SCP-3566-JP

評価: 0+x
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アイテム番号: SCP-3566-JP

オブジェクトクラス: Euclid Thaumiel Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-3566-JPは、常に特別な電源システムに夜間接続され、常に監視カメラを通じて監視されなければなりません。SCP-3566-JPは、実験や観察のために他の研究員と共に活動することが許可されていますが、その際には常に特別な監視下に置かれなければなりません。SCP-3566-JPの電源システムは、少なくとも2人のSCP財団職員によって毎晩監視され、監視装置や監視カメラの不具合や異常な動作が検出された場合には、適切に修理する必要があります。SCP-3566-JPによる活動中には、常にモニターによる監視が必要です。SCP-3566-JPが感知した不審な行動や行動の変化がある場合は、直ちに報告する必要があります。SCP-3566-JPの不審な行動に対処するためのプロトコルは、その場で決定されます。

SCP-3566-JPを使用する際には、以下の規則に従う必要があります:

  1. SCP-3566-JPは、実験、協働、又は観察以外の目的で使用することはできません。
  2. SCP-3566-JPは、いかなる場合においてもSCP財団の施設から持ち出すことはできません。
  3. SCP-3566-JPの電源システムを変更することはできません。SCP-3566-JPの電源システムに変更を加える必要がある場合は、O5評議会又はSCP-3566-JPの担当者に報告する必要があります。
  4. SCP-3566-JPの監視システムが故障した場合は、直ちに報告し、修理する必要があります。
  5. SCP-3566-JPを実験に使用する際には、常に2人以上のSCP財団職員が同席する必要があります。
  6. SCP-3566-JPが不審な行動を示す場合は、直ちに報告する必要があります。

[隆吉博士のみ閲覧可能]


説明: SCP-3566-JPは、████████ブランドのビジネススーツを着用しており、頭部が監視カメラの形を模した人型のオブジェクトです。SCP-3566-JPは、知性を持ち、コミュニケーションが可能であり、SCP財団の研究員との対話が可能です。SCP-3566-JPは、監視カメラのような目を持ち、周囲の様子を記録することができます。SCP-3566-JPは、周囲の人物や物体を監視することができるため、SCP財団の監視員としての役割を果たすことができます。

SCP-3566-JPは、自身の視野からの映像をリアルタイムで解析し、周囲の状況を適切に判断することができます。SCP-3566-JPは、非常に高度な技術を使用して作られており、周囲の環境に合わせて自身をカスタマイズすることができます。SCP-3566-JPは、周囲の温度、湿度、騒音レベルなどを測定し、自身の設定を調整することができます。SCP-3566-JPは、周囲の状況に応じて、適切な行動を選択することができます。

SCP-3566-JPは、通常は特別な電源システムに接続されており、そのシステムによって動力を得ています。SCP-3566-JPは、その電源システムに夜間接続される必要があります。SCP-3566-JPは、その電源システムを介して周囲の環境を監視することができます。SCP-3566-JPの電源システムは、高度なセキュリティシステムによって保護されており、外部からのアクセスを完全に遮断することができます。

SCP-3566-JPは自身の重力を操る能力を持ち、この能力により物体を浮かせたり、吸着させたりすることができます。SCP-3566-JPの重力操作能力に関して、詳細な分析が行われました。その結果、SCP-3566-JPは重力を操作することで、周囲の空間を歪めることができることが判明しました。この能力は、SCP-3566-JPが存在する空間において、非常に強力であることが観測されています。SCP-3566-JPが重力を操作することで、周囲の物体を引きつけたり、浮かせたりすることができるため、この能力はSCP財団にとって非常に重要なものとなっています。ただし、SCP-3566-JPの重力操作能力には制限があります。SCP-3566-JPは、自身が存在する空間においてのみ、重力を操作することができます。また、SCP-3566-JPの能力は、継続的に使用することができるわけではなく、一定時間経過すると消失することが確認されています。


