ウィキソースに無くてダルいしどっかの教会が上げてくれてたのもいつのまにか無くなっちゃったから自前で書き起こす
異体字とふりがなは後で反映する
{{ ^^ ^^}}だとズレるのでふりがなは[[span class="ruby"]] [[span class="rt"]] [[/span]][[/span]]でつける
聖神の擬半濁点は後でつける
地名には二重傍線、それ以外の固有名詞には傍線
スマホだとぶっ壊れる
出典: 以下の『神學者聖󠄁イオアンの默示錄』
- 日本正教会 訳『我主イイススハリストスの新約』,ハリストス正教会聖書出版事務所,明35.7. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/825724 (参照 2023-02-26)
著者: 日本正教会 訳
出版年: 1902年
ライセンス: 保護期間満了 / パブリック・ドメイン
- この作品は1928年1月1日より前に発行され、かつ著作者の没後 (団体著作物にあっては公表後又は創作後) 100年以上経過しているため、全ての国や地域でパブリックドメインの状態にある。
第 一 章
一イイスス ハリストスの黙もく示し、即神が速に成る可き事を其諸僕に示さん為に、彼に與へし者なり、彼は其天使を以て之を遣して、其僕イオアンに示せり。二イオアンは神の言と、イイスス ハリストスの證と、其の凡そ見し所の事とを以て、證を作せり。三此の預言の言を読み、叉之を聞きて、此の中に録されし事を守る者は福なり、蓋時は近し。四イオアン書してアシヤ1に在る七教会に達す。願はくは恩寵と平安とは、今在り、先に在りし、後に在らんとする者、及び彼の宝座の前に在る七神2、五及び忠信なる證者、死の中より首生せし者、地上の諸王の君たるイイスス ハリストスより、爾等に賜らんことを。願はくは彼、即我等を愛し、其血を以て我等を我が諸罪より洗ひ、六我等を王と為し、神其父の前に司祭と為しゝ者に、光栄と権能とは無窮の世に帰せん。「アミン」。七観よ、彼は雲に乗りて来る、悉くの目は彼を見ん、彼を刺しゝ者も亦然り、且地の萬族は彼の前に哭かん。誠なる哉、「アミン」。八主曰く、我は「アリファ」及び「ヲメガ」、始及び終なり。今在り、先に在りし、後に在らんとする者なり、全能者なり。九我イオアン、爾等の兄弟、及びイイスス ハリストスに於ける患難と国と忍耐とは共に與る者は、神の言及びイイスス ハリストスの證の為に、パトモスと名づくる嶋に居りたり。一〇主の日に、我神に在りて、我が後に箛の如き大なる聲を聞けり、云く、我は「アリファ」及び「ヲメガ」、第一の者及び末の者なり、一一爾の見る所を書に筆して、アシヤに在る諸教会、即エフェス、スミルナ、ペルガム、フィアティラ、サルディス、フィラデルフィヤ及びラヲディキヤに送れ。