ODSSの登場人物と組織

1. 財団

1.1. 日本支部理事会

このカノンにおいて理事たちは超人的な背景を持たず、支部の高級官僚の中から実力者が選挙によって任命される。任期は4年とされており、再選に制限はない。しかし慣習上高齢での任命が多くなるため、連続12年までという事実上の定年制度が設けられている。

1.1.1. 一号理事("獅子")

「財団」日本支部の最高意思決定機関である理事会の主宰者。幕僚組織では管理総局を統括する長官を兼ねる。

1人目(~"皇帝陛下の星鳥")

管理部門総合企画局局長だった六十代前半の男。警察庁のキャリア官僚から財団のエージェントとして転身し、出世街道を邁進してきた過去がある。任期8年目で、次の4年も自動的に選出される見込みだった。菓子岡と連座で更迭され、以後は消息不明。

2人目("地獄の門"~)

空席のため、サマルカンド・クラブから後任者の候補リストを送るよう理事会へ通達が来た。

1.1.2. 二号理事("升")

倫理委員会議長。現任者は四十代でO5評議会から指名されたRAISA出身の男。七号理事と結託して獅子(1人目)を更迭し、現在は理事会首班代行を務める。他の理事との接触をほとんど断っており、日本語がネイティブレベルということしか知られていない。このため、理事会では孤立している。

1.1.3. 三号理事("千鳥")

幕僚組織では製造総局と物流総局を統括する長官を兼ねる。支部全体のロジスティクスの責任者。管轄する日本は島国のためとくに支部間連携がとりづらく、O5司令部からの独立性が高い。現任者は五十代後半の女性。獅子(1人目)とは折り合いが悪く、製造・物流総局の予算獲得における対立から来期の続投は絶望視されていた。

1.1.4. 四号理事("稲妻")

  • 諜報総局長官・兼・渉外総局長官
  • 六十代前半の男。前任の獅子とは同期で、個人的な付き合いがあった
  • 前職は渉外部門情報統制部長

1.1.5. 五号理事("鳳林")

  • 科学総局長官・兼・医療総局長官・兼・工学技術総局長官
  • 七十代の男性。理事会では最年長で、前々任の獅子の頃から理事を務めている
  • 医師。元・医療部門記憶処理部長

1.1.6. 六号理事("若山")

  • 保安総局長官・兼・機動部隊管理隊司令官
  • 五十ちょうどぐらいの女性
  • 元幹部自衛官。前職は保安部門防災局長

1.1.7. 七号理事("鵺")

  • 内部保安総局長官
  • O5司令部から派遣されてきた国籍・年齢不詳の男性。日本語が堪能

1.2. 政治局

1.3. 内部保安総局

2. 世界オカルト連合

3. 日本国

4. 日本超常組織平和友好条約機構

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