって何とか一命をとりとめたものの2010年代には倒産も囁かれるようになる

オチアイがこの危機を乗り越えられた最も大きな切欠は、南関東大異災だった。被災地域周縁における治安悪化とODSE産業の活性化を背景にオチアイはトウキョウ・サークルへ進出する。裏社会との関係を裏付けるかのような暗い噂も多かったが、憲兵隊などの法的機関と衝突と協力を繰り返しながら復調。非接触型ディスプレイや動物型端末などの良質な特殊探索機械を生産するオチアイ本社を中心にオチアイ警備保障やオチアイ信用、オチアイコンストラクションなどの子会社を抱え、第二の黄金期を迎えることとなった。

その最中の2034年に突如上海の敖光科技と合併し、敖光落合集団となった。


オクトージ (Octoji)

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初出: 本記事


Qingtan

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Qingtanは個人ウェブログサービスの一つである。その名は「清談」に由来しており、自由な意見発表の空間となることを目的に形成され、政治信条老若男女種族国籍を問わず使用されている。


ロパトリア (Ropatria)

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初出: The “F” 2045年11月号

他要素共生志向のアパレルブランドとして名を知られるロパトリアの源流はTTTにある。ロパトリアは元来2020年の中ごろにTTTアパレル・スペインが新設したブランドであり、まもなくこの部門が独立して成立したのがロパトリアであった。トンガラシ翁事件やスペイン内戦の傷跡を癒し急成長を遂げたスペインや正常性回帰事件以後の混乱「暗黒の20年代」から次第に復活しつつあった北アフリカなどで成功し、現在では復古スペインを代表するアパレルブランドの一つとなっている。


サイソーマ新中心 (Psythauma Neucentral)

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初出: 本記事


シオン (Sion)

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初出: 本記事


スネア (S.N.E.A.R.)

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S.N.E.A.R.は没入型アドベンチャーRPGを得意とするゲームスタジオである。2020年代から2050年代ごろのODSEバブルを舞台とした「The Adventurers」シリーズはその代表作であり、高い評価を得ている。



スペイシー・フーズ (Spacy Foods)

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聖エンガニウス大学 (St. Enganius University)

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初出: 帝都大学、超常史料編纂所所長に穴生原真理子氏を任用へ

マクロカオシズム、あるいは巨大混沌思想というのは、概ね「全世界のあらゆる教義や思想は余すことなく真実である」という考えの下に、あらゆる思想の習合・統合(専門用語で混淆、mixtureという)を企図するものである。ミーム災害の被害を受けることも多く、また反社会思想化することもしばしばあったから、古来権力者や国家、或いは正常性機関らによって激しく監視・弾圧されてきた。そのため、近代以前のマクロカオシストには秘境に逃れて議論と思想の収集・交換・混淆に努めるものも多かった。マクロカオシストも多く居住するテャ・イズミアヌイクスもそのような秘境の1つである。同地には言語などの都合から、或いは中心思想の関係からある程度の共通性を持った研鑽者たち(マクロカオシストを一定数含むが、これに限らない)が集団を形成してきたという歴史背景があり、これらを学衆と呼ぶ。学衆のうちの幾つかは近代アカデミズムの流入と混淆によってアカデミー機関へと姿を変えた。

テャ・イズミアヌイクスのメイロヴァイム市に存在する聖エンガニウス大学はその名の通り伝説上の賢者聖エンガニウスに起源を持つ歴史あるアカデミーであり、ヴェール時代から存在する研究・教育機関の1つである。テャ・イズミアヌイクスの学衆の一つに由来するアカデミーの例にもれず、マクロカオシズム等とも関わりが深く、大学図書館には膨大な資料が集積されている。その思想背景ゆえに(マクロカオシズムを弾圧してきた)巨大正常性維持組織を警戒しているところがあるが、決して反駁するばかりではなく時として積極的に交流を図る場合すらある。

ヴェール崩壊後は一般社会の学生受け入れも増加しつつある。



テレヴィ (TELEvi Corp.)

