メタファウンデーションって何だ?

プロジェクト概要

関連カノン/シリーズ/設定

重要要素

  • 時間異常部門
  • ORACLE COLLECTIVE
  • 1981年多財団連盟協定
  • 物語エネルギー

時間異常部門/RCT-Δt

オラクル・コレクティブ

O5-9 ("オラクル") の多世界同位体たちからなる集団。

プレースホルダ・マクドクトラート博士

サイト-15 IT部門長 → サイト-15管理官 → 空想科学部門長というキャリアを辿っている博士。TL-001-PRIMEでは後に空想科学部門下に原型課を設立し、“アーキティピカルズ”シリーズへ繋がっていく。極めて有能で、難解な言葉遣いを用いがち。主にOG43カノンや訓戒関係で登場する。

かつてはネイサン・ヴァリスという名前だったのだが、研究中にSCP-INTEGER ("LOGICIAN"、妖精の森の神。現実や情報に干渉することができる) と遭遇、“命名”してしまった結果、SCP-4000の効果でアイデンティティの一部を受け継ぐ。だが罰として彼のアイデンティティは無茶苦茶なかたちに“抽象化”され、プレースホルダ・マクドクトラートという珍妙な名前に変わってしまった。その後、SCP-INTEGERは自身の報告書にも干渉し、片っ端から抽象化をかけた。

実は多数の並行タイムラインでも、彼の同位体たちが同様にLOGICIANにより抽象化されていた。カノンや作品ごとに彼の名前表記が微妙に異なっているのは、それらごとにズレたタイムラインであることの示唆である。更にその際、彼の持ち物であったルービックキューブ (SCP-6416) も影響を受け、全宇宙で常に同一の状態を保つようになる。

ルービックキューブを組み替えるとそれに合わせて各TLが改変されることを利用し、マクドクトラートたちはルービックキューブを組み替える → 自分たちがそう組み替えるのが最も自然なかたちであるので、そうなるように世界が改変される → それによりマクドクトラート博士の存在が保証される、という流れを通して自己保存に利用していた。

SCP-6416を通してLOGICIANは多世界規模で干渉し、マクドクトラート博士の存続と活躍を強要する (彼は最終的にO5-6となる)。仮にマクドクトラート博士がSCP-6416関係/自分の運命から離れようとした場合、それは理想的な物語ではないとして、そのTLごと抹消してしまう。

なお、この多世界プレースホルダたちのうち、TL-5243-X出身のプレースホルダ博士が訓戒関係の黒幕である。

TL-001-PRIME (OG43) からタイムパラドックスの結果分派したタイムライン (SCP-5956に登場)、TL-5956-Xのプレースホルダ博士はパラドックス脱出エンジン (Paradox Exodus Engine, PXE) という世界間移動装置を建造し、深淵目録のタイムライン (TL-4755) へ移動する。彼はその後、更に別のタイムライン (TL-1991/184) へ移動してSCP-6269の作成に干渉し、TL-4755の自分を除外して成り変わろうと試みる。しかし、この際の干渉で世界が分岐してTL-4755-A (AU-6820) が誕生し、こちらのプレースホルダ博士が抽出され、パラドックス・プレースホルダがTL-4755-Aの自分に成り変わる。その後、彼はTL-4755-AでPH-GOSを開発、プロジェクト・アンチキルに関わりSCP-6820を建造するが、その結果タイムラインの崩壊を招いてしまう。

この事態を把握したメタファウンデーションは調査結果を過去のTLに送付、その結果としてプロジェクト・アンチキルが実行されなかった分派タイムライン、TL-4755-Bが誕生する。TL-4755-Aの崩壊を逃れたパラドックス・プレースホルダはTL-4755-Bに舞い戻り、過去の自分と融合したうえで訓戒エピソード2以降の重要人物として関わっていくこととなる。

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