SCP-XXXX-JP - 哀しきロボット

いじめを解決するために上位存在(より文明の進んだ異星人等々)に作られたアンドロイドだが、上位存在は現実世界の理解が甘い上に、想定以上にいじめの解決は困難に満ちており、いじめを解決するどころかトンチンカンなことばかり繰り返す悲しき仲裁ロボと化している(そのヌケた行動をコミカルに描写しつつ、最後あたりで哀愁をかもす)

アイテム番号: SCP-2648-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-2648-JPは現在無力化されています。SCP-2648-JPはサイト-81UIの無力化存在収容ロッカー内に収容されます。

説明: SCP-2648-JPは平均的な10代前半の男児の外見を有する人型存在です。SCP-2648-JPの身体能力及び単純な知能は中学校修了レベルと同等であることが収容後に実施された体力テスト及び知能検査の結果より判明しています。

SCP-2648-JPの異常性は、その体内構造及び器官によるものです。SCP-2648-JPの体内構造である脳及び肺、心臓のおよそ50%は未知の元素を含む合金製の機械に置換されています。これについて調査を行った結果、脳には低スペックの人工知能及び比較的精度の低い嘘発見器と同様の機構、心臓部には圧縮ポンプと推測される機構、肺には有毒ガスを濾過すると推測される機構が搭載されていることが判明しています。なぜこのような機構が搭載されているのかについては判明していません。補遺2参照

SCP-2648-JPは2017/12/07に、SCP-1525-JPの調査の過程で財団エージェントが██市立██中学校内を訪れた際に初めて存在が確認されました。発見当初は非異常性の生徒であると判断されていましたが、その後の2018/02/03に██市立██中学校にて発生した火災の際にSCP-2648-JPが致死量を超過している量の有毒ガスを吸引したにも関わらず異変が生じなかったことに違和感を覚えた財団エージェントが近隣サイトに報告し、その後近隣サイトで「健康診断」を名目に行われたSCP-2648-JPの精密検査の結果異常性が発覚し収容されました。

補遺1: 2018/02/12にSCP-2648-JPに対してインタビュー記録が行われました。以下はインタビュー記録の抜粋です。

インタビュー記録 2648-JP.1


インタビュアー: 双雨博士

対象: SCP-2648-JP


[記録開始]


双雨博士: ではSCP-2648-JP、あなたは自身が他の人と違うことに気付いていますか?

SCP-2648-JP:

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