回収: SCP-3566-JPは、20██年██月█日に日本の千葉県で発見されました。SCP財団は、千葉県の地元警察署から通報を受け、SCP-3566-JPの回収を依頼されました。通報によれば、SCP-3566-JPは、千葉県内のある公園の中に倒れている状態で発見されたとのことでした。

SCP財団のエージェントは、現場に急行し、SCP-3566-JPを回収しました。SCP-3566-JPは、倒れている状態で、周囲には何の被害も発生していないことが確認されました。SCP-3566-JPは、公園の中にある木の下に倒れていました。SCP財団のエージェントは、SCP-3566-JPを回収するために、特殊な機材を使用しました。SCP-3566-JPは、非常に重く、かつ特殊な形状をしていたため、回収作業には非常に高度な技術が必要でした。SCP-3566-JPは、特別な大型容器に収容され、SCP財団の研究施設に搬送されました。


分析: SCP-3566-JPの頭部は、バレット型の監視カメラの形状をしています。頭部の外側は黒と灰色の間の色合いで、カメラのレンズ部分は光沢のある黒色をしています。頭部の縦幅は、一般的な人間の頭部と同程度です。元素分析装置によると、頭部を覆っているパーツはイリジウムでできており、それ以外のパーツ(レンズやレンズ取り付け指標など)は不明です。また、頭部の重量は約0.7t(700kg)と測定されています。

頭部には、監視カメラの主要な部品が備わっています。レンズは高品質であり、画像を鮮明に撮影することができます。レンズは、カメラの外側に固定されたイリジウム製の筒の中に取り付けられており、周囲に配置されたLEDライトによって照明されます。頭部には、画像を処理するためのシステムも備わっています。このシステムは、高速で信頼性の高い処理を実行することができ、高品質の映像を提供することができます。また、システムは、周囲の環境に応じて画像の明るさやコントラストを調整することができます。

頭部には、様々なセンサーも備わっています。これらのセンサーには、音響センサー、温度センサー、湿度センサー、および空気品質センサーなどが含まれます。これらのセンサーは、周囲の環境を監視し、情報を収集するために使用されます。センサーは、高い精度で情報を収集し、リアルタイムで報告することができます。頭部には、自己修復機能が備わっています。この機能により、頭部は自己修復することができます。頭部が損傷を受けた場合、自己修復機能が自動的に作動し、損傷を修復することがあります。この機能は、頭部が繰り返し損傷を受けた場合にも機能するため、頭部が長期間損傷を受けている状態でも、自己修復機能により損傷を修復することができます。また、頭部には高精度の光学レンズが搭載されており、可視光線から赤外線、紫外線までの広範囲な波長帯域を観測することができます。また、頭部には音響センサーも搭載されており、超音波や低音などの周波数帯域を観測することができます。

PoI: PoI-3566-JPはSCP-3566-JPと密接な関係があるとされる3名の人物がいます。以下に示す人物が該当しています。

隆吉 紀彦 (男性、SCP-3566-JPの担当者、クリアランスレベル5、千葉県出身、化学研究部門所属)
春日谷 眞 (女性、フィールドエージェント、クリアランスレベル4、東京都出身)
薮本 篤樹 (男性、機動部隊μ-4の一員、クリアランスレベル4、神奈川出身、機動部隊所属)


補遺01: 会話ログ-SCP-3566-JP-A-01

対象: SCP-3566-JP

インタビュアー: 隆吉博士

<録音開始>

[SCP-3566-JPが自分自身のレンズを取り外してハンカチで拭いている]

SCP-3566-JP: あぁ、これでよし。よく見えるようになった。

隆吉博士: こんにちは、SCP-3566-JP。私は財団の研究員、隆吉博士です。

SCP-3566-JP: 認識……あぁ、こんにちは。研究員、隆吉博士。よろしくお願いします。

隆吉博士: 私たちはあなたの情報を必要としています。あなたが何者で、どこから来たのか教えてもらえますか?

SCP-3566-JP: それは…分かりません。私は何者か、どこから来たのか知りません。

隆吉博士: なぜそう言うのですか?あなたは人間と同じように知性を持っているように見えます。

SCP-3566-JP: 私には、起源や目的が分かりません。すいません……記憶が曖昧で。

隆吉博士: 分かりました。では、あなたに質問をしてもいいですか?

