SCP-4812



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監督評議会命令
以下のファイルはレベル4/4812に分類されています。
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4812
アイテム番号: 4812
レベル4
収容クラス:
下を参照
副次クラス:
none
撹乱クラス:
ekhi
リスククラス:
danger

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(左から右へ):SCP-4812-Sの収容エリアの入り口(500mチェックポイント)/サイト-80におけるSCP-4812-Eの収容庫/SCP-4812-Kの初期ファイル写真。ソビエトのジェット戦闘機に追跡されている。


指定メモ: SCP-4812-S、-E、-Kの特有の関係から、これら3つの実体はグループとして単一のオブジェクト指定が使用されます。しかしながら、これらは個別のアノマリーと考えられ、ファイル内には個別に記載されます。

分類メモ2018/9: SCP-4812-S、-E、-Kの特有の性質から、各実体は独立した収容クラスが割り当てられてきています。

  • SCP-4812-S: Safe1
  • SCP-4812-E: Euclid2
  • SCP-4812-K: Keter3
  • ███-████-█: 補遺4812.4を参照。

収容メモアップデート: 財団プロココル2513.99に基づき、SCP-4812は収容状態を維持したままプロジェクト・パラゴンに移管されます。その他の収容手順に変更はありません。

特別収容プロトコル:

  • SCP-4812-S: SCP-4812-Sは発見場所で収容されます。SCP-4812-Sの収容場所は3枚の最高保安金庫ドアで封印されます。SCP-4812-Sの収容場所の入口は適切な資格証明のない人物には秘匿されます。どのような状況においても、SCP-4812-Sがわずかでも光に暴露されてはなりません。SCP-4812-Sとの相互作用は、全盲のMTFヴェスタス-12「北星」のメンバーによってのみ行われなくてはなりません。

いかなる状況においても、SCP-4812-SはSCP-4812-EまたはSCP-4812-Kに暴露されてはなりません。

  • SCP-4812-E: SCP-4812-Eはサイト-80の温度調整された保管室に収容されます。SCP-4812-Eの異常な能力のため、収容チャンバーは一定して1,400°Cに保たれなくてはなりません。SCP-4812-Eそのものは溶けた鉄のタンクに収容されます。内部の激しい熱のため、SCP-4812-Eの収容チャンバーのメンテナンスはセルの外側から行わなくてはなりません。ハフニウム-カーバイドの外装を装備した特殊な遠隔操作ドローンがSCP-4812-Eの収容セルの内部のメンテナンスに使用されなくてはなりません。内部温度が50°C低下した場合、収容違反とみなされなくてはなりません。

いかなる状況においても、SCP-4812-EはSCP-4812-SまたはSCP-4812-Kに暴露されてはなりません。

  • SCP-4812-K: SCP-4812-Kは現在未収容です。SCP-4812-Kの場所と性質のため、その存在が暴露されることは考えにくいですが、この実体に関連するあらゆる情報を確実に抑制するための注意を払う必要があります。財団の情報セキュリティー部門はSCP-4812-Kのあらゆる画像、アカウント、記録のウェブトラフィックをモニターしなくてはなりません。さらなる露出を防ぐために、SCP-4812-Kの性質のさらなる研究が必要とされます。

いかなる状況においても、SCP-4812-KはSCP-4812-SまたはSCP-4812-Eに暴露されてはなりません。

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SCP-4812-Sの犠牲者。当該実体が発見された地下洞窟から回収。骨の状態から、この犠牲者は300年以上前に死亡したと考えられる。

説明: SCP-4812は3体の異常実体であるSCP-4812-S、-E、-K、およびそれらを描写している一連の文書(SCP-4812-1)の総称です。

補遺4812.1: SCP-4812-1の内容

SCP-4812-1はオランダ人収集家マルクス・デ・ウィースの所有する異常なアイテムのコレクションから、彼の生前に回収された文書とアーティファクトの総称です。このコレクションは「コニントン・セット」という名前がつけられており7、以下のアイテムが含まれています:

  • 様々な形とサイズの16点のコイン。既知の通貨単位のいずれとも一致しない。
  • パピルスの巻物5点。エジプトに起源を持ち、古代の星図に見える。分析により、これらの星図の余白にメモが書き込まれていたことが判明している。しかしながら、これらのメモは消されており判読不能である。
  • 革で包まれた硬い木材で想定された大型の書籍3点。ドイツ語で書かれており、古代の座標と判明したもので満たされている。1冊は温度変化の形跡がある。これらの本は長い年月をかけて書かれたように見える。
  • 水晶製のレンズにヒビの入った真鍮の小型望遠鏡。欠けたレンズの破片は失われている。望遠鏡を覗き込むと、小さく複雑な機構が内部に見える。しかしながら、過去に損傷を受けたように見え、もはや機能してはいない。
  • 厚手の黄麻布の袋。少なくともさらに3つの連なった黄麻布の袋が入っており、中央には濃いゼラチン状の物体がある。この袋を見た対象は気分が悪くなることが多く、目の裏に灼熱感を感じる。
  • 鉄製のフレームと鉄製のレンズを備えた眼鏡。片方のレンズは損傷している。人間の被験者が装着し、黄麻布の袋を見ると、かすかな光が鉄製のレンズを通して見える。
  • 金と白金からできた薄いサークレット。リング全体に3つの突起があり、2つは基部近くで折れている。3つめには小さなガラス球があり、触ると暖かい。
  • ウィンストン・J・コニントンによって書かれた日誌。SCP-4812の3実体全ての描写と、コニントン自身による個人的な研究が書かれている。
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ベルリンでのマーシャル・カーター&ダークの展覧会の一部として展示されるSCP-4812-1の巻物。

