Item #: SCP-2210-JP | Level 3/2210-JP |
Object Class: Conscientia | Classified |

図 1.1SCP-2210-JP上に存在しているSCP-2210-JP-A(左上部)。
分類委員会覚書: Conscientiaクラスのアノマリーは物理的に収容不可能であり、一般公衆がこれを非異常であると信じるように誘導する必要があると定義されています。
特別収容プロトコル: SCP-2210-JPを監視するために、バミューダ諸島の臨海面に前哨基地-Ⅲが建造されています。前哨基地-Ⅲに勤務するすべての職員は心理抵抗値テストにて一定以上のスコアを収めている人員に限定されます。SCP-2210-JPより発生した異常は機動部隊アトレッド-1("海の主")によって必要に応じて収容が行われます。
SCP-2210-JPの存在は一般にはメタンハイドレートによる影響等の非異常なものであると公開されます。SCP-2210-JP内に進入しようと試みるあるゆる存在は機動部隊アトレッド-1によって捕縛され、記憶処理を施したうえで地元警察に引き渡します。
将来的なハイトン計画の実行のため、SCP-2210-JP-Bと定期的な通信を行います。SCP-2210-JP-Bには月一度、財団製の無人ドローンを用いて食料及び生理用品等の生活必需品を提供します。SCP-2210-JP-Bに異常が
確認された場合、前哨基地-Ⅲの管制室に連絡を行ってください。
説明: SCP-2210-JPはフロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域 — 通称"バミューダトライアングル"として知られる — です。
SCP-2210-JPは明確な異常性をいないものと判断されています。現在SCP-2210-JPが異常として定義されているのには以下の要因が挙げられます。
- SCP-2210-JP内部に存在している複数の異常存在
- クラスA、クラスD霊体の頻繁な出現
- 認知機能の著しい低下1
- 内部に存在する船舶に発生する異常現象
該当要因となる異常はSCP-2210-JP-Aと包括的に定義されています。これらはSCP-2210-JPの中心部に向かうほど強力かつ頻繁に発生するようになります。このことから、SCP-2210-JP内部には何らかの潜在的な異常が存在しているとして調査が行われています。
SCP-2210-JP-Aの有する異常性質は個体ごとに異なっており、一貫性等は確認されていません。また、SCP-2210-JP-Aの起源につい