タイム・アフター・タイム・パスワード ハブ
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2009年から2020年にかけて財団職員たちが演じてみせた幾幕かの悲喜劇は、SCP-5109の価値と危険性を明らかにした。この “ワンタイムパスワード” は、実に単純なアノマリーである一方で、実に複雑な因果の中心にあり続けた。それは1つの現実ごとに1つの精神の内にしか存在できない、41字の文字列だ。君がそれを知っていれば、忘れることはできない。君がそれを誰かに言ってしまえば、即座に忘れてしまう。そして、その誰かが次の所有者になる。

初めのうちは、単なるパスワードとして使われていた。それが最後には、認知症対策から、研究成果の詐取、泥棒の逮捕、爆弾の起爆コードにまで使われるようになった。爆弾を仕掛けたのがカオス・インサージェンシーだったせいでO5評議会が介入し、パスワードは使用禁止となっていた。

今日、この日までは。



ダニイル・ソコルスキーの計画とは、世界中の財団サイトで7つの要注意団体による7つの陰謀を吹っ飛ばすことだ。イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、アメリカ、韓国、そして日本で、7人の裏切り者が、7人の使者の到着を待っている。最高の計画が勝利しますように。



2021/11/30 完結!


プロローグ:

Character Development

ダニイル・ソコルスキー博士は、野望と陰謀とを胸に秘めている。彼の野望とはSCP-5109をもう一度使い、己が如何に天才かを皆に見せつけることだ。彼の陰謀とはそれ以外全ての陰謀を失敗させることだ。


Georgian Gothic

ウド・オコリー博士は異常廃棄物の専門家だ。イングランド、ヨークシャー地方に位置するサイト-91は、異常学者にとっての楽園だ。だが、ここの図書館に注目しているのは彼女だけではない。蛇の手は遠くまで届く。


Who Framed Ralph Roget?

暫定管理官ラルフ・ロジェが財団を裏切ったとして告発され、彼の祖母シャーリー・ガレスピーはその冤罪を晴らすべく、サイト-43から思いがけない二人組を呼び寄せる。サイト-77の地下には一体何が?


The Moloch Mentality

デルフィナ・イバニェスの身長は5フィートしかないが、そのタフさは折り紙つきだ。しかし、良心的なグラフィティ・アーティストさえ精神衰弱してしまう施設、サイト-36の謎を解くには、精神的な鍛錬も必要になるだろう。


Meanwhile, in Australia

オーストラリアは暑く、リリアン・リリハンメル博士は不機嫌だ。カオス・インサージェンシーのスパイによって長い間荒らされてきたサイト-45を救い、スパイの正体を暴くのに、彼女は果たして適任だろうか?


Not My Sloths, Not My Pit

ウィリアム・ウェトル博士という語は専門用語でいうところの「愚者」という意味だ。彼はウィスコンシン州スロース・ピットのS&Cプラスチックまでやって来たが、この地の物語力は愚か者の存在を許さない。この狂気の中に、筋道は存在するのか?


If You Don't Know the Words

サイト-87は何かが起ころうとしている。それは新たな伝説級ハッカー二人組による攻撃かもしれないし、ウェトル博士の突然の人間的成長かもしれない。いずれか、起きそうにない方が起こるだろう。


The Green Machine

ハロルド・ブランク博士は韓国について何も知らない。彼は学ぶ必要がある。それも急いで。サイト-13Kと環境テロ組織との取引を仲介するためだ。決して自分の目を過信してはならない。


Ready or Not...

日本のサイト-79周辺に広がるネクサスは、夢とゲームの論理に沿って景観を変容させる。アラン・マッキンス管理官は、ゲームに親しんでおくべきだった。今、彼はその内側にいるのだから。しかし、彼は孤独ではない。


...Here I Come

サイト-79の保安主任である黒木八郎は、ネクサス-58での1週間を、目立たず潜伏することによって生き延びた。しかし、彼とマッキンス管理官がゲームの勝利を目指すのなら、ド派手なプレイが必要だ。


Spread the Word

ニュン・ゴ博士は人間を知っている。それこそが彼女の仕事の全てだ。サイト-55の職員は要注意団体を知っているが、ニュン・ゴ博士が何をするのかは知らない。彼らはそれを知ることになる。


Whack-a-Mole

プレースホルダー・マクドクトラート博士とダニエル・アシュワース博士は、サイト-120でゆっくりと狂気に陥っている。彼らはサイト-43からの訪問者を迎えようとしており、彼らは増殖する狂気の中に陥っていく。


Lost in the Translation

エイリーン・ヴェイクサールは、11年間に渡ってSCP-5109の守り人を務めていたが、今ではそれがどうなっているのかさえ全く分からない。サイト-34に運ばれたとき、彼女は自分がどこにいるのかさえ分からなかった。


Passing Sentence

サイト-43保安・収容セクション主任、ロジャー・ペンサクは、このカーニバルの広まりをただ傍観するばかりだった。しかし今、大きなショーに参加する番がやってきた。彼の準備は万端だ。


Over/

フィルとアメリア(そしてダグ)の休暇は、突如終わりを告げる。何かの用事で家に呼び戻されたのだ。すると、そこにはヘリコプターが待っていて、彼らはとんでもない飛行体験をすることになる。


/Under

サイト-54は崩壊しつつあり、フィルとアメリアは……何を一体どうすればいい? 頼りにできるのは、お互いとパスワード1つ、おまけにミラーモンスター1体だけ。立ち塞がる障害は、別のパスワードと別のモンスターだ。


Out of Character

ソコルスキーと特殊部隊は事態を打開できず、サイト-43には裏切り者が潜んでいる。そいつは全てのパスワードと完璧な計画を持っていて─── その上、幸運なことに、対処すべき相手は愚か者だけだ。


Pass It On

サイト-43が財団史上最悪の災害に見舞われるのを防ぐには、みんなの努力が必要だ。みんなとは誰かって? 著名な職員全員と、そうでない職員数名のことだ。


エピローグ:

Many Last Words

世界中、26のサイトにて。



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