Tactical Theology Hub

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戦術神学部門 ("The Department of Tactical Theology"、略称は "DoTT"。しばしば "戦術神学局" / "The Office of Tactical Theology" とも) は、宗教的アノマリーの戦略的取扱い、収容、利用を専門とするSCP財団の内部組織です。1951年に設立された同部門は、神性についての研究成果を活用し、ヴェールに対する宗教的な、あるいは信仰に基づく脅威を特定し、それらと闘うことを目的としています。

DoTT-White.png

戦術神学部門の徽章。

戦術神学部門は、それぞれが異なる専門分野を扱う複数の副部門に分かれています。これらの副部門は通常、各々の副部門長に率いられ、特定の宗教勢力に関連するアノマリーや、より包括的な神学的トピックを扱うことに重点を置いています。新たな神学的研究・開発の進展に伴って、副部門は新設、合併、分割あるいは解散する場合があります。

戦術神学部門と旧来の神学部門との差異は、主にその目的です。神学部門は宗教と神性を知る上での研究と歴史的側面を扱い、戦術神学部門はその成果を収容活動に応用します。こうして、二部門の間で人員や分野には重複があるものの、責任の大部分は両者に均等に分担されています。

戦術神学部門の現在の本部施設は、オンタリオ州オタワにある遺物エリア-27です。同部門はまた、複数の前哨基地、試験場、観測施設を持ち、更には中東にもエリアを所有しています。約550名の職員が所属しており、その多くが遺物エリア-27に勤務しています。

戦術神学という分野

異常存在に関する文脈において、戦術神学という語句は、神聖なるものとの相互作用を広く指す用語です。大抵は軍事戦略の文脈で用いられますが、それ以外の文脈、例えばオカルト儀式や悪魔との契約などでも使用されることがあります。"戦術" 的な神学とそうではない神学を、何を以て区分するのかは議論が分かれるところですが、一般的なコンセンサスとして、戦術神学という分野は、具体的かつ科学的な方法で神性を扱うことに関するほとんど全ての事柄を含みます。

SCP財団は、戦術神学の分野に関わる組織の中で最も強力な存在ではありますが、決して唯一の存在ではありません。他の複数の要注意団体 (特に境界線イニシアチブ) もまた戦術神学に関与しており、財団と同様に、広範な信仰の研究と兵器化に携わっています。境界線イニシアチブはこの観点で、非常に注目すべき存在です。アブラハムの宗教に関連するアノマリーを大量に所有していることに加え、他の宗教系GoIに対して強い敵意を示していることがその理由です。

SCP財団と他のGoIとの間の大きな違いの一つは、財団がアキヴァ場 (後述) に関する情報をほとんど独占的に有していることです。これによって、財団は他の組織と比べ、より体系的かつ正確な方法で神学を利用することができます。

アキヴァ放射

現代の戦術神学における最も重要な発見が、アキヴァ放射 (Akiva radiation) の実測です。アキヴァ放射とは (それを指すには不適切な命名ですが) 信仰/信念と現実との相互作用を引き起こす要因である、異常な力場です。アキヴァ場 (Akiva field) は、それ自体が独自の粒子を有さないものの、ヒュームやEVEのような異常粒子と相互作用を持つことが知られています。より正確に言うと、力場の様々な因子 (ある領域におけるベクトルの大きさなど) が前述の異常粒子に影響を与え、その結果、アキヴァ場が変化して現実を変容させるのです。

アキヴァ放射は宗教的アノマリーに対処する際にしばしば参照されます。これは、崇拝者らによる集団的な信仰が、一貫してアキヴァ場に測定可能な変化をもたらすためです。アキヴァ放射に基づくアノマリーの収容を容易にするため、これまでに様々な装置が開発されてきました。その中には、 成功を収めたものも、そうでないものもあります。しかし、強力なアーティファクトや同質の信仰流を利用せずに力場の変化を発生させることが可能かという問題 (いわゆる "生成問題") は、依然として、確実性の高い収容装置を開発する上での大きな課題です。

アキヴァ放射に関するほとんどの情報は、厳重な機密として扱われています。戦術神学部門は、アキヴァ場とその効果に関連する情報を、他の財団内部部門からでさえ詮索されないようにする支配的権限を有します。これほどの極度な秘密主義の目的は不明瞭ですが、同部門がある特定の情報を秘匿するために多岐に渡る手段を利用していることは知られており  必要であれば、虚偽情報を流布することさえあるでしょう。


Ne redeant ad abyssum.

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