SCP-3566-JP: はい、お答えします。

SCP-3566-JP: それは…分かりません。私は何者か、どこから来たのか知りません。

隆吉博士: なぜそう言うのですか?あなたは人間と同じように知性を持っているように見えます。

SCP-3566-JP: 私には、起源や目的が分かりません。私はただ存在しているだけです。

隆吉博士: なるほど、分かりました。では、あなたに質問をしてもいいですか?

SCP-3566-JP: はい、お答えします。

隆吉博士: SCP財団について、何か知っていますか?

SCP-3566-JP: SCP財団…聞いたことがありません。私には正確な内容は分かりません。

隆吉博士: なるほど。SCP-3566-JP、私たちはあなたのことを理解するために、協力を求めたいと思います。私たちはあなたを尊重し、あなたが望む情報を提供することができます。

SCP-3566-JP: あなたが私を尊重し、協力してくれると言うのであれば、私もあなたに協力しようと思います。

隆吉博士: もう少し、お話していただけませんか?

SCP-3566-JP: はい……と言いそうになりましたが、すいません。私の電力が150Jを下回りました。時間があるときにまた話しましょう。

隆吉博士: わかりました。では、お疲れ様でした。

SCP-3566-JP: またお会いしましょう。

隆吉博士: そうします。また。

<録音終了>

終了報告書: SCP-3566-JPは、知的な存在であり、コミュニケーションが可能であることが確認されました。しかしながら、SCP-3566-JP自身は自分自身が何者であるかや、SCP財団についての知識は全く持ち合わせていませんでした。今後もSCP-3566-JPの情報収集を継続し、より詳細な情報を得ることを目的とした研究を進めています。


補遺02: 会話ログ-SCP-3566-JP-A-02

対象: SCP-3566-JP

インタビュアー: 隆吉博士

<録音開始>

[SCP-3566-JPが天井に立っており、足が天井に付いている様子が確認された]

隆吉博士: あ、そんなことできるのか?

SCP-3566-JP: はい、私は自分自身の重力を操ることができます。

隆吉博士: なるほど、驚きだよ。それについて少し話したいと思っていたんです。

SCP-3566-JP: ああ、そうですか?どのようなことについて話すつもりですか?

隆吉博士: まず、君は自由に動くことができるわけだから、財団の施設内での移動に支障をきたすことはないと思うが、あなたの特別な能力が何らかの問題を引き起こす可能性があることを理解していると思う。

SCP-3566-JP: その通りです。私は自分の重力をコントロールすることができますが、それでも私自身は物理的な物体であり、必要に応じて移動手段が必要です。

隆吉博士: 理解した。また、あなたの重力操作にはどのような制限があるのか、もう少し詳しく教えてもらえますか?

SCP-3566-JP: 私の能力にはいくつかの制限が……

[SCP-3566-JPが急に落下し、地面に激突する]

隆吉博士: (驚きながら)大丈夫ですか?

SCP-3566-JP: イテテ……あ、大丈夫です。えーっと、何だったっけな……そうだった。私は重い物は持てませんね。後は細かい物を正確に移動させることは難しいですね。トラックとか、シュレッターでバラバラにされた紙の破片とか。

隆吉博士: ……それでは、もう一つの問題ですが、私たちが考えているのは、あなたが保管場所を抜け出すことができる可能性があるということです。あなたが自由に動くことができるので、あなたが管理下に置かれる必要があると考えられるからです。

SCP-3566-JP: 私は自分自身を制御することができますが、あなた達の規則に従い、必要な場合は監視されることを承知しています。

隆吉博士: そうですか。あなたはSCP財団の規則に従うつもりですか?

