SCP-XXX-JP - 第一聖杯: SLOTH
SCP-XXX-JPはサンジェルマン鋼1とルビーで構成される、杯状の神具です。SCP-XXX-JPはかつてGoI-484E ("聖ショパン再誕のための音術師協会") により開発され、「聖ショパンの第一聖杯」として儀式に使用されていました。
SCP-XXX-JPの利用目的は──その素材から推測される通り──特定神格#0012との相互交流です。SCP-XXX-JPに直接的に接触した被験者は、特定神格#001との間に強固な精神リンクが確立されることになります。これは被験者がショパニズム、あるいは特定神格#001を信仰しているかどうかを問わずに発生します。
リンクが確立された被験者は、以下一連の症状を経ていきます。
神学収容研究サイト-198宣言: プロジェクト・ガウェイン
1998年、我々は──当時としては──前代未聞の災厄に遭遇した。ショパン・カルトのある特殊な分派が召喚した実体により、
戦術神学部門長 ベンジャミン・コンドラキ
サイト-198管理官 ヤドヴィガ・ヴィシンスキ
ポーランド支部理事会代表 “O”
- 発見記録
- 回収された手紙
- Nobodyの関与
- 最後にTale
終わらせよう。全てを。
聖ショパンの七つの聖杯
- 強欲/GREED: 最後の聖杯。究極の完成形にして失敗作。対価/恩寵の関係性を歪め、他者から一歩的に巻き上げた対価で自分に莫大な神の恩寵を齎す。死と破壊のEVEエネルギーを回収する。米国の新興エネルギー企業“パーシヴァル”が所持し、エネルギー源として運用していた。様々な災厄の遠因、通称災厄発生装置。最終的にこれのせいで信仰満腹になった神が再び顕現し、ニューヨークで決戦へ。
- 傲慢/PRIDE: 聖杯兵器。ターゲットに神罰を下す。香港三合会の下に渡っていたが、それを手に入れたい中国19局が攻め込んで大規模戦闘に発展。
- 嫉妬/ENVY: ロシアのピアニストが所持。真っ当にショパンっぽいのこれぐらいしかない。
- 憤怒/WRATH
- 色欲/LUST: 地中海に沈んでいる。性行為から産まれる莫大なEVEエネルギーを回収し、恩寵を返す。MC&Dの船が航行中に沈んだ結果、地中海の海底に存在。恩寵の結果として、異形化&ショパン顔化した海洋動物が大量繁殖した海域が発生している。ショパン顔のクジラが沿岸に打ち上げられ、財団がそれを調査する中で発見された。
- 暴食/GLUTTONY: 何か知らんけど闇寿司のところにあった。
- 怠惰/SLOTH: 第一作。あまり出来は良くない。
シーズン2090: 夜明けのオーケストラ
- 第一聖杯: SLOTH
- 「財団は全てを収容し、人類は全てを踏破する」
- スピリット・デイ
- 「このシカゴ・セレネイドが世界を調律しよう。美しいものが美しく生きる世界さえ在ればいいのだ。あらゆる汚物は地の底で圧壊せよ」
- 第二聖杯: WRATH
- 「……ようやく出来上がったスピリットの均衡を崩すのか? どれだけ酷い抗争が再来すると思ってんだ」「やらなきゃもっと酷い結果を見るだけよ」
- 天才狙い
- 「これは“非異常”事件だ。人間が人間を武器で殺したんだ。分かったら去れよ、ファウンディ」「いいや、こいつは異常だよ」
- 「たのんだぜ、探偵さん?」
- 第三聖杯: ENVY
- Everybody: “人類の総意”。完成形のタイムラインの目的の1つが、ショパン神の完全撃破。
- Nobody: 女性。かつては小説家だった。今は何者でもない。
- ベンジャミン・コンドラキ:
ページリビジョン: 9, 最終更新: 07 Jul 2022 14:27