雑多なスペース

#リプに来たテーマで700字書くのテーマ置き場

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機械

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必須条件

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体温

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五月雨

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蕎麦

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アナフィラキシーショックで家族を失った。

原因は叔母である。

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「蕎麦アレルギーですね」

医師からそう告げられていたのに。あの叔母は息子に無理くり蕎麦を食わせたのだ。

昔から何かとこっちに顔を出しては押し付けるような、そんな奴だった。晩御飯に謎の山菜やキノコを使った何かを持って来たり、息子の誕生日の日に祭りに無理やり参加させたり。とにかく許せなかった。

だから、殺した。

背中に刺さった包丁、床に広がる赤。あたりをツンとした匂いが包む。

叔母の最期の表情は、被害者のそれだった。

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被害者面しやがって。怒りを抑え、家をあとにし、警察に向かうのだった。

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鉄板

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晴れ

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歩道橋

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乱闘

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「――！」

背後からただならぬ殺気を感じて振り返る。後ろにはひょっとこの面をつけたガタイのいい男が5人。あいにく、手持ちの得物はサバイバルナイフが一本しかない。

「██さんですね？」
「ああ、そうだが――君たちは？」
「答える義理はない」

名前を確認するや否や、刀を握り襲い掛かってくる。名前を聞いたら答えるのが義理だろうが、と心の中で悪態を吐く。刹那、右から一撃。速い。恐らく手練れだろう。何が目的か分からないが、みすみすやられるわけにはいかない。攻撃を躱し、喉にナイフを捩じり込む。血が滴り、一人はその場に倒れ込んだ。

「てめぇ！」

次は4人がかりで殺しにかかってくる。右、左、後ろ。うむ、十分に連携の効いた斬撃だ。こいつら――やはりグループを組んで殺しに来てる。それぞれの攻撃の隙を見極め、前の男の鳩尾に拳を連続で叩き込む。倒れかけた男ごと飛んでくる刀身。

刀をナイフの刃で受け流す。直後、がら空きの股下を左脚で勢いよく蹴り上げる。膝から崩れ落ちた男のうなじにナイフを突き刺し、反撃させないうちにぶっ殺す。

「いい刀じゃあねえか」

先ほど殺した男から刀を拝借する。刀身に月光が反射し、刀をどす黒く染め上げる。相手にも焦りが見えるのか、先刻までのキレのいい斬撃や連携は見られない。大ぶりの一撃を一歩下がって躱し、カウンターで首を叩き切る。刀の刃は鮮やかな赤に染められ、異様な雰囲気を醸していた。

最後の一人――は刀を捨て、銃を握っていた。流石に遠巻きから銃を撃たれたら流石の俺でも敵わない。

だから発砲させる暇を与えずに一気に距離を詰めて首を獲る。

――チャンスは一度。

3、2、1のカウントの後、一撃で仕留める。

3

俺の思考に曇はない。

2

刀を握る手に力が入る。

1

絶対に殺すというフレーズが頭の中でこだまする。

0

男が発砲する。銃弾は空を裂き、俺はそれを躱しながら男目がけて全速力で走る。

連続で発砲するものの、亜音速に達している俺にそれが届くことはない。

刀を抜き、男の首――頸動脈の辺りを刃がかすめる。

次の瞬間、男は首から血を噴射してその場にぶっ倒れるのだった。