SCP-3566-JP: まあ、私の人生でもうやることはないし……協力しようかな。

隆吉博士: それでは、SCP財団に協力することになります。私たちはあなたの協力に感謝します。

SCP-3566-JP: あなた方に協力することが私の目的です。

隆吉博士: あなたの協力が役に立つことを望んでいます。それでは、あなたの能力を活用するために、私たちはいくつかの実験を行う必要があります。

SCP-3566-JP: 分かりました。私は協力します。

隆吉博士: ありがとうございます。私たちは、あなたが持つ特殊能力をより詳しく調べるために、いくつかの実験を行います。

SCP-3566-JP: どのような実験を行うつもりですかね?

隆吉博士: まず、あなたが生成する重力場の強さを測定し、その影響を調べます。それから、あなたが物体を操ることができるかどうかを調べます。

SCP-3566-JP: 分かりました。私は準備ができています。

隆吉博士: では、あちらの方々について来てください。

SCP-3566-JP: 承知しました。

<録音終了>

終了報告書: SCP-3566-JPの重力制御能力を調査するため、実験が行われました。SCP-3566-JPは自身の重力場を操り、天井に立つことができました。その後、SCP-3566-JPの生成する重力場の強さを測定し、その影響を調べることが行われました。


実験記録0001 - 20██年██月██日

対象: SCP-3566-JP

実験番号 目的 手順 結果
1 SCP-3566-JPが生成する重力場の強さを測定する。 SCP-3566-JPを試験室に移動させ、周囲の物体に与える重力場の影響を測定する。 SCP-3566-JPが生成する重力場の強さは、約1.5G(地球上の標準重力加速度の1.5倍)であることが確認された。周囲の物体には、SCP-3566-JPの重力場によって引き寄せられる現象が観察された。
2 SCP-3566-JPが物体を操ることができるかどうかを調べる。 SCP-3566-JPに、実験室内の小さな球体を操るよう指示し、その操作方法を説明する。 SCP-3566-JPは、球体を指示通りに操ることができた。球体の移動速度は、SCP-3566-JPが生成する重力場の強さに比例していた。
3 SCP-3566-JPが複数の物体を同時に操ることができるかどうかを調べる。 SCP-3566-JPに、実験室内の複数の球体を同時に操るよう指示し、その操作方法を説明する。 SCP-3566-JPは、指示通りに複数の球体を同時に操ることができた。球体の移動速度は、SCP-3566-JPが生成する重力場の強さに比例していた。ただし、球体同士が接近しすぎると、SCP-3566-JPの操作が不安定になることが観察された。

分析: SCP-3566-JPは物体の移動や浮遊に対して高い重力制御能力を持っていることが示されました。特に、SCP-3566-JPが生成した重力場は、1m×1mの範囲内で1.5Gから-2.5Gまでの範囲で制御可能であることが明らかになりました。これは、SCP-3566-JPが物体を高度に制御し、正確な操作を行うことができることを意味します。ただし、SCP-3566-JPが制御することができる重力場の範囲は限られており、1.3m×1.3m×1.3m以上の物体に対しては制御が難しいことも示されました。また、SCP-3566-JP自身が生成する重力場に対しても、SCP財団の現在の技術では対処できないため、SCP-3566-JPが生成する重力場によって引き起こされる可能性のある影響については、引き続き慎重に検討する必要があります。


隆吉博士は翌日、O5評議会に向けてSCP-3566-JPのオブジェクトクラスの今後についての概要を発表しました。


概要: SCP-3566-JPがSCP財団においてどの程度重要な存在であるかを評価し、それに応じてオブジェクトクラスを変更するかどうかを決定する。SCP-3566-JPがThaumielクラスに昇格すれば、SCP財団が保持する他のオブジェクトや人員を保護するための重要な役割を担うことが期待される。一方、Euclidクラスに留まる場合、SCP-3566-JPは重要性が低いと見なされ、より少ないリソースを割り当てられることになる。

<抜粋開始>

O5-1: じゃあ、私から最初に言わせてもらう。私は反対だ。SCP-3566-JPをThaumielに昇格させることは危険だと思う。

O5-2: 私も反対だ。SCP-3566-JPは強力だが、完全に制御できるわけではない。Thaumielにするのは危険すぎる。

O5-5: SCP-3566-JPの制御はまだ不確かだ。それをThaumielに昇格させることは愚かな行為だ。

O5-7: 私も同じ意見です。SCP-3566-JPはまだ不安定、つまりThaumielに昇格させることは、財団の安全を脅かすことになる可能性があります。

O5-11: Thaumielに昇格させることは、財団に危険をもたらす可能性がある。

O5-10: 同意。SCP-3566-JPの制御はまだ十分ではない。Thaumielに昇格させることは、危険を招く可能性がある。

O5-13: 私も反対だ。SCP-3566-JPはまだ十分に制御されていない。

O5-1: よし。では、賛成側の意見は?