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初出: エレクトなんば天空店閉店在庫一掃セールのお知らせ

下請け業務を行う工場から始まったテレヴィ社は液晶技術分野での成功から成長し、次第に名を上げていった。ヴェール主義の終焉による「パラテク」研究の黙認下でも従来科学・逸般科学双方において研究を続け、非接触型パネル分野で大きな影響力を持つに至った。


テンサイ (Tensai)

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初出: 本記事


トポン (Topon)

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インターネットの拡大・普及とヴェール崩壊による国際検閲主義の露呈により生じた、高度に匿名化された通信需要に応える為生まれたのがソフトウェア「Topon」である。

インターネットは80年代末から一般社会においても用いられるようになった。通信の秘密は当初からの課題であり「オニオンルーティング」などの接続を匿名化する技術が開発されていたが、████事件によって財団やGOCのような正常性維持機関は彼帷技術を用いて通信の匿名性を破る事が可能であった事が曝露された。この秘密通信の危機を解消する糸口となったのが、正体不明の人物Hronradに


トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション・ギリシア (Trismegistus Translation and Transportation Greek)

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初出: 2002年の夏、ギリシャにて

トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション・ギリシア、通称Tttギリシアはギリシャを拠点・対象とする企業グループであり、2002年のアテネ条約締結後、ギリシャ政府とTtt社の合資により成立した。


トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション・スペイン (Trismegistus Translation and Transportation Spain)

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トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション・ギリシア(Traducción y Transporte Trismegisto España)、通称Tttスペインはスペインを拠点・対象とするTTT傘下の企業グループである。


トリスメギストス・トランスレーション&トランスポーテーション・ゴート (Trismegistus Translation and Transportation Goths)

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初出: 本記事


ツクバ研究處 (Tsukuba Researchment)

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初出: 本記事


プントランド神権共和国 (Theocratic Republic of Puntland)

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2019年の「二大陸回帰事件」は二大陸──アフリカと南アメリカにおける20年弱の努力を無に帰した。再度混乱に陥った所もあれば、むしろ状況が良くなった所もある。勿論「異常」との関わり以外は大差なかった地域も多い。ソマリアがどのグループに当たるかは、議論の余地があるだろう。

ソマリア内戦。プントランド神権共和国 (Theocratic Republic of Puntland)、通称プントランド神権国は「アフリカの角」の先端部に位置する国家である。1998年に成立したプントランド・ソマリア国にしており、二大陸回帰事件以降ソマリア内戦が激化する中で2027年、アブドゥラヒ・シルマルケのクーデターにより成立した。ソマリア協同条約に加盟している。


テュルキッシェ・ヴァルハラ (Das türkische Walhalla)

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初出: 既存



帝都大学 (The University of Teito)

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2020年代以降、新たな「日本の最高学府」となったのが帝都大学である。

南関東大震災・東京事変による関東の高等教育制度崩壊とその後の再編・新設の中で成立した国立大学法人である。東京大学や五大学連合などの国立大学(の一部機関)を前身組織としており、群馬県の新都心にキャンパスを構えている。成立当初は人材不足等も相まって旧帝国大学をはじめとする他大学に後れをとっていたが、政府の厚い支援を受けた結果最高学府としての地位を再度確立しつつある。


ヴァーユ (Vayu)

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初出: 本記事


ヴィマナ・モーターズ (Vimana Motors)

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インドの車両メーカーであるヴィマナ・モーターズ


ヴァウ (WAŁ)

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ポーランド語で「軸」という意味を持つWAŁは、ポーランドに存在した縦軸方向移動・転移装置開発企業である。
ノビ・クラクフ7の復興の中で、


ワヲン (WAWON)

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初出: 本記事



Yakushiグループ (Yakushi Group)

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薬師寺製薬を中心とする巨大グループがYakushiだ。

これを牛耳る薬師寺虺は毀誉褒貶の激しい人物である。彼は間違いなく「毒蛇」だが、Yakushiという巨大な集団をまとめ上げるだけの才知とカリスマを有している。

日奉氏の分派である「日奉本家」が壊滅した事件8において、彼はその実行犯日奉蔡と共に指名手配を受けた。


ゼノビア (ZENOBIA)

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イラン系アメリカ人のゾーレ・アフマディ(Zohreh Ahmadi)が立てたファッションブランドがゼノビアである。

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