クレジット
原作: http://scpclassic.wikidot.com/scp-009
原題: SCP-009 - The Blade of Caesar
原著者: 不明
作成年: 不明
タイトル: SCP-009-CLAS - カエサルの刃
翻訳者: guestC
翻訳年: 2022
初訳リビジョン: rev.4
アイテム番号: SCP-009
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-009は実験時を除き、厚さ6cmのアクリル製の容器に収納し、4×4×3mのコンクリート製格納室に設置されます。軍事経験のある人物/軍国主義者の格納室への入室は禁止されています。SCP-009の研究を行う科学者は、二週間のB059コースセッションによりあらゆる武力的業務を免除されます。セッションの詳細は文書#009-5にて閲覧可能です。
説明: SCP-009は1979年、イングランド、███████のブリトニック系の発祥であると思われる墓で、退役将軍の████████・███████████によって発見されました。将軍は引っ越しをしたばかりで、夜に自分の名前を呼ぶ声が聞こえるという奇妙な夢を見ると書き残しています。発見後、███████████はアイテムを用いて妻と隣人を殺害し、その後彼は地元警察らに殺害されました。SCP-009を回収した警察官は将軍と同様の挙動を見せたため、アイテムを取り上げる際にサイト19職員は彼を鎮圧しなければなりませんでした。
SCP-009はその起源が紀元前1世紀まで遡る刃状の武器です。刃は炭素を0.6%含む鉄で作られています。柄は真鍮で作られ、"CROCEA MORS1"という言葉が刻まれています。鞘の革の部分がほとんど完全に朽ちており、その形状と留め具を僅かに残すのみです。Dクラス職員を用いて行われた試験において、SCP-009を所持した何らかの軍事的な経験を有する人物はIQが飛躍的に向上、妄想症と精神不安定の兆候が見られ、独裁的な人格を示し暴力性が約20%上昇しました。非軍事的な被験者はアイテムを与えられても影響を受けないようでした。