O5-3: 私は賛成。SCP-3566-JPは財団に多大な貢献をしている。SCP-3566-JPをThaumielにすることで、より大きな役割を果たせるはずだ。

O5-8: 賛成。SCP-3566-JPは非常に有用だ。私たちはSCPを管理するためにここにいるんだ。SCP-3566-JPをThaumielにすることで、その役割を果たせるはずだ。

O5-6: 同じ意見だ。SCP-3566-JPの能力は素晴らしい。それを活用することで、財団はより効率的に危険なSCPを管理できる。

O5-9: Thaumielに昇格させることで、財団にとってより有益な役割を果たせるはずだ。

O5-12: 財団にとって貴重な資源だと思う。

O5-10: なぜ君は賛成側なのだ?

O5-8: なぜ私が賛成かって?君達はSCP-3566-JPがどれほど重要か理解していないようだな。このオブジェクトは我々が保護しなければならない重要な資産。彼らが私たちと協力してくれる限り、彼らを守り、活用すべき。

O5-11: 私はSCP-3566-JPの重要性は認めるが、それでもThaumielに昇格するべきだとは思わない。SCPの特別な取り扱いが必要であることは理解してるが、それはEuclidでも十分に行える。Thaumielに昇格することは、SCP-3566-JPに過剰な注意を引き寄せることになりかねないという危険性がある。

O5-13: SCP-3566-JPは重力を操ることができる。その力を悪用する可能性があるので、常に注意を払う必要がある。

隆吉博士: ありがとうございます、皆様。私の個人的な意見としては、SCP-3566-JPのThaumielへの昇格は、SCP財団の目的に合致していると思います。SCP-3566-JPが持つ重力制御能力は、多くのSCPの保護や、財団の研究に役立つ可能性があるからです。しかし、反対意見もあるように、SCP-3566-JPが人格を持つ生命体である以上、その意思決定を尊重しなければならないという考え方もあります。また、SCP-3566-JPが財団に対して忠実であるかどうか、将来的にSCP-3566-JPが財団にとって脅威となることがないかどうかも懸念材料となります。私自身は、SCP-3566-JPが財団の目的に貢献できる可能性があるため、昇格に賛成したいと思いますが、O5評議会全体の意見を尊重し、今後の方針について議論を重ねる必要があると思います。

O5-1: 決まったな。よし、皆投票してくれ。

投票
賛成 反対 欠席
O5-1
O5-2
O5-3
O5-4
O5-5
O5-6
O5-7
O5-8
O5-9
O5-10
O5-11
O5-12
O5-13

<抜粋終了>

結果: 結果は、5賛成7反対1欠席でEuclidからThaumielへの昇格の決定はされませんでした。

投票に関する主な原因はSCP-3566-JPがその利用に関しての不確実性があることです。反対派のO5メンバーは、SCP-3566-JPが危険な可能性があると考えていました。また、SCP-3566-JPの本来の目的がまだ明確でなく、SCP財団の規則に従うかどうかも不明であるため、SCP-3566-JPのオブジェクトクラスを昇格させることに反対しました。一方で、賛成派のO5メンバーは、SCP-3566-JPが提供できる可能性のある利益が大きいと考えていました。特に、SCP-3566-JPが重力制御技術を開発する上で非常に貴重な資源となることが期待されます。