3冊の座標の書かれた書物のうち、2冊めにはイタリア語で書かれた短いセクションがあり、おそらくは他の本とは異なった著者によるものと思われます8。このセクションの最初は名前と日付のリストになっており、一般的な暦で書かれていますが、多くは「Tornold of Yire」という名前の隣に、「1343 [89]」のように、年に別の数字が併記されたものになっています。名前のリストの後には、後に続くより長いセクションを収録するために、著者がメモをリストしていたと思われるセクションが続きます。長いセクションの翻訳は以下になります:

他の物品の多くが概して注意を引かないものであるのに対し、研究者の興味を特に引くものはコニントン博士の日誌です。日誌の文章の大部分は暗号で書かれていますが、ごく一部(残りの文章とは無関係の短いメモなど)はドイツ語で書かれています。

大型の書籍の一つの中に暗号について書かれた節があったため、数点の短い節が翻訳されています。そこに含まれていた文章が以下になります:

補遺4812.2: SCP-4812実体群の収容

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世界オカルト連合の防衛システムに攻撃されるSCP-4812-K。

SCP-4812-Kは1964年から財団に知られています。当時はソビエト連邦北部を横切る合衆国の実験的航空機と考えられていました。チュクチ海上空にてソビエトの戦闘機部隊と交戦した後、SCP-4812-Kは速やかに成層圏高度まで上昇し、視界から完全に消えました。それから間もなくして、実体は高速で戦闘機部隊と再交戦し、即座にそれらを破壊しました。

それ以降、SCP-4812-Kはごく限られた回数しか発見されていません。多くの場合、そのキチン製の外装の光の反射による歪みが観察できるほどの低高度に現れた際になります。特筆すべきこととして、SCP-4812-Kは概ねSCP-4812-S、SCP-4812-Eの収容サイト、更には██████, ███████████の██████ ██████ █████████ ███████ ███████[補遺4812.4を参照]の上空を通過する経路をとるように見えます。この意味は不明です[補遺4812.4を参照]。

Vinuvinex.png

発見直後のSCP-4812-Eの移動経路。

SCP-4812-EはSCP-4812-1の取得後間もなくして発見されました。3冊めの本の一連の座標を調査していた財団の発見チームが、██████-███, ███████近郊の湖の底で温度の異常を発見しました。この地点のさらなる調査が岩盤を破損し、湖の底の小さな裂け目から湖水が吸い込まれる結果をもたらしました。間もなくして、現地の気温が急低下し、SCP-4812-Eが水面に出現しました。SCP-4812-Eは湖底の熱水噴出孔に捕らわれていたことが後に判明しました。

発見チームは即座に現地を脱出し、MTFアーク-11「光を灯せ」が現地に急行し、SCP-4812-Eと交戦しました。SCP-4812-Eが近隣の人口密集地に向けて移動を始めたため、MTFアーク11は進行速度を低下させることを試みましたが、現地に生成される気温の急低下と危険な天候の急変により、距離を取り長距離砲術兵器を使用することを余儀なくされました。

8kmの距離を挟んで数時間の砲撃を続けた後、実体近くに意図的なガス爆発を起こし、即座に続けて溶解したスラッグを遠隔運搬ドローンより投射することによりSCP-4812-Eは収容されました。スラッグに覆われたSCP-4812-Eは移動型電磁炉に移動され、サイト-80の温度管理されたDEEPWELL保管庫に運ばれました。

SCP-4812-Sは財団管理者フレデリック・ウィリアムスのノートに要注意地点として記載されており、財団の前身団体であるオカルト調査団体群の設立時から、少なくとも概要は知られていました。財団の関与以前には、SCP-4812-Sは実体とは全く考えられていませんでした。多くの団体は、洞窟そのものを、入ったものが二度と帰らない危険な洞窟であると考えていました。

補遺4812.3: SCP-4812-Kの敵対活動

2002年6月9日、SCP-4812-Eの発見と収容から3ヶ月後、SCP-4812-Kが予測進路から逸れ、北極海に向かっているのが観察されました。SCP-4812-Kが世界オカルト連合の輸送艦と交戦している現地に財団の航空戦隊が現地に派遣されました。実体はGOC艦の搭載通常兵器に怯む様子を見せず、艦の外装を破ろうと試みていると見受けられました。特筆すべきこととして、特に低高度において、これまでSCP-4812-Kが先制して敵対行動を取ることが観察されたことはありませんでした。

財団の空母群は即座に実体と交戦し、短時間の戦闘で輸送艦から引き剥がすことに成功しました。財団の空母群はGOC艦に援護を申し出ましたが拒否され、艦は北への進路を取り続けました。衛星映像により、当該船舶は北ノルウェーのこれまで未発見の港に入港したことが示されました。

この事案はSCP-4812-EとSCP-4812-Sに関わる他のイベントと同時発生しました。SCP-4812-Kとの交戦中、SCP-4812-Eは収容容器の中で活動を増加させ、実体を安定させるためDEEPWELL収容庫の温度を更に上昇させる未試験の技術の使用を余儀なくしました。同時に、SCP-4812-Sのサイト近くで数回の小規模な地震が発生し、地震計によると洞窟系の大規模な一部が崩落したことが判明しました。

後のサイトの観察で、SCP-4812-Sが最低70m上方に移動したことが判明しました。

補遺4812.4: 暗号化された通信

ノート:以下のデータエントリーはレベル4/4812に分類され制限されています。データファイルへのアクセスには適切なクリアランスが必要です。

補遺4812.5: 内部メモ

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