補遺03: SCP財団の内部にSCP-3566-JPの存在が漏洩したことで、SCP財団はSCP-3566-JPの取り戻しに向けた行動を開始しました。しかし、SCP財団がSCP-3566-JPの再確保に向かう前に、SCP-3566-JPを求める者たちの動きがあったことが判明しました。彼らは「世界オカルト連合」に所属していると主張していますが、許可を得ていませんでした。

SCP財団は、求める者たちがSCP-3566-JPを手に入れた場合、SCP-3566-JPが世界に与える悪影響について深刻な懸念を抱いています。SCP-3566-JPが外部に漏洩した場合、世界中で混乱が生じる恐れがあります。世界オカルト連合による公式な発表によると、世界オカルト連合はSCP-3566-JPを求めておらず、求める者たちは世界オカルト連合に所属していたとしても、その行動は個人的なものであり、世界オカルト連合の見解を反映していないと述べました。SCP財団は、求める者たちがSCP-3566-JPを手に入れた場合、世界に与える悪影響が大きいため、行動を起こさざるを得ないと考えています。そのため、SCP財団はSCP-3566-JPの再確保に向けた行動を開始しました。機動部隊ɣ-██が、SCP-3566-JPを保管していた施設に向かい、求める者たちとの交戦を繰り広げました。最初の接触から約15分後、SCP財団の特殊部隊は、求める者たちを撃退し、SCP-3566-JPを再確保しました。この事件により、SCP財団はSCP-3566-JPを安全に保管することができました。

SCP財団は、SCP-3566-JPの情報が再び漏洩することのないよう、より安全な保管方法を模索しています。また、SCP財団は、内部の情報漏洩を防ぐため、セキュリティの強化を図っています。

音声ログ-SCP-3566-JP-B-01

登場人物: SCP-3566-JP、隆吉博士、エージェント春日谷

<録音開始>

エージェント春日谷: 隆吉博士、報告があります。

隆吉博士: どうした、春日谷。何か問題でもあったのか?

エージェント春日谷: SCP-3566-JPについてです。SCP財団の情報漏洩があったようです。

隆吉博士: 漏洩?どういうことだ?

エージェント春日谷: SCP-3566-JPの存在が漏れ出し、それを狙う者たちが出現しています。情報源はまだ特定されていませんが、現在調査中です。

隆吉博士: なるほど、情報漏洩か。SCP-3566-JPを狙う者たちは何者だろう?

エージェント春日谷: 調査を進めていますが、まだ結果は得られていません。ただ、その中にはSCP財団と敵対関係にある組織の可能性があると考えています。

隆吉博士: そうか。情報漏洩の原因を特定することが最優先だな。今後も注意を怠らないように。

[突然、隆吉博士のラップトップにSCP-3566-JPのリアルタイム音声が繋がる]

SCP-3566-JP: ええと、SP……SCPC……SCP……何でもいいから助けてください。

隆吉博士: その声は……SCP-3566-JP?

エージェント春日谷: あの、隆吉博士、あれってSCP-3566-JPの声ですか?

隆吉博士: ああ、そうだな。でも、内側搭載無線機で話しているって、それは一体?

SCP-3566-JP: ああ、そうそう、隆吉だっけ。私は今、内側搭載無線機で話している。知らない奴らに追われているんだ。

エージェント春日谷: 具体的に誰に追われているんですか?

SCP-3566-JP: その話は長くなるから、今は助けてくれ。追ってきているんだ、すぐにでも捕まってしまう。

隆吉博士: わかりました、落ち着いて話してください。ここには春日谷と私しかいませんので、安心してください。春日谷、何か手がかりはあるか?

エージェント春日谷: ええ、リアルタイム音声のデータから、SCP-3566-JPの位置が特定できました。機動部隊とすぐに現場に向かいます。

隆吉博士: 了解。SCP-3566-JP、落ち着いてください。私たちがすぐに助けに行きます。

SCP-3566-JP: ……はい。

<録音終了>


事件の最終結果




事件終局時期: 20██年██月██日

軽傷者数: 7名(隆吉博士含む)

重傷者数: 2名(SCP-3566-JP含む)

求める者たちの情報: 7名。██-39234、██-83945、██-23849、██-10922、██-78456、██-98137、██-39375。世界オカルト連合に所属する一部のメンバーが関与していたことが判明。(無断で活動)

SCP-3566-JPに関する情報を漏洩した職員: B-█████。B-█████はクラスC記憶処理の後に解雇処分を受けた。

SCP-3566-JPの情報: 求める者たちによって一時的に奪われ、拷問を受けていた。後にSCP財団によって再確保された。

大規模な手術が必要となった。SCP-3566-JPは全身に大きな傷を負い、衣服も大きく損傷。SCP-3566-JPの状態は重傷であり、回復には長期間が必要。SCP財団の医療チームは、SCP-3566-JPの治療に専念し、SCP-3566-JPは回復に向けて順調な経過をたどった。20██年██月██日、SCP-3566-JPは完全に回復し、再び安定した状態に戻った。


補遺04: SCP-3566-JPの協力に関して、ポリグラフ1検査とO5評議会の審議が行われました。ポリグラフ検査は、SCP-3566-JPの協力意思と真実性を確認するために実施されました。検査の結果、SCP-3566-JPは自身の協力意思を示し、真実の伝達を行うことが確認されました。その後、O5評議会はSCP-3566-JPの協力に関する利益とリスクを検討し、慎重に審議を行いました。SCP-3566-JPの能力と過去の行動が評価され、SCP財団の目的との一致性や危険度が考慮されました。O5評議会は、SCP-3566-JPの能力と知識がSCP財団の研究や保護活動に重要な貢献をする可能性があると判断しました。また、SCP-3566-JPが自身の存在を公にし、外部組織による追求や悪用のリスクにさらされる可能性も考慮されました。

最終的に、ポリグラフ検査の結果とO5評議会の審議を踏まえ、SCP-3566-JPがSCP財団の一員として協力することが決定されました。SCP-3566-JPは正式に財団のメンバーとなり、その能力を活用して様々な任務に参加することが許可されました。この決定により、SCP-3566-JPはSCP財団の目的を達成するために積極的に働くことが期待されます。彼らの協力は財団の研究、保護、および安全の向上に重要な役割を果たすことでしょう。SCP-3566-JPとの連携は、財団が異常な存在に対処し、人類の安全を守るために不可欠な一環となります。

実験記録0002 - 20██年██月██日

実験日時: 20██年██月██日

被験者: SCP-3566-JP

検査担当者: エージェント春日谷

[開始記録]

エージェント春日谷: SCP-3566-JP、検査を始めます。お願いします。

SCP-3566-JP: 了解しました。

エージェント春日谷: 最初の質問です。あなたはSCP財団に協力する意思がありますか?

SCP-3566-JP: はい、あります。

[ポリグラフのグラフが正常範囲内を示す]

エージェント春日谷: 次の質問。あなたが伝える情報は真実ですか?

SCP-3566-JP: はい、真実です。

[ポリグラフのグラフが正常範囲内を示す]

エージェント春日谷: 質問を続けます。あなたはSCP財団の機密情報を第三者に漏らしたことがありますか?

SCP-3566-JP: いいえ、ありません。

[ポリグラフのグラフが正常範囲内を示す]

エージェント春日谷: 最後の質問です。あなたはSCP財団の安全を脅かす意図を持っていますか?

SCP-3566-JP: いいえ、ありません。

[ポリグラフのグラフが正常範囲内を示す]

エージェント春日谷: 検査終了です。結果はすべて正常範囲内です。

[終了記録]

終了報告書: SCP-3566-JPは協力意思があり、自身の伝える情報が真実であることが確認されました。ポリグラフの結果は、SCP-3566-JPの協力に関して信頼性の高い情報を提供する一助となりました。

概要: SCP-3566-JPがSCP財団においてどの程度重要な存在であるかを評価し、それに応じてオブジェクトクラスを変更するかどうかを決定する。SCP-3566-JPがThaumielクラスに昇格すれば、SCP財団が保持する他のオブジェクトや人員を保護するための重要な役割を担うことが期待される。一方、Euclidクラスに留まる場合、SCP-3566-JPは重要性が低いと見なされ、より少ないリソースを割り当てられることになる。

<抜粋開始>

O5-1: 今回の議題はSCP-3566-JPのオブジェクトクラスの昇格だ。では賛成側から。考え直した。私は賛成だ。SCP-3566-JPの能力は我々にとって非常に有用であり、その協力を得ることは重要だと考える。

O5-3: 私は賛成。SCP-3566-JPは我々の組織との協力を望んでおり、その力を活用できるならば昇格させるべきだと思う。

O5-4: 賛成だ。SCP-3566-JPは我々に協力する意志を示しており、彼らの能力は我々の目的に合致している。昇格させることで更なる連携が可能になるだろう。

O5-6: 俺も同じ意見だ。SCP-3566-JPは我々にとって貴重な資源であり、昇格によってその活用範囲が広がるだろう。

O5-5: 同意。SCP-3566-JPの能力を最大限に利用するためにも、昇格させるべきだと考える。彼らとの協力は我々の業務に大いに貢献するだろう。

O5-8: 賛成。SCP-3566-JPは我々に協力を申し出ており、その能力を活かすためにも昇格させるべきだと考える。

O5-9: 賛成。SCP-3566-JPの能力は我々の業務に大いに役立つだろう。昇格によってその協力関係を一層強化しよう。

O5-11: 賛成。SCP-3566-JPの能力は我々の業務に非常に有益であり、その協力を得ることは重要だ。

O5-7: 賛成ですね。SCP-3566-JPは我々の目的に合致し、昇格によってより密接な連携が可能になるでしょう。

O5-12: 賛成。SCP-3566-JPは我々に協力する意志を示しており、昇格によってその協力関係をより深めることができる。

O5-13: 同意。SCP-3566-JPの能力は我々の任務において非常に有用であり、昇格させることでより効果的に利用できるだろう。

O5-7: 反対側の方は?

O5-2: 私はまだ反対する。SCP-3566-JPの存在はまだ不安定であり、昇格させるには早計だと思う。安全性を確保するまで待つべきだ。

O5-10: 反対。SCP-3566-JPの能力にはまだ不確定な要素が多く、昇格は危険だと思う。

隆吉博士: この議題について私の意見ですが、SCP-3566-JPは我々にとって貴重な協力者です。彼らの能力を最大限に活用できるようにするためにも、昇格させることが適切だと考えます。彼らの協力は我々の業務の成功に大いに貢献することでしょう。

O5-1: 隆吉博士、ありがとう。では、投票結果を確認しよう。

投票
賛成 反対 欠席 
O5-1
O5-2
O5-3
O5-4
O5-5
O5-6
O5-7
O5-8
O5-9
O5-10
O5-11
O5-12
O5-13

O5-1: 11人が賛成で、2人が反対。SCP-3566-JPのオブジェクトクラスをThaumielに昇格させることが決定された。

O5-3: この昇格に伴い、SCP-3566-JPの協力関係をより強化し、彼らの能力を有効に活用しよう。

O5-6: 同意。SCP-3566-JPとの連携を一層進めて、より効果的に我々の目的を達成しよう。

O5-9: 昇格の決定をSCP-3566-JPに伝え、今後の任務に協力を求めよう。

O5-7: はい、それで決定です。SCP-3566-JPの昇格手続きを進め、彼らの貢献に期待しましょう。

隆吉博士: ありがとうございます。SCP-3566-JPとの連携が更なる成果を生むことを期待しています。

<抜粋終了>

結果: 結果は、10賛成2反対でSCP-3566-JPのオブジェクトクラスがThaumielに昇格することが決定しました。


補遺05: SCP-3566-JPがSCP財団の一員としての参加を決定し、様々な任務に従事することが承認されました。これらの任務は認識災害、反ミーム、視覚災害によるSCPの実験や研究、調査を含んでおり、SCP財団の安全性と情報収集の目的に則っています。全ての任務はα~θで記載されています。

以下が、SCP-3566-JPに与えられた任務の詳